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Category: Sans Serif

Futura Next

Futura Next

Futura を現代的にリファインしたもの。らしい。詳しく見比べてないのでどこがどうとは言えないが、すぐ判る特徴としては、j や l のしっぽが曲がっており、より判別しやすくなっている(曲がってない字形もオルタネートで持っている)。あとスモールキャップスとオールドスタイル数字が加わった。fi のリガチャーのデザインがちょっとクドいかな…。レギュラー幅が6ウェイト、コンデンスタイプが4ウェイトある。販売元の Neufville は、最初に活字の Futura を発表したドイツの Bauer の正当な系譜じゃなかったかしらん…。ちょっとうろ覚え。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Europa Grotesk SB

Europa Grotesk SB

ガリレオが発見した木星の4衛星の内のひとつ、エウロパに水があるというニュースがNASAから発表されたので、この書体を紹介。スタンダードなネオグロテスクである。ま、これといった特徴はないが、クセもなく読みやすい書体だと思う。6ウェイトあり、その他ウェイトやイタリックなどが揃ってはいないが、コンデンスタイプとエキスパンドタイプ、丸ゴシックもある。この SB は本文用で、ヘッドライン用に別に SH というバージョンもある。ちなみにエウロパとはギリシャ神話に出てくる女性の名前で、大神ゼウスが牛に姿を変えて彼女をさらって走り回った土地が、後に彼女の名を取ってヨーロッパと名付けられたそうである。ゼウスはよくそーやって美女をモノにしては妻ヘラの怒りを買っている、だらしないヤツである(笑)。もひとつちなみに、ガリレオは4つの衛星が木星の周りを回るのをみて、地球も太陽の周りを回ってる=地動説を確信するに至ったらしい。

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Design Date
2004
Designer(s)

FP København

FP København

ややエキスパンド気味な平べったいサンセリフ。字によっては左上か右下(あるいは両方)にちょろっとセリフっぽいものが付いているのが特徴。カウンターは大きめでアセンダーやディセンダーはかなり小さく、字間は最近の書体には珍しくやや詰め気味。イタリックはオブリークタイプ。名前はコペンハーゲン Copenhagen のデンマーク語綴りで、実は読みも「クブンハウン」ぐらいが近いらしい(コペンハーゲンは英語読み)。オーナメントにはコペンハーゲンの名所の建物…ぽいものも多い。5ウェイト。ただいま68%オフセール中。

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Design Date
2016
Publisher

Brother 1816

Brother 1816

この書体の作者が言うには、本年は最初のサンセリフが世に出てから200周年だそうである(ホントかどうかは知らない)。それを祝して作られたジオメトリックサンセリフ(別に祝さなくても作ればいいじゃんとか言わないように)。結構読みやすい現代的なジオメトリックで、K、Q、R、Z にはサンプルにあるように右へぐぐっと伸びるスワッシュの付いたオルタネートがある。a と g は1階建てと2階建てが用意されている。アウトラインに2種類あって、普通のスムースタイプと、ラフな紙に印刷されたようにギザギザになっている Printed というタイプがあり、それぞれ8ウェイトずつある。ただいま85%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Basic Sans

Basic Sans

名前の通り、ベーシックなサンセリフ。ネオグロテスクほど構造的でもなく、ヒューマニストほど手書きっぽくもなく、ジオメトリックほど幾何学的でもない、なんかそれぞれのイイトコ取りをしたようなサンセリフである。K や a、g などにオルタネートがあるが、ファイルフォーマットが Pro になっておらず、別ファイルになっている。イタリックはちゃんとイタリック字形になっているが、傾きはごくわずか。「なくてはならないサンセリフ」と豪語しているが、スモールキャップスはなく、字幅のバリエーションもない。可読性は良好だが、ちょっとまだ物足りないかな~。7ウェイト。ただいま84%オフセール中。

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Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Assemblage

Assemblage

かわいらしくオシャレな雰囲気のディスプレイサンセリフ。かなり古いカリグラフィーの書体、スクウェアキャピタルを元にデザインしたとある。確かに正方形に近いプロポーションを持ってはいるが、サンセリフとなり、テイストはいたって現代的にアレンジされている。6ウェイトあるが、小文字はなくスモールキャップスで、イタリックもない。代わりにローマンのイタリック(なんか変な言い方)が1つファミリーにあり、組み合わせて使えるようになっている。レストランや食品パッケージでの利用を想定しているようで、食材やテーブルウェアのシルエットアイコンが多数ある。名前はフランス語で「アッサンブラージュ」と読み、英語でのアセンブル、すなわち「組み合わせる」という意味だが、食品業界では主に「ブレンドされたワイン」の意味で使われる。この書体も4人もデザイナーがおり、それぞれの個性がアッサンブラージュされて素晴らしい書体に仕上がっている。ただいま69%オフセール中。筆者は多分買います(笑)。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Conqueror Sans

Conqueror Sans

「征服者」という大仰な名を持つヒューマニストサンセリフ。どことなく全体的に Gill Sans に似ている気がするが、g が非常に特徴的。C の馬蹄のような形もおもしろい。x-ハイトが割りと大きく、視認性を確保している。イタリックがオブリークタイプなのが少し残念。ロシア産らしくキリル文字もサポート。9ウェイト。ただいま15%オフセール中。

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Design Date
2005–10
Designer(s)

Byker

Byker

本日819は俳句の日であり、バイクの日でもあるそうな。なんでそれにちなんだ書体を紹介したいのだが、英語で byke は自転車を指し、日本で言うバイク(オートバイ)は motorcycle である。なのでこの Byker という書体も自転車の方をイメージしてるようで、車体や競技用スーツなどになるほどこんな書体(だいたいイタリック)で文字が入ってるなぁと思う。「ジオメトリック」と説明されているがそーでもない。字幅とカウンターの広い、読みやすいサンセリフである。字種は大変多くリガチャーも多めに揃っていて、普通に本文組に使えそう。ウェイトも7つと豊富。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)

Minimo

Minimo

コロコロしてかわいらしいジオメトリックサンセリフ。余計な線がほとんど省かれており、g などの字形が非常に独特で全体的にディスプレイ感が強く、あまり本文向きではないだろう。サンプルイメージはタイポグラフィの教科書でよく見るような、字間とカウンターのピッチがキレイに揃っていて素晴らしい(笑)。イタリックはオブリークタイプ。4ウェイト。ただいま80%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Eileen

Eileen

本日は20世紀前半に活躍したアイルランド生まれの建築家・プロダクトデザイナー、Eileen Gray アイリーン・グレイの誕生日。という事で、彼女の名を冠した書体を紹介。アール・デコスタイルのサンセリフディスプレイ。バーの下がった E や F、頭でっかちの B、R、積分記号みたいな S など、アール・デコの特徴がよく出ている書体である。ちなみにグレイはインテリアデザイナーとしても知られ、特に E-1027 というサイドテーブルは有名で筆者も愛用している(コピーだけど・笑)。5ウェイト。

E-1027
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Design Date
2016
Designer(s)
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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