Monotype

Category: Display

Lovingly Friends

Lovingly Friends

手書き風ながらもちゃんとレタリングされているミクスドファミリー。アップライトのモダンカッパープレートスクリプトとサンセリフ、それとセリフの3種あって、それぞれに影やアウトライン、フィルなどがあるが、MyFonts が最近調子悪くてきちんと見本を表示しないので(笑)、詳しいことはPDFで見本が配布されているのでそちらを。サンセリフはややフレアセリフ気味。サンセリフとセリフはややぼったりしているかなという感じで、全体的にはやや緩めながら、完全にラフではなくちゃんとコントロールされている。ただいま80%オフセール中と大変オトク。

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Design Date
2017
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Publisher

Marseille

Marseille

アール・デコ調のディスプレイ。軽いウェイトのジオメトリックサンセリフで、大変可愛らしい書体。半円の幅を調整せずそのまま使用しているので、字によって字幅が結構異なるが、それがそのままアクセントになっていておもしろいだろう。オルタネートはほとんどないが、アクセント記号はまぁまぁフォローしており、200言語に対応しているとある。作例に「サボン・ド・マルセイユ」とあり、そういう有名な石鹸があるが、これ別に商標ではない模様。フランスのマルセイユ地方の伝統的な製法によって作られた石鹸の事らしい。ちなみに作者の Louise Fili はアメリカのグラフィックデザイナーで、タイポグラフィに関する本を多数出版している。

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Design Date
2017
Publisher

Space Colony

Space Colony

本日は宇宙の日。’92年、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル・エンデバーで宇宙へ飛び立った日だそうなのでこちらを紹介。昭和SFを思わせるレトロなディスプレイ。幅広のジオメトリックで字形は余分な所を極力省いており、角は大きめにRが取られている。なんで昔は「未来」っていうとこういう書体が用いられたのだろう。不思議である。作者は Yasashii と同じ方。6ウェイト。

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Design Date
2012
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Linna

Linna

大文字のみのディスプレイローマン。通常このタイプはローマンキャピタル系のものが多いが、こちらはトランジショナルと呼べるだろうか。それもやや機械的なアメリカンな印象があるローマンである。見ての通り長いスワッシュの付いたオルタネートと、ちょこんとしたティアドロップが付いたオルタネートが入っている。あとリガチャーもちょろっと。ヘアライン部が完全にすっ飛んで消えてしまっている Stencil というタイプもあり、こちらの方が視覚的にはおもしろいだろう。作者はアフリカ系ブラジル人。そう言えばタイプデザイナーにアフリカ系はあまり見かけない。何でだろう?

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Kiwi

Kiwi

本日は9.1でキューイチ→キューイ→キユゥイ→キィウィという事でキウイの日だそうな(強引)。っつーワケでこちらを紹介。ポップなスラブセリフディスプレイ。ベースラインもテキトーで、あんま考えることなくグイグイデザインしていった感じがするが、線の太さはほぼ揃えてあってバランスもよく取れており、実は高度なデザイン能力がないとこういう書体は破綻しやすい。これはよく整えられていると思う。リガチャー、というか字は繋がってないが2文字の組み合わせのグリフが160種ほどもあって、おもしろい文字組が楽しめる。キウイ以外のフルーツも入ったイラストアイコンが50点ほど収録された Kiwi Fruit というのがファミリーにある。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Letterpress Studio

Letterpress Studio

ヴィンテージ感あふれる様々な書体のミクスドファミリー。つたない手でレタリングされたような書体の集合体で、スクリプトが1種2ウェイト、サンセリフが3種、フレアセリフが1種2ウェイトあり、単語が組まれたキャッチワードとこれらに似合うアイコン類がそれぞれフィルがソリッドなものとラフにかすれたものがある。ここ5年ぐらいで急激にこういう雰囲気のデザインが流行っている。どうもアメリカ西海岸辺りのカフェで多用されてそれが流行ったもののようで、コーヒーのサードウェーブに倣い、「サードウェーブデザイン」とか呼ばれ出している。その少し前にネットで流行ったフラットデザインの反発なのかもしれない。ただいま65%オフセール中。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

YWFT Pineapple

YWFT Pineapple

本日は817で「パイナップルの日」だそうである。ムリヤリ感は否めないがこちらを紹介。アール・デコ調のジオメトリックディスプレイ。アール・デコと言えば字を縦に半分に割り、片方を太っとく、もう片方を極細で表現するのが特徴だが、見事にそのようになっている。ただしフィルはなくアウトライン。サンプルでは中がかなりデコられているが、残念ながらこのフォントそのものにはこういう模様はない。字形はかなりジオメトリックで、コロコロして可愛らしい。ただまあ、どの辺がパイナップルなのかは不明。1ウェイト。

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Design Date
2009
Designer(s)
Publisher

Azola Cursive

Azola Cursive

アップライトのスクリプトっぽいガーリーなディスプレイ。ちょっとアール・ヌーヴォーぽい雰囲気もあるだろうか。ややラフなレタリングで、手書きの雰囲気が残っていて可愛らしい。オープンフェイスタイプと、塗りつぶしがソリッドなタイプとシェーディングタイプの3種類がある。
本日は終戦の日。加えて一般的にはお盆でもある(沖縄は旧暦でやるので大体この日とはズレる)。故人や先祖に思いを馳せつつ平和を祈って花を捧げる。ちなみにこの作者は花っぽい書体を多く制作しており、こういう日にはとても重宝している(笑)。お世話になります。

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Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Sleepy Fat Cat

Sleepy Fat Cat

「眠たげなデブ猫」という名のゆるいディスプレイ。ぼっっったりとしたボディにちょろっと付いた線が、正に太った猫から伸びた手足のよう。ベースラインも不揃いでゴニョゴニョしており、さらに文字セットも必要最低限でアクセント記号などどこ吹く風である。とにかく全体的にゆるっゆる。だらだらした猫のイラストアイコンも付いており、これはグリフ数が55となぜかここだけ気合が入っている。そういえば金曜はNHKで『ブランケット・キャッツ』が放送されてるなあ…。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Autorich

Autorich

波打ったリガチャーが特徴的なジオメトリックサンセリフディスプレイ。大文字のみで、スタンダードな字形と、オルタネートで部分的に欠けていたり変形したりしている字形がある他、サンプルのようにリガチャーが多数用意されている。近代的でカッコイイ書体。以前に紹介した Yapa にちょっと似てるだろうか。にしてもインドネシアの躍進がすごいね。いいタイプデザイナーが増えてる気がする。1ウェイトのみ。ただいま30%オフセール中。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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