Set Sail Studios

Tag: #legible

Tazugane Gothic たづがね角ゴシック

本ブログでは初の和文書体の紹介。ついさっき Monotype から発表された同社初の和文書体(スペシャルサイトはこちら)。小林章さん、山田和寛さん、土井遼太さんらが携わって、Neue Frutiger に似合うようデザインされたそうな。新ゴなどとは違って伝統的な骨格をしており、縦組みでも十分長文が組めそうな雰囲気を持っている。10ウェイトあると説明にはあるが、この記事の投稿時点では9つしかない。どうも Thin が登録されてないようだが、ま、後で入ってくるだろう。しばらく待たれよ。ちなみに名前は漢字で書くと「田鶴が音」となり、「鶴の鳴き声」の事だそうな。
※1/25追記: ウェイト10種が揃った。
※1/26追記: 金額が修正された。ただいま半額セール中。
※1/30追記: 情報修正。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

TT Hazelnuts

TT Hazelnuts

ステムの端がセリフ状にちょこっと曲がったサンセリフ。ヒューマニストとジオメトリックのハイブリッドっぽい書体で、現代の雰囲気によくマッチしている。かわいらしいし、何よりネーミングのセンスがいいやね。カプチーノが飲みたくなってくる。開発元はディスプレイと位置づけているようだが、可読性もよく、本文用としても全然イケると思う。キリル文字もサポート。9ウェイト。ただいま82%オフセール中。筆者は多分買います。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Brioso Pro

Brioso Pro

カリグラフィーで使うブロードペンで書いたローマン。レタリングではなく、ほぼペンで一発で書いていると思われる(フォント化にあたって多分修正はしているだろうが)。カリグラファーならば結構簡単に再現できるだろう。筆者は割と自信がある(笑)。アップライト、イタリック共にちょっとしたスワッシュオルタネートがある。イタリックの方はだいぶカリグラフィー寄りになっているが、コネクションは取らず、あくまで活字っぽくしている。オプティカルファミリーで、レギュラーと Caption、Display、SubHead がそれぞれ5ウェイトあって、それとは別に Poster という極細のものが1つある。優雅さを保ちながらも、普通のカリグラフィー書体より可読性がかなり良くなっているので、色々使い勝手の良い書体となっている。ただいま30%オフセール中。でも $1,000 超えるけどね…。

Category(s)
Design Date
2002–3
Designer(s)
Publisher

URW DIN

URW DIN

URW++ から DIN が出たのでご紹介。Linotype や FontShop からも出てるので今更感はあるけども、まぁ選択肢が増えるのはいい事なんじゃないでしょうか。有名な書体なので説明の必要もないかもだが一応しておくと、DIN とは「ドイツ工業規格」の事で、元々は役所が作る道路標識やマンホールなどに入っていた色気のない無骨な書体なのだが、それがウケて今は広く使用されている。私もよく使用しており、ロゴのプレゼンシートなどにちょろっと使ったりすると、「こっちの書体の方をロゴにしたい」とか言われることがある(涙)。なので最近は使うのを辞めた(笑)。くっそう。
そんな事はさておき、Linotype の DIN Next とちょっとだけ比較してみると、Regular ではこちらの方が若干ウェイトが軽い。あまり使われないアクセント記号が入ったグリフがあったり、矢印や三角などのちょっとした図形があって、字種はこちらの方が多い。ま、Next の方は Paneuropean 版が別にあって、そっちでアクセント記号はカバーされている。字幅は Next は2種、こちらは3種。Regular と Condensed の間に Semi Condensed がある。他にも違いがあるかもだが、詳しくはご自身で。ただいま50%オフセール中。$100 で全部揃うのは今だけ。オトクだと思う。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

