アール・ヌーヴォー調のサンセリフディスプレイ。20世紀初頭にちょっと流行ったヤツで、字によってウェストが上下したり、A のバーが2本あったり、o が上付きでアンダーバーが入ったりといった所が特徴。この手の書体は Rennie Mackintosh が有名だが、それに比べて組んだ時の黒みが弱まってヌケが良くなり、現代の雰囲気に合うようアレンジされている。ウェイトも6つあってイタリックもあり、更にはギリシャ文字やキリル文字もサポートされている。ただいま70%オフセール中。
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ややファンシーな風味のあるスラブセリフ。x-ハイトが大きくカウンターも広め、字幅は一定で現代的な骨格をした書体で可読性は良く、字種も豊富で、ちょっとした長文にも対応可能かと思われる。イタリックもあるが、変わっているのは「イタリック字形のアップライト」がある所。イタリックのダイナミックな字形をほぼそのままに垂直に立てて、「Up」という名をつけている。f のディセンダーがなくなっているなどちょっとした違いはあるが、g や y のディセンダーがループしているなど、結構かわいらしい雰囲気を醸し出している。3種それぞれ9ウェイトとビッグファミリー。投稿時点でイタリックだけ Heavy がないけどアップし忘れかな…。ただいま85%オフと大出血サービスセール中。
手描き感の残るミクスドファミリー。よくあるわざとらしくグニャグニャにしたものではなく、ちゃんとレタリングしました、でも定規は使ってません、というニュアンスの書体である。最近流行りのチョークっぽい感じといえばいいだろうか。字形としては普通のサンセリフとアール・デコ調もの、スラブセリフとモノラインスクリプトがあり、それぞれにアウトラインやインライン、影付きなどのバリエーションがある。特徴的なのがスラブセリフで、ベースラインが揃っておらずゴタゴタしている。あとはカフェ方面に大活躍しそうなイラストアイコンが200種以上。これひとつでカフェの開店準備はOKてな感じである。名前は一見「ピスタチオ」だが実は「ピスタッチョ」。ただいま30%オフセール中。
本日は「乗馬許可の日」だそうな。明治4年、それまで武士のみに認められていた乗馬が庶民にも認められたとか。ということでこの「馬ヅラ」という何とも微妙な名前の書体を紹介する。トラック形楕円を基本にしたコンデンスなスラブセリフディスプレイ。全体的にかなり腰高で、e や g などの丸く囲った部分が正円になってるなど、字形が非常に独特でおもしろい。特に p や y などは他では見ないような字形をしている。イタリックもあり。3ウェイト。
ちょっと変わった字形のサンセリフ。ベースライン近くに来るラインがくっと下に張り出すようになっていたり、A や W などのステムが鋭角につながる部分がちょっと水平に伸びて台形になっていたりと特徴的である。ちょっと長文には向いてないと思うが、広告のボディコピー程度なら大丈夫だろう。5ウェイトあるがイタリックはなし。ラウンドゴシック版の Urby Soft もあり。
アール・デコ風味のある頭でっかちで可愛らしいサンセリフディスプレイ。基本的にはジオメトリックのサンセリフだが、大文字のウェストが低く設定されており、そのため頭のでかい2等身キャラのような愛らしい雰囲気が出ている。ただ可愛らしいだけではなくエレガントさも兼ね備えた良い書体である。5ウェイトでイタリックはない。ただいま80%オフセール中。
本日は 3.13 で 1 が 3 に挟まれてる事から「サンドイッチデー」となっているそうな(ちなみに「サンドウィッチの日」は伯爵の誕生日の11月3日)。というわけでこの書体を紹介。アール・デコ調のサンセリフディスプレイ。同種の書体で有名な Bauhaus のようにコミカルな字形が多く、所々ストロークの端が丸くなっている。大文字のみで、制作年も古い事から字種もかなり少なめ。1ウェイト。
ちなみにサンドウィッチのスペルが違ってるのにお気づきだろうか。本来は sandwich で、t が入らない。サンドウィッチの語源でよく知られてるのがサンドウィッチ伯爵が好んで食べたから、という説があるが、実はもう一つある。パンには何でも挟んで食べられるが、砂(sand)と魔女(witch)だけは食えねぇや、と誰かが言ったとか言わないとか。この場合はスペルは sandwitch が妥当かな。
本日「みつばちの日」だそうなのでこの書体を紹介。ヴィクトリア朝時代風のカーリーなローマンディスプレイ。全体的にコンデンスで、所々くるっと巻きが入っていてボールターミナルになっているのが特徴。アウトラインはラフになっていて、優しい雰囲気になっている。小文字はなくスモールキャップス。ミツバチなどのアイコンも入っている。作者はスクリプトの名手で素晴らしいスクリプトを多数制作しているが、こんなのも作ってんのね。
ぼったりしたローマンディスプレイ。ファミリーの Decor 1 は、普通に文字を打ってもサンプルのようにランダムにオルタネート文字が出てきてごちゃごちゃする仕様らしく、なかなかおもしろい。Decor 2 はスワッシュオルタネートはないが、ベースラインの上がったスモールキャップスとランダムに組まれる模様。普通に組みたい人は Caps を使えばいいが、それじゃこの書体を使う意味がない。気に入らない組み方は字体を切り替えてコントロールできるだろう。多分。可愛らしいオーナメントも付属。ただいま30%オフセール中。
本日桃の節句。という事でこの書体を紹介。コントラストの強いぼったりしたクリームのようなブラッシュスクリプト。傾きはほとんどないアップライトで、ご多分に漏れずスワッシュオルタネートが豊富。ただし文字から大きく逸脱するような事はなく、コンパクトめにまとまっている。3ウェイトあるが、ヘアライン部の細さはほぼ一緒。ほか、スクリプト形ではない普通の字形の大文字のみの Caps がファミリーにある。オーナメントも当然あり。