Creative Market

Tag: #fancy

Pumpkin

Pumpkin

すっかり忘れてたがハロウィンの季節なのでこちら。かわいらしいポップなサンセリフディスプレイ。見ての通りベースラインもグリフも不揃いで崩れているが、可読性はごく良好に保たれている。子供向けということでそのへんは注意されているのだろう。文が短いとあまり崩れ具合が分からないので、4語以上で組んだ方が面白みが出ると思う。大文字のみで1ウェイト。

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Design Date
2019
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Mireille

Mireille

なんか2回続けて似たようなコンセプトの書体で申し訳ないが紹介する。スワッシュオルタネートが豊富なローマンディスプレイ。ベースの骨格やグリフがあまり洗練されておらずカジュアルな印象があるが、わざとそういう感じにしているのだと思われる。見ての通りティアドロップの付いたスワッシュが豊富にあり、総グリフ数は1000を超える。スクリプト以外ではここまであるのは結構珍しい。6ウェイトあるほか、細いモノラインタイプもある。イタリックはなし。名前は多分「ミレイユ」とフランス語読みする。

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Design Date
2020
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Kooka

Kooka

なんとも形容しがたいフレアセリフ(?)ディスプレイ。極端に細く短いステムに、魚のヒレのような巨大な三角形のセリフが付いた、と表現していいのだろうか。そんなような、ちょっとレトロ感のあるポップなディスプレイである。イラストのお魚(笑)で表現されているように、ノーマル以外に字幅の細い Condensed と、幅の広い Expanded があり、それぞれに10ウェイトずつある。全部包括したバリアブルフォントもあるので、Illustrator 等の対応アプリを持っていれば、これひとつを購入すればいいだろう。

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Design Date
2020
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Knoedel

Knoedel

アール・デコ風味のあるスラブセリフディスプレイ。ベースはライトウェイトのモノラインジオメトリックスラブセリフで、C や O などの丸みのある字は正円をベースにし、そのほかの字はかなり細身にデザインされているので、結果各字幅にかなりの差がある。大文字にはリガチャーが豊富にあって、おもしろい文字組が楽しめる。グリフ中には雰囲気がよくマッチするフレームオーナメントも付属している。3ウェイト。ちなみにクネーデルとはオーストリアやドイツ南部の郷土料理のことで、ジャガイモや古く固くなったパンなどを蒸して柔らかくし、団子にしたものだそうである。

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Design Date
2020
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Black Coffee

Black Coffee

本日は『コーヒーの日』。なんでも収穫時期とかの関係でこの日がコーヒーにとっての新年度となるらしい。というワケでこちら。丸っこいボテッとしたサンセリフ。全体的に角が落とされて丸くなっており、それに伴い線が交わる所がインク溜まりのようになって、さらに丸っこさを強調している。アウトラインもややガタついて拙く、フリーハンドでレタリングしたかのよう。全体的にヴィンテージ風味。大文字のみだが、いくつかの字にちょっとしたスワッシュオルタネートがある。1ウェイトのみ。

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Design Date
2016
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Prego

Prego

エレガントでユニークなディスプレイ。ハイコントラストのサンセリフで、見ての通り大変個性的なグリフをしており、おもしろみもありながらエレガントさも保っているという、素晴らしいバランスで成り立っている書体である。少しアール・デコ風味もあるだろうか。3ウェイトあって、Light の方は一応かすかにコントラストはあるものの、ほぼモノラインと化している。どのウェイトもヘアラインが大変細いので、小さなサイズで使うのは無理だろう。大きく堂々と使って欲しい。キリル文字もサポートしている。ただいま35%セール中。

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Design Date
2020
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Agatha

Agatha

本日はミステリーの女王、アガサ・クリスティ Dame Agatha Mary Clarissa Christie の誕生日(1890)。というワケで同名の書体を紹介。なかなか珍しいタイプのディスプレイ。ゴシック(ブラックレター)をベースにしたと思われるデザインで、骨格に関しては普通のローマンに近づけた上で、ステムにゴシックの雰囲気を残している。かなりのハイコントラストで細いラインはヘアラインとなっており、小さなサイズではすっ飛んでしまうので、ある程度のサイズは確保すべきだろう。フィルがソリッドなレギュラーと、アウトラインのみの Outline、ステム内に装飾を施した Blossom の3種がある。2015年 TipoType Award の First Prize を受賞している。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Allitta

Allitta

先頃より MyFonts が Fall into Fonts と称して秋のセールを行っている(なぜだろう…)。その中からひとつを紹介。ゆるゆるなモダンスクリプト。グリフの丸っこいかわいらしいタイプで、ベースラインも揃わずバウンシー。大文字にはオルタネートはないが小文字にはビギニング/ターミナルスワッシュがあり、その先にはハートが付いている(笑)。あとリガチャーも少々あり。アップライトと少し傾いた Italic もあり。それぞれ1ウェイトずつ。ただいま50%オフセール中で1書体500円ほど。

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Design Date
2020
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Gummy Hand

Gummy Hand

本日『グミの日』らしいのでこんなのを。ラフな手書きだがラフすぎない丁寧なラフ(?)なブラッシュハンドライテン。筆ペンですっと書いたようなストロークで、全体的に細めながらコントラストが緩やかに付いており、グリフは手書きではあるもののしっかりしていて大変読みやすい。小文字には同じ文字が続きがちなものにリガチャーがあり、例えば ee や mm、nn などはデザインが違う2文字が続くようになっていて(画像の mm など)、退屈にならないような気配りがなされている所がニクい。カジュアルながら品がよく、いい書体だと思う。1ウェイト。

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Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Fiddle

Fiddle

フォントというのもおこがましい(失礼)ような手書きフォント。これといった特徴はなく、ただただ子供がゆっくり丁寧に書いたような文字がそのままフォントになったよう。まあ可愛らしいのでは。イタリックもあって2ウェイト。
ちなみに Fiddle フィドルとは、アゴに挟んで弓で弾く4弦の楽器のこと。ようするにバイオリンの事なのだが(笑)、クラシックを弾くときは「バイオリン」、民族音楽を弾くときは「フィドル」と呼び分ける(『屋根の上のバイオリン弾き』という有名なミュージカルがあるが、これの原題が Fiddler on the Roof である)。楽器としての違いはまったくない。ただし奏法はだいぶ違う。歌い方で言えばオペラと民謡と思っていただければよい。本日は『バイオリンの日』だそうなので紹介してみた。

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Design Date
2013
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