細っっっそいモダンローマンディスプレイ。なんか日本に強い影響を受けたファッション・ライフスタイル誌からの依頼でデザインした書体だそうで、メグミなんて名前が付いている。作者は英国出身だがタイ在住で、恐らくは地元の出版社からの依頼だろう。ステムは大変細く、また字幅も細く大文字はほぼモノスペースとなっているが、C や O など一部丸い文字は真円に近いグリフのオルタネートがある。イタリックがあるが35度も傾いており(普通は10度前後)、かなり個性的。Light とウェイト名が付いているので、今後ファミリーが増えるかもしれない。ただいま60%オフセール中。
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最近の流行り、Cooper 風ローマン。このテのボテッとしたセリフをどうも soft serif と呼んでるらしいので使わせてもらう。a と g に1階建てのオルタネートがある以外は、お約束どおりアセンダーとディセンダーが極端に短く、まぁ一般的なソフトセリフだと思う。そこそこ視認性は良くウェイトも多いが、やはりあまり長文は向かないだろう。ポップでレトロ風味があるので、その辺(どの?)の用途にどうぞ。7ウェイト。ただいま75%オフ。
平筆で書いたようなフレアセリフ。Albertus に似た書体で手書きレタリング感が強くオーガニックな雰囲気があり、セリフというにはかなり微妙な飾りが付いている。軽いウェイトはややコンデンス気味だが、太くなるにつれちょっと字幅が広くなる。可読性は割と良好で、長文にもまぁまぁ耐えられる。個人的にはサンセリフに分類したくもあるが、作者の意思を尊重しセリフとしておく。4ウェイト。
本日は「アイスクリームの日」だそうなのでこちらを紹介。ぬっちょりしたクリームたっぷり感あふれるレタリングスクリプト。傾きは弱くややアップライト気味。ウェイトは重めでカウンターも狭く、黒黒とした所が特徴。多少スワッシュの付いたオルタネートはあるが、あくまで控えめでそんなに派手なものはない。「ジェラート」という名前ではあるものの、全体的にはちょっとアメリカンな雰囲気があるかなという気がする。ちなみに一般的なジェラートは、日本の規定ではアイスクリームには分類されないそうな…。1ウェイト。MyFonts Best Fonts of 2011 受賞書体。
本日は「いい歯の日」だそうなのでこの書体を紹介。練り歯磨きをモチーフにしたモノラインスクリプト。チューブから出した歯磨きで書いたようにしてあるので、意地でも一筆書きにこだわっている所が特長。i や j のドットと t のバーに妥協が見えるが(笑)、それらとアクセント記号以外はホントに一筆書きである。A とか相当ムリがあるが、小文字の字形にしなかった作者の執念には拍手を贈りたい。ところで今でも「歯磨き粉」っていう人いるよね? もはや「粉」ではないんだけども。
クラシカルなちょっとぼてっとした本文用ローマン。Plantin を参考にしたとあり、時代を感じさせるオールドスタイルの王道といった感じである。ファミリーはボールドがひとつあるだけだが、代わりにその頃によく使用されていたオーナメントや、ドロップキャップスに適したオープンフェイスがある。どっしりして重いので、大きく使うには不向き。やはり本文組に使用すべきだろう。ただいま50%オフセール中。