ITC Stone Sans II

ITC Stone Sans II

本日は「石の日」らしい(なんだそりゃ)ので、御大 Sumner Stone 氏の書体を紹介。Stone と言えば Stone Sans が思い浮かぶが、II が出てるとは知らない人も多いと思う。オリジナルの Stone Sans よりステムにコントラストがなくなってほぼモノラインになっており、ややコンデンス気味になっているだろうか。全体的に明るく軽めに仕上がっていて、時代の雰囲気にマッチしているだろう。本日より仕事始めの所も多いかと思う。本年もホソボソと続けますのでどうぞヨロシク。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher
ITC

Giureska

Giureska

通常では読みにくいブラックレターを、サンセリフ風味を加味して現代的かつ実用レベルまで持っていった書体。ブラックレターの雰囲気を保ちつつ、可読性もかなり良好なおもしろい書体である。挑戦的なのがイタリックで、ただ傾けただけのデザインではないのが凄い所。いやいやブラックレターでイタリックてと思いきや、まぁまぁなんとかイタリックっぽくはなっているので、興味ある方は販売サイトへ。ウェイトは Regular のほかは Bold と Dark というのがある。それとは別に、レギュラーウェイトひとつのみだが、Uncial もファミリーにある。こういう試みは好きだなぁ。どんどんやって欲しい。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Quasimoda

Quasimoda

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。「almost fashionable」と銘打っており、単なるジオメトリックではなく、ルネッサンス期のローマン、例えば Garamond などのプロポーションを取り入れているとあり、a や g が2階建てだったり、x-ハイトが小さくしてアセンダーを大きく取るなど、本文用を意識した作りとなっていて、使いやすくなっている。数字もオールドスタイルがあり。11ウェイトとビッグファミリー。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Alverata

Alverata

御大 Gerald Unger のフレアセリフ。氏のデザインの特長がよく出ている書体である。通常のレギュラーの他、Informal と Irregular というバージョンがあり、レギュラーと Informal の違いがちょっと不明瞭だが、大きくは a と g が2階建てと1階建てになっている。Irregular はカリグラフィーでいう Insular に寄せたデザインとなっているとの事。ギリシャ文字とキリル文字もサポートした PanEuropean というバージョンもあり。各6ウェイトで、Informal と Irregular にはイタリックはない。ただいま20%オフセール中。

Category(s)
Design Date
Designer(s)
Publisher

Kepler

Kepler

本日は中世の天文学者で、惑星の運行に関する『ケプラーの法則』を発見した事で知られるヨハネス・ケプラーの命日。という事で、その名を持つ書体を紹介。168ものバリエーションを持つスーパーファミリーのトランジショナル(モダン?)ローマン。オプティカルになっており、本文用とキャプション用(Caption)、見出し用(Display)、小見出し用(Subhead)とあり、それぞれにアップライトとイタリックがあって、6つのウェイトと4種類の字幅を持つ。計算上は全部で192になるが、一部何か無いのだろう(何が無いのかは自分で調べてくれ)。Std とはあるが字種は豊富で、これ Pro なんじゃね? とちょっと思う。17~18世紀風味のオーナメント類もちょろっとあり。非常に使いごたえのある書体。我こそはタイポグラフィの鬼なりという自負のある方はどうぞ。

Category(s)
Design Date
1996–2003
Designer(s)
Publisher

Between

Between

Monotype の日本人タイプディレクター・デザイナーである小林章さんの新作。タイプが 1 から 3 まであり、Between 1 はモダンなヒューマニストサンセリフ、2 は同氏が以前に制作した Cosmiqua というローマンの骨格をベースにしたとあり、見ての通り g に2階建てを採用したりするなど、よりオーガニックな雰囲気を持っている。3 は手書き感がやや残るダイナミックなタイプで、特にイタリックはその傾向が顕著である。という具合に 3 タイプありはするものの、全体的には統一された雰囲気を持っている。それぞれ8ウェイト。ただいま50%オフセール中だが、Monotype サブスクリプションにも入っているので、契約している方は購入不要。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
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