大変だった2020年が終わりに近づいているが災禍の方はまったく収束の気配無しで来年も続くのかと思うとウンザリするけどもそんな中でもクリスマスはやってくるのでこちら(読点を使えよ)。クリスマス感満載のスラブセリフディスプレイ。基本は手書き風のモノラインのスラブセリフで、大小すべての字にツリーに定番のオーナメントの付いたオルタネートがあり、すべての小文字にモミの葉が付いたオルタネートがある。葉が付く位置は前後が選べるようになっている。字体はアップライトとイタリックの2種。忘年会もパーティも難しいが、まーこんなので気分を紛らわしてくださいな。
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ややヴィンテージ感のあるキラキラデコラティブなディスプレイ。基本はモダンローマンだが、見ての通りクリスマスツリーみたいにこれでもかという感じでオーナメントが付いたオルタネートがある。多い文字で5種もあり。可読性はかなり苦しいが(笑)、まあそんなのはこの手の書体に求めてはいけない。好きなだけ飾り付けを愉しめばよかろう。1ウェイト。
今年がもう終わるかと思うと恐ろしいが、クリスマスまであとひと月なのでこちら。古風でデコラティブなディスプレイ。10世紀頃の英国でよく見られたような書風で、大変クラシカルで筆者好み。文字自体もセリフがタスカン(二股)になっていてデコラティブだが、加えてリガチャーが大変豊富で、おもしろい文字組が楽しめる。ノーマルタイプの Regular と、上下にリースの付いた Deco の2種。大文字のみ。
本日はボクシング・デー Boxing day。誰彼構わず殴り合う日…ではなく、クリスマスに働かざるを得なかった人たちをねぎらい、ギフトボックスを贈る日だそうだ(箱詰めやそれを開ける事を boxing というらしい)。現・旧英国領で行う習慣らしい。というワケでこんなのを。セーターなどによく施されるクロスステッチを模したディスプレイ。スラブセリフの Slab とステムの内側に飾りの入った Decorative、スクリプトの Script の3種。イラストアイコンも結構入ってる模様。まぁこんなんでクリスマスの余韻に浸って温まってくださいな。ちなみにこれを書いてる筆者の地元・沖縄は本日25度。あつ…
クリスマス当日という事でこちら。かわいらしいディスプレイローマン。よく海外の絵本などで見られるバウンシーでラフな書体だが、これは読みやすくもあって優秀だと思う。ステムはウェストが絞られフレア気味で、ウェイトは軽めで割とエレガント。同じ字が2つ並んだリガチャーがいくつあって、単調にならないようになっている。名前のルドルフとは「赤鼻のトナカイ」の事。Rudolph the Red-Nosed Reindeer という童話を元にあの歌ができたそうな 。作者本人はスラブセリフと表現してるが、そうかしらん…? まあいいや。メリクリ~。
皆さんメリクリ~という事でこちら。スワッシュが派手でアウトラインがラフなディスプレイローマン。雪が降り掛かったような雰囲気を持ち、華やかなスワッシュが多く、この時期にぴったりな書体である。ただしスワッシュは大文字のみの模様。あとクリスマス関連のシルエットイラストも付属している。当日にこんなの紹介されても使いようはないかも知れないが(笑)。ま、どうぞ。
割とスタンダードなグリフのブラッシュスクリプト。ウェイトはブラッシュながらグリフは素直なカッパープレートで、最近流行りのモダンスクリプトではない。オルタネートは少なく派手さはないが、その代わり値段がかなり安いので気軽に使えるだろう。モノラインバージョンもあり、そちらは更に安い。まとめて買っても2,000円弱。
そういえばクリスマス的な書体を紹介するのを忘れてた(笑)。今更ながらこちら。スパイキーでポップなディスプレイ。太めのつたない骨格のグリフに大きく鋭いセリフが付いたディスプレイで、ステムの一部にはドットの飾りが付いている(付いてない Plain というバージョンもあり)。フォントとは別に、サンプルにあるようなクリスマス向けのイラストが PNG+EPS で付属しているので、すぐそれっぽいカードとかが作れるだろう。
クリスマス向けのイラストアイコンフォント。そんだけ。皆さまよいクリスマスをを~。
クリスマスオーナメントの定番、ヤドリギの名を持つディスプレイ。つたないストロークのステムの端にV字型の独特なセリフが付いており、インラインのステムの中にはヤドリギが埋め込まれている。他の木に寄生して生えるヤドリギの名にふさわしい意匠である(元々 stem も「木の幹」の意)。これはカラーフォントになっており、Adobe の Photoshop や Illustrator などの対応しているアプリでは色付きのフォントとして使える。ちなみになんでヤドリギがクリスマスに飾られるようになったかは調べたが、正確な所は判らない(笑)。あとヤドリギの下でキスを迫られたらなぜか拒んではならないというルールがあるそうで…。