皆様GWいかがお過ごしでしょうか。休日は極端にアクセスが減るこのブログだが、アフィリエイトのためにせっせと更新してみる(やらしいな)。オープンフェイスのローマンディスプレイ。Caslon 風オールドスタイルローマンの王道といった感じで、エレガントでありながら威風堂々としている。本文用の Adoriane Text のファミリーなので、組み合わせて使うといいだろう。ただいま30%オフセール中。
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かわいらしいアップライトブラッシュスクリプト。ややコンデンス気味だがx-ハイトがかなり大きく、可読性は良好。Regular と Bold、2ウェイトあって一応イタリックもあるが、ほとんど傾いてない(なぜ作った…)。同じ作者による Mishka とあんまり変わらないが(笑)、それよりはラインがスムーズでオルタネートも多いとの事。
図太いモダンローマンディスプレイ。多分にカリグラフィーのテイストが組み込まれており、セリフがカーブのしなやかなティアドロップになっている部分が多い。ハデなスワッシュも付いたオルタネートも多数ある。ウェイトに 12、36、72 とあるが、これは太い部分ではなくヘアラインの太さで、しかも数字が大きい方が細い。この数字は多分文字のサイズで、それぞれのポイント数ぐらいの大きさで適した細さになるという事だと思う。サンプルイメージのように彫刻風のテイストを持つ Engraved がある他、短い単語にオーナメントが付いた Words とオーナメントがあり。
オーナメントが大変豊富なディスプレイスラブセリフ。手書き感のある拙い感じのするスラブセリフで、E や M などにアール・ヌーヴォー調のスタイルが見られる。それもそのはず、元の書体は1912年にデザインされたものだそうである。スモールキャップの他、ぐにゃぐにゃのスワッシュオルタネートがある。ウェイトは1つでイタリックもないが、その代わりに充実しているのがオーナメント。イニシャルやボーダー、アイコンなどがあるが、それらが独特なテイストで、何となく東南アジアかポリネシア風味があって非常に個性的でおもしろい。ちょっと使いこなすのが難しいと思うが、筆者は結構好き。
コリッとした印象のあるヒューマニストサンセリフ。ステムに抑揚はないものの、全体的なプロポーションにヴェネチアンのテイストが取り入れられており、なかなかエレガントに仕上がっている。イタリックはややカリグラフィック。ウェイトはレギュラーの他はアップライトにボールドがあるだけだが字種は豊富で、スモールキャップスはあるしリガチャーも多い。K、R、Q にはテールの伸びたオルタネートも。レギュラーのアップライトには字種の少ない無料版もあり。ただいま50%オフセール中。
ストロークに抑揚のないモノラインスクリプト。「糸」の名前の通り、かなり細身。このブログで何度も登場している南米のスクリプトの名手の作で、そのストロークの優雅さはさすがと思わせる。ただ同氏の他の作に比べ、オルタネートは多くない。ループ部分が塗りつぶされた Hole というバージョンもあり。た~てのいと~は~あ~なた~♪
昨日紹介した本の著者デザインのクラシカルなローマン。アセンダーが長く、縦のステムは中央部がくびれており、伸びやかな印象のある書体。ストロークが交わる部分に、にじみ防止のためにインクトラップと呼ばれる「欠け」がある。小さいと判らないので、判りやすく見えるサイズのサンプルを選択しておいた。通常のイタリックの他、もっと手書き感を強めた Script バージョンがある。アップライトには Bold ウェイトもあり。オーナメントもあるが別ファイルになっておらず、書体の中に別グリフとして入っている。
エレガントな雰囲気を持つセミセリフ。ややコンデンスだが、x-ハイトは大きめで読みやすい。ステムには適度にコントラストがあり、セリフがちょろっと付いている。Rotis Semi Serif と Apple Garamond に影響されたとある。あったなぁ、昔アップルが使用していたコンデンスな Garamond。懐かしい。イタリックはないが「すべてのヨーロッパ語をフォロー」とうたっており、東欧の記号類の他、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。10ウェイト。
4年目の3.11。墓前(grave)に捧げる花を。
この日は毎年、New York Timesの254枚のスライドを見返す。3.11から16日間の現地の写真。かなりショッキングな写真もあるのであまりお勧めはしないが、毎年これを見ながら、「まだ何もしてないなぁ」と無力な自分を見つめ続ける。ただいつか役に立ってやろうと心に誓っている。その誓いを新たにする日。黙祷。
ハレーションを起こしたような錯覚をしてしまうディスプレイローマン。元は Didone なモダンローマンだと思うが、かすみがちなヘアラインを潔くすっ飛ばして消してしまっている。なんかちょっと目がチカチカしてしまって見づらいが、モードファッション誌などにうまく使えばカッコイイと思う。イタリックと2スタイル。