Monotype

Tag: #handwriting

Poem Script Pro

Poem Script Pro

ヘアラインの繊細なカッパープレート。久々にこう、何というか正統派なカッパープレートを紹介する。i とかをよく見ると判るが、一方が針のように鋭くなっていくスタイルで書かれており、こういうのを「Italian イタリアン」と呼ぶらしい。スペンサリアン Spencerian ともまた違うので、この微妙な違いが解るようになったらツウかもしんない。かなりデコラティブなオルタネートが豊富で、非常に華やかな雰囲気がある。…年末に紹介すべきだったかも(笑)。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

P22 Marcel

P22 Marcel

フレンチ風味のあるスクリプト。フランス人の Marcel Heuzé という人の筆致からデザインを起こしたものだそう。能書家だったんだろうか…だろうな。じゃないとこんな字は書けまい。第2次大戦中、ドイツから家族に宛てて書いた書簡などを参考にした模様。オーナメントやオールキャップスのローマンなどがファミリーにある他、書簡らしく消印のアイコンがたくさんある。8月はね、やっぱり戦争関連のなんか色々出てきますやね。うん。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher
P22

Escritura

Escritura

カリグラフィーペンで手書きで書いたようなローマン。…て言っていいのか分からないけど、ともかく字形はローマン。全体的に手書きのブレが残っており、ディスプレイかと思いきや字種はスモールキャップスやアクセントがかなり豊富で、本気の本文用仕様である。ノーマルと Display の2種があり、それぞれに5ウェイトある。イタリックにはカリグラフィーらしく、ちょっとしたスワッシュもあり。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Centeria Script

Centeria Script

アップライトのかわいらしいカッパープレートスクリプト。全体的にカウンターが広めで、スワッシュ等もあまり本体の字から離れず、丸くまとわりついていて、全体的にコロコロした印象。オルタネートも割と豊富だが、異体字としてではなくファイルが分かれている。あと Slanted という傾いたバージョンがあるが、これ見たところどうも機械的に傾けただけのような印象。ココら辺がちと残念。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Vatican

Vatican

ローマンと言っていいのかスクリプトと呼ぶべきか迷う書体。大文字だけ見ればローマンのイタリック、小文字だけ見ればカリグラフィックイタリックという感じで、双方のコンバイン的な、なかなかおもしろい書体である。残念ながらスワッシュオルタネートやオーナメント類はなく、「ヴァチカン」の名の通り、いたって生真面目。サンプルイメージは聖ペテロの3つの鍵の話で、これはイエスから渡されたものだそう。ちなみに聖職者の紋章はチャージ(盾の中の図柄)に鍵を用いたものが多い。多分これに倣ってるのだろう。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2005
Designer(s)
Publisher

Helga

Helga

普通のボールペンか万年筆で書いたようなスクリプト。一見ただの人が普通に書いたようだが、実は能書家でないとなかなか難しいスタイルで書かれている。このテのスクリプトはスピード感があふれているのでシャッシャと書いてるように勘違いするが、実際はゆっくり書かないとこうはならない(笑)。とは言っても全体的にゆっくりで書くかというとそうではなく、ループの部分などは瞬間的にシャッと書いてる。そのシャッと具合も全力だとすんごいブレるので、全力の7割程度のスピードでシャアーッと…シャが多いな(笑)。オルタネートは小文字にターミナルレターがある程度で、そんなにない。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2009
Publisher

Garden

Garden

ちょっとバリエーションが少なめなマルチスタイルファミリー。やっぱり全体的に手書き風で、モダンローマンとスラブセリフがあり、ほかブラッシュスクリプトもあるが、こちらは単語単位でひとつのグリフになっており、自由に組めるワケではない(なんでだ?)。オーナメント類は名の通り植物がモチーフになっており(元々そういうもんだが)、アイコン類も鉢が充実している。モダンローマンの方は Pro 版と Std 版がある。作者がブラジルに行った時、その自然と雰囲気にインスパイアされてデザインしたものだそう。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Artica Rough Pro

Artica Rough Pro

ラフなラインが魅力的なキャピタルディスプレイ。線は見ての通りラフに描かれているが、骨格そのものはかなりきちんとしており、碑文系のプロポーションを感じるものになっている。多分コーラペンあたりで丁寧に書くとこうなるかなという感じ。小文字はないがスモールキャップスで、あとオルタネートとリガチャーがかなり豊富にある。キリル文字もサポート。1ウェイトしかないが、元々は Artica というフレアセリフのラフディスプレイバージョンらしい。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Carmencita

Carmencita

手書きオープンフェイスローマンディスプレイ。ガタガタしたラインが賑やかな雰囲気を持った書体。どの文字も微妙に形が違うオルタネートを持っており、ガタガタ具合が一定にならないように組むことができる。小文字はなくスモールキャップスで、こちらはなぜか上下にラインが付いている。オーナメント(主にブレース)と接続詞などの短い単語がひとつのグリフに入った Ornaments がファミリーにある。あとオープンフェイスのステムをラフに塗りつぶした Bold タイプもあり。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Catull Pro

Catull Pro

いまや誰もが毎日目にする、超ウルトラ有名書体となったカリグラフィックディスプレイ。そう、あの Google さんのロゴの書体がコレである。スタイルそのものはほぼ普通のローマンだが、ストロークやエレメントは手書き感が残っており、いわば「カリグラフィーペンで書いたローマン」的な感じになっている。特に a や e、g にその傾向が強い。イタリックがほぼオブリークなのがちょっと残念。ちゃんと「イタリック」になっていて欲しかった…。以前は BE と BQ があり、何がどう違うのかよく判らなかったが、OpenType Pro 版が出たので今から買うならこちらがいいだろう。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
1982
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design

POP
FONTS
2024