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Tag: #handwriting

Barmbrack

Barmbrack

どことなくフレンチ風味のある(ような気がする)ディスプレイローマン。柔らかな手書き風味が残るコンデンスな書体で、大文字にはスワッシュの付いたオルタネートもある。スモールキャップスもあり、かわいらしいオーナメントも付属する。2ウェイトあるが、あんまり違いは感じないかな…(笑)。ちなみにバームブラックとは、アイルランドでハロウィンに食べられるドライフルーツ入りのパンの事だそうである。この書体、ハロウィンに紹介すべきだったよね…すまん知らなかった。と言っても、ハロウィン風味もケルト風味もないけどね。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher
FF Friday, Saturday, Sunday

本日13日の金曜日という事で、なんかちなんだフォントないかなーと探したら特になく(笑)、代わりにヘンな名前の書体が見つかったので紹介する。金曜日、土曜日、日曜日という名前のフォント。ラフなモノラインのサンセリフである。名前の違いは単にウェイトの違いで、Friday が一番細くて Sunday が一番太いというだけ。字形が一緒なのが残念。金曜より土曜はラフ度を上げ、日曜はぐったりさせるとおもしろかったのに(笑)。

Category(s)
Design Date
1995
Designer(s)
Publisher

Boho

Boho

かなりラフで自由なスクリプト。ボヘミアンの少女にインスパイアされてデザインしたとある。「ボヘミアン」とは名の通りボヘミア人という意味ではなく、なんか自由な放浪者的な人を指すことが多く、この場合もそれだろう。普通の Script と、ラインの端々に丸いちょんちょこりんが付いた Drop、線に抑揚がない Line、Line と Drop を合わせた Line Drop の4つのスタイルがあり、このスクリプトに似合う手書きのコンデンスなサンセリフとセリフもある。アイコンやオーナメント類もあり。書体はコーラペンを使用してデザインしたとある。コーラペンとはその名の通りコーラ味のするペン…ではなく、アルミ缶を切り出して作ったペン先の事をいい、モダンカリグラフィの世界ではちょいちょい使用されるもので、主にコーラ缶が使用されるようでこの名がある。「Cola pen」で検索するといっぱい出てくるので興味のある方はどうぞ。な~んて~ ボヘ~ミア~ン♪

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Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Whisky

Whisky

現代的にアレンジされたブラックレター。名前の通り、洋酒のラベルに使えそうな酒のニオイのプンプンする書体である。通常、ブラックレターは見慣れないと読みづらいが、これはかなり読みやすい字形にデザインされていて、使いやすいんじゃなかろうか。7ウェイトあって、それぞれにステムに線の入った Inline と、その反転でライン部分のみの Fill がある。おもしろいのがウェイトの名称。一番軽いのが1230で、重いのが1890。なんか西暦っぽくなっている。ちなみにウィスキーの表記には whisky と whiskey の2種類あって、前者はスコッチやアイリッシュ、後者はアメリカンバーボン等に使われる(なんか細かい分類があるっぽいけど)。む~ぎ~は~なき~ む~ぎ~は~さき~♪

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

Frost

Frost

’50~’60年代のサイン(看板)ペインティングのスタイルを踏襲したスクリプト。平筆でひゅっと書いたようなスクリプトで、字幅がタイトで傾きはほとんどない。言うまでもなくスワッシュとリガチャーが豊富。特にリガチャーはかなりの種類がある。3ウェイトあって、ほか、日本で言うブロック体があり、こちらは小文字はなくスモールキャップス。あとオーナメントと、文字の下地に使えるバナー類があり。ただいま35%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Showcase

Showcase

モノラインのマルチスタイルファミリー。手書きでいろんなスタイルの書体をひとつのファミリーとして発表するのが最近流行っているが、これもその類。派手さはなく全体的に気が抜けており(笑)、ファミリー展開もサンセリフとスラブセリフ、スクリプトが1ウェイトずつある程度(サンセリフにはスモールキャップス?がある)。あとラクガキっぽいオーナメントがちらほら。女子向けカフェやパン屋などにどうぞ。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

Ondine

Ondine

なんか年末感のある書体をと思ったが、欧米にとっちゃ年末とはクリスマスであり、それ以外には特にあるワケもないので(笑)、なんか王道感のあるものを紹介しようとしてこれに行き着いた。御大 Adrian Frutiger によるスクリプト。2~3世紀頃に使用されていた Uncial という書体がベースになっていて、一見カジュアルに見えるが、歴史の重みを感じる風格のある書体である。1954年とあるから、Frutiger 26 歳頃の作品だろうか。元はフランスにあった Deberny et Peignot という活字鋳造所から活字で販売されていた書体をデジタル化したもの。

さて、このブログの今年の更新はこれで終了である。数少ない(笑)読者の皆様、ありがとうございました。来年もほそぼそと続けていきますので、よろしくお願いいたします。皆様良いお年を。

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Design Date
1954
Designer(s)
Publisher

Meroe Pro

Meroe Pro

ラフなブラッシュスクリプト。平筆で書かれているので、カリグラフィーのテイストが強く出ている。スピーディに書かれており、インクのかすれなどが表現されている。サンプルイメージが正直アレなので今ひとつ良さが伝わらないが(笑)、かなりカッコイイと思う。モノクロの方が良さが判ると思うので、販売サイトへ行ってウォーターフォールとか見て欲しい。大きく使う方がブラシのラフな感じが見えていいだろう。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Hopeful Giraffe

Hopeful Giraffe

その名も「希望に満ちたキリン」という名のモノラインサンセリフディスプレイ。アセンダーとディセンダーを極端に大きく取った書体で、それによりかなり縦に細長くなり、名の通りキリンっぽくなっている。大文字には多少のスワッシュがある他、gu や fu といった変わったリガチャーがちょっと。普通にちゃんとした線でデザインされたものと、手書き風の Pen の2バージョンがある。子供向けのものとかにいいんじゃなかろうか。ちなみにキリンの1日の睡眠時間は20分ほどと極端に短い(豆知識)。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Scripta Pro

Scripta Pro

細めのモノラインスクリプト。優雅さよりカジュアルさ重視で、言えばネオンサインのような書体である。ご多分に漏れずスワッシュが豊富。2ウェイトある他、単語や短い文章がひとつのグリフになった Catchword がある。またそれとは別に、正方形に近く腰の低いプロポーションのジオメトリックサンセリフもファミリーにある。同じくモノラインのオーナメント類もあり。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2014
Designer(s)
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