すっきりして柔らかい印象のオールドスタイルローマン。xハイトは小さいものの、カウンターが広めでアウトラインのエッジが落とされ、正統派ながらあまりクラシカルに寄らない現代的なローマンである。イタリックは結構カリグラフィックで、特に大文字には小さなスワッシュの付いたオルタネートが用意されている。久々にオススメできる正統派である。9ウェイトあって、Thin があるのが今っぽい。Light Regular のみ無料でダウンロード可。ただいま60%オフセール中。
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別に大きい訳では無い、実用的なジオメトリックサンセリフ。xハイトが大きく、アウトラインの角が判るか判らないかぐらいに落とされてちょっと丸くなっており、鋭さが軽減され目に優しい。a や g にも2階建てが採用されており、可読性が優先された書体である。長文に使用しても無理なく読めるだろう。Brandon Grotesque 以来の優秀なジオメトリックだと思う(個人の意見です)。キリル文字もあって8ウェイト。
シンプルで可読性の良いジオメトリックサンセリフ。xハイトがかなり大きく、ジオメトリックでありながら文字として無理のないグリフをしており、大変読みやすい。t のベースライン上のターミナルが大きくカーブしたり、G のチン(あご)がクロスバーとスパーがちゃんとある古典的な形をしてたりと、可読性に配慮していることがうかがえる。名前はフィンランド南部の島からとったそうな。イタリックもあって8ウェイトあり、バリアブルタイプも別にある。ただいま60%オフセール中。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。基本的にはベーシックな本文用ジオメトリックだが、l や t のベースライン上のふにょっと曲がったターミナルが特徴的。通常のグリフの他、ステムがはみ出てない ∩ や ∪ を使った u や r、w、y などの変わった形のオルタネートがある。それらとは別にディスプレイ用途に図のようなマルチラインやドットを用いたアール・デコ風味のものが8種類あり。オブリークタイプのイタリックもあって7ウェイト。ただいま50%オフセール中。
ジオメトリックだけどなぜかあまりそうは見えない本文用サンセリフ。ジオメトリックな書体は結構コリっとしてたりコロコロしてたりで特徴的なのだが、この書体はなぜかすんなり目に入ってきて奇抜なイメージはほとんどない。珍しくスモールキャップスがあり、キリル文字とギリシャ文字もサポートして、グリフ数は1300を超える。8ウェイトあり、さらにバリアブルタイプもあり。投稿時点でベストセラー第5位。ただいま65%オフセール中。
レトロかわいいソフトセリフ。ころころしたグリフにぼったりしたセリフの付いたローマンで、xハイトが大きく割と可読性は良好。e のバーが斜めなのと g のループがオープンになっているのが特徴的。f をベースにしたリガチャーが結構ある。20世紀初頭に見られたスタイルで、3年ほど前にちょっとだけリバイバルブームがあり、その際に作られたもの。9ウェイトとファミリーも豊富。ただいま50%オフセール中。
読みやすい現代的なスラブセリフ。最初はブランディングのために太いウェイトで作ったが、ファミリー展開してフォント化したそうな。カウンターが広めで視認性がよく、ストロークもほんのりカーブして伸びやかで手書き風味が加味されている。コントラストはないが、まぁまぁの長文にも耐えられるだろう。小文字にはクラシカルなリガチャーが若干あり。イタリックもあって9ウェイト。ただいま50%オフセール中。
やけに人気のあるジオメトリックサンセリフの TT Norms にセリフ版が出たので紹介。見たところ骨格はサンセリフ版を踏襲している模様(そりゃそうだ)。セリフはブラケットがなく、わずかに傾斜が付いているもののパッと見はスラブセリフ。少し硬質な印象を受けるが、まぁ骨格には合っているかな。字種は多く、キリル文字を含めて1200以上もある。ウェイトは10ある他、バリアブルタイプもあり。ただいま60%オフセール中。
DIN に似たコンデンスなジオメトリックサンセリフ。…というぐらいしか説明を思いつかない(笑)。a に2階建てを採用しオールドスタイル数字もある、というのも特に目新しくはない。アウトラインの角が落とされて丸くなっていて、それがちょっと目に優しいぐらいだろうか。ただ、’60年代にポーランドで発行されていた You and Me Monthly という雑誌の書体にインスパイアされたもの、というのがちょっと珍しい。ちょっとだけ画像が見つかったが、確かにこういった書体を使用していた。イタリックもあって9ウェイト。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。xハイトを大きく視認性を確保している現代的な書体で、e のアゴが短いのと、K や R のレッグがステムから離れてるのが特徴だろうか。上付き・下付き数字に2種類あり、通常のものと、上付きはキャップハイト、下付きはベースラインに揃ったバージョンがある。何に使い分けるのかどうかは不明だが…。長文よりは短文・ロゴ向きだろうか。オブリークタイプのイタリックもあって7ウェイト。ただいま50%オフセール中。