PixelSurplus

Category: Sans Serif

MTT Roma

MTT Roma

ローマンキャピタルベースのサンセリフ。例のトラヤヌス帝の碑文を元にしたとあるが、大文字だけの碑文と違い、小文字も付属している。同じく碑文を元にした Gill Sans の影響が多分に見て取れるが、x-ハイトはこっちが大きいかなという感じ。ストロークにも抑揚がなく、イタリックはだいぶ字幅が広い。あとちょっと字間がつまり過ぎな気がする。完成度がもうちょっとという感じはするが、なかなかおもしろい書体だと思う。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
MTT

Merlo Neue

Merlo Neue

以前に紹介した Merlo Grotesque が1年足らずでリニューアルしたので改めて紹介。これに伴い、Merlo Grotesque の方はもう販売してないようなのでご注意を。旧版が見当たらないので比較ができず、どこがどうリニューアルしたのか不明だが、サンプルを見る限りは M の形が随分変わってるのが判る。正直変更前の方が筆者の好みではあるが、全体的な雰囲気は変わってないのでまぁいいかなと思う。9ウェイト。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Between

Between

Monotype の日本人タイプディレクター・デザイナーである小林章さんの新作。タイプが 1 から 3 まであり、Between 1 はモダンなヒューマニストサンセリフ、2 は同氏が以前に制作した Cosmiqua というローマンの骨格をベースにしたとあり、見ての通り g に2階建てを採用したりするなど、よりオーガニックな雰囲気を持っている。3 は手書き感がやや残るダイナミックなタイプで、特にイタリックはその傾向が顕著である。という具合に 3 タイプありはするものの、全体的には統一された雰囲気を持っている。それぞれ8ウェイト。ただいま50%オフセール中だが、Monotype サブスクリプションにも入っているので、契約している方は購入不要。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

ITC Serif Gothic

ITC Serif Gothic

セリフの付いたゴシック(?)。なんのこっちゃだが、要はサンセリフにちょろっとセリフを付けたものである。ならセリフ書体じゃんというツッコミはこの際無視する。ジオメトリックベースではあるが、全体的に骨格が普通ではなくかなり個性的。作者の Herb Lubalin はタイプデザイナーではなく、レタリングが得意なグラフィックデザイナーなので、こういった常識外れなデザインができるのだろう。Avant Garde Gothic をデザインした人だと言えば納得行くだろうか。当時の感覚で字間がちょっと詰まり気味なので、若干空けて組む方が今っぽくなるだろう。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
Publisher
ITC

Mato Sans

Mato Sans

異様に字種の多い気合の入ったヒューマニストサンセリフ。非常にスッキリしていて明るく、可読性はかなり良好。ストロークにはほんのりコントラストがあり、違和感を打ち消すよう視覚調整されているのが判る。非常に完成度の高い書体である。字種は先に挙げたようにかなり多く、変わった所で上付きのスモールキャップスがある。キリル文字もサポートしていて、ブルガリアやマケドニア、セルビアでは現地の言語に合わせてキリル文字を独自に拡張しているらしいが、それらもサポートしているとの事。ウェイトも9つとファミリーも豊富。あらゆる用途に重宝するだろう。ただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Guide

Guide

サイン用途に特化したヒューマニストサンセリフ。4ウェイトあるが、ノーマルウェイトからして若干太めで、他のサイン向け書体よりは若干字間が広め。字体もコンデンスではなく、スペースにはあまり配慮が見られないが、その分視認性や可読性は良好。I と l の区別に工夫が見られないのと、ウェイトの差が微妙なのがちょっと残念だが、サンプルを見る限りかなり良さげである。矢印も20種類用意。ただいま75%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)

Neue Kabel

Neue Kabel

先日 Next 化された(Next 化ってなんだ) Futura に続き、同じくジオメトリックサンセリフの代表格(そうか?)である Kabel も負けじと最近 Neue 化された。Futura に比べ、a、e、g などにちょいとクセがあって余り使われている印象はないが、筆者は結構好きである。こちらも字種とウェイトが大幅に追加され、使いやすくなっている。スモールキャップスやオールドスタイル数字の他、先に挙げた aeg などにちょっと字形の違うオルタネートが用意された。9ウェイト。ただいまファミリーパック $399 の所、$99 ぽっきりセール中。Linotype は結構セール期間を早く打ち切る傾向があるので(笑)、欲しい人はお急ぎを。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Oz Handicraft BT

Oz Handicraft BT

手書き感満載のかなりコンデンスなサンセリフディスプレイ。Cooper Black で有名な Ozwald Cooper の知られざる書体だそうである。本人はサンセリフがあまり好きではなかったそうだが、色々とレタリングした中にこういうのもあったらしい。それを Monotype のデザイナーがフォント化したもの。全体的にオーガニックで優しいイメージがあり、サンプルのように食品関係によくマッチすると思う。ギリシャ文字とキリル文字もサポートし、なぜか M だけスワッシュオルタネートがあり。ノーマル幅(かなりコンデンス)が4ウェイト、ちょっと字幅を広げた Wide が2ウェイトある。ただいま67%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

MTT Milano

MTT Milano

ちょっとだけヒューマニストに寄ったジオメトリックサンセリフ。基本的には Futura に近い幾何学的な書体だが、a や g が2階建てで、J や S に自然なカーブを採用しており、それだけでもジオメトリックの冷たさが緩和されて親しみやすくなっている。w の中央の処理がおもしろい。5ウェイトあるが、ウェイトの差が微妙であまりハッキリしないのがちょっと残念。とは言え、筆者はひと目見て気に入った。かなり好きな書体。安ければ買ってた(笑)。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher
MTT

Gabriel Sans

Gabriel Sans

本日は「天使の日」だそうである。10 = ten、4 = し。……ムリがあんだろが!ええ? というワケで熾天使の四大天使のひとり(?)、ガブリエルの名を持つ書体を紹介。本来なら大天使ミカエルが筆頭に挙がるが、Michael(=マイケル、ミハエル、ミシェルなどなど)なんて欧米では一般的すぎて、そんな名前の目ぼしい書体もほとんどない。仕方ないのでこちらである。平べったい、ジオメトリックとネオグロテスクの中間のようなサンセリフ。J がやけに丸っこいのと、g に2階建てを採用しているのが特徴的。イタリックはオブリークかと思いきや、意外にもちゃんとイタリックである。コンデンスタイプもあるが、元が平べったいのでこちらがノーマルといった感じ。それぞれ6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design