シックなライトウェイトのディスプレイローマン。なんのオルタネートもないホントにタダの細めのオールドスタイルローマンだが、なんかエレガントでオシャレな雰囲気のある書体である。てなぐらいしか紹介文が思い浮かばない(笑)。勇気を持ってなんの加工もせずにロゴにしたらカッコいいと思う。1ウェイトのみ。ただいま28.6%オフセール中(なんだこの端数)。
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現在 MyFonts にて2022年に発売されたフォントのベストセラー25書体を「Best New Fonts of 2022」と題してセール中なので、その中からこちら。最近流行りのゴージャス感のある変形ディスプレイ。コントラストの強いウェッジセリフをベースに、グリフのあちこちが変形している書体である。見ての通りクセが強めな変形が随所に見られるが、一応スタンダードなグリフもオルタネートである場合もあるので、やりすぎと感じたらそれらを使って抑えることもできる。5ウェイト。ちなみにこちらは8位で、1位は和文書体の Shorai Sans。
本日はトロイ遺跡を発掘したシュリーマン Johann Ludwig Heinrich Julius Schliemann の誕生日(1822)ということで、名前の似てるこちら。リガチャーが特徴的なフレアセリフディスプレイ。エレガントなグリフのフレアセリフをベースに、スワッシュを利用したリガチャーが大文字小文字両方にかなりの数用意されていて、おもしろい文字組が楽しめる。品が良く女性的なので、その辺の用途にどうぞ。1ウェイトのみ。
変形度合いが弱めな変形エレガントディスプレイ。最近流行のタイプだがさほど変形しておらず、まあまあ読みやすいスッキリしたタイプである。リガチャーやオルタネートが全然ないのが潔く、その分迷わずサッと使えるだろう。3ウェイト。
シックなモダンローマンのオープンフェイスディスプレイ。しっかりしたスタンダードなグリフのモダンローマンをベースに、大変控えめなスワッシュの付いたオルタネートと、これまた「リガチャーか?」と思うぐらい控えめな(笑)リガチャーが数種ある。ウインターホリデー向けの書体は子供向けのポップなものが多いが、これは実にシックで大人向け。Christmas Display とはあるが、もちろんそれ以外の時期でも使えるだろう。1ウェイトのみでイタリックもなし。
自分でエレガントって言っちゃってるエレガントなディスプレイ。コントラストの強いフレアセリフ?で、全体的にカウンターが広めでゆったりしている。リガチャーやスワッシュオルタネートが多数あり、イメージのようにおもしろい文字組が楽しめる。イタリックと2種で1ウェイトずつ。
繊細なカッパープレートスクリプトとコンデンスなオールドスタイルローマンのデュオ。スクリプトはカッパープレートのそれのスタイルだが、通常に比べて小文字のxハイトがかなり大きく、可読性が良くなっている。ただし派手なオルタネートはない。ローマンの方は一見コントラストが強いのでモダンローマンに見えるが、肉付きをよく見るとオールドスタイルのようである。全体的にライトウェイトで幅が狭く大文字のみ。同じポイントでほぼサイズが揃うので、以前紹介した Beverly Hills のように両方を混ぜて使うのも面白い。ローマンはさらに幅が狭い Condensed もある。ただいま50%オフセール中。
Creative Market もブラックフライデーセール中なのでその書体を。大変上品で優雅なディスプレイローマン。スクリプトと混じって見えるが、大文字にはカッパープレートスクリプト体、小文字の方には繊細なモダンローマンの大文字のグリフが入っているというミクスドフォントで、ひとつのフォントファイルに両方の字体が入っている。小文字の大文字?にはリガチャーが多数あって、バリエーション豊かな文字組みが楽しめるようになっている。全体的にフェミニンなので、女性向けラグジュアリーブランドなどに。名前は言わずと知れたカリフォルニアの高級住宅街。我々世代はエディー・マーフィーを思い浮かべるだろう(笑)。イタリックと2種あって1ウェイトずつ。ただいま40%オフセール中。
※2024.4.24追記:スクリプトのみの Calligraphy というタイプがファミリーに追加された。
最近じゃ珍しい超ビッグファミリー。ゆったりしたフェミニンなグリフに小さなセリフが付いたエレガントなディスプレイローマンで、イタリックがあってウェイトバリエーションが6種類あるのは特に普通だが、それに加えて6種類もの幅があり、かつフィルにラフなものとアウトラインだけのものがあって合計116ものスタイルのビッグファミリーとなっている。オマケにブラッシュスクリプトが付いてるが、これが1種類(なんでや)。こういうバリエーション展開は本文用ならあるが、ディスプレイでは珍しい。これだけあって $44 はかなり安いのでは。
これでもかというぐらいリガチャーだらけのディスプレイローマン。碑文系っぽい(けど違う)大文字ローマンに、見ての通り鬼のようにリガチャーが付属しており、最大で5文字が合体しているものもあり、総数は600近い。元々ややグリフが変わっており、そのまま組んでもスペルによってはおもしろいだろう。普通はちょっとしたアクセント程度で使うものだが、これに関してはやれるだけやってみてもいいかも。1ウェイト。