視認性の良いサンセリフ。サイン用途に使用される事を想定しているようで、I にセリフが付いたり、a や g に2階建てが採用されていたりして、誤読を防ぐ工夫が各所に施されている。特徴的なのがピクトグラムで、飲食・都市など7つのジャンルがあり、ひとつのジャンルにつき88ものピクトグラムがあって、計616種。さらにそれが白・黒両方のバージョンがある。書体がコンデンスじゃないのがちょっと残念。あればスペース節約にもなっていいだろうに…。7ウェイト。
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コントラストの強いラグジュアリー感のあるディスプレイ。モダンローマンからセリフが落ちたようなスタイルのコントラストの強い書体で、ウェイト展開は多いものの、ヘアライン部の細さは変わらないので、小さく使うのは無理だろう。リガチャーが少しあるが、変わってるのが大文字にスクリプト型のスワッシュオルタネートがあること。これがなかなかおもしろい。字幅に3種類あり、それぞれに7ウェイトずつで計21種。名前はギリシャ神話に登場する海の精ネレイスのスペイン語形らしい。ただいま60%オフセール中。
本日もセール中のヤツをひとつ。レトロテイストのモノラインウェッジセリフ。コントラストの弱い、ほぼモノラインのストロークに、ほんのちょっとしたセリフが付いている。ブラケットが大きく、見方によってはフレアセリフとも言えるかも。xハイトが大きくカウンターも広めで可読性が意外と良く、長文にもそこそこ耐えうる。名前はスペイン語で「先駆者」の意。ヴィレッジヴァンガードの vanguard と同じである。イタリックもあって8ウェイト。ただいま60%オフセール中。
本日もブラックフライデーセールより。ラテンアメリカの香りがするレトロなミクスドディスプレイ。太めでややコンデンス気味のサンセリフと、それに小さなセリフの付いたセリフドゴシック、モノラインのカジュアルなスクリプトが含まれている。サンセリフとセリフドゴシックは大文字のみのスモールキャップスで、フィルにはバリエーションがあり、重ね打ちすることで様々な表情を生み出せるレイヤードスタイルになっている。この書体に似合う簡単なオーナメント類も付属。名前のタベルナはスペイン語で「居酒屋・バー」の意。決して「食べるな」と言ってるわけではない(笑)。ただいま50%オフセール中。
90ものスタイルを持つスーパーファミリーサンセリフ。Latinotype は多くの優秀なフォントを開発している著名なチリのファウンダリーだが、そのファウンダリーがデザインチームの総力を上げて2年かけて開発したそうで、ファウンダリーの名を冠しているところからもその自信のほどが伺える書体である。名前にあえて Gothic を掲げているところからも分かるとおり、アメリカンネオグロテスクのスタイルでデザインされており、字幅に5種あって、それぞれにイタリックもあって9ウェイトずつで計90種というビッグファミリーである。今あえてネオグロテスクをリリースする意味は正直よく分からない(笑)が、Helvetica で組むとちょっともう古臭い、今っぽいネオグロテスクがあってもいいじゃない、と思ったかもしれない。ファミリー展開からも Helvetica を意識したのかなという気もする。ただいま60%オフセール中。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。この種の書体はあまりバリエーションを出せないと思うが常に開発され続けており、まだちょっと違いを出せるようである。この書体は基本はxハイトが大きめの現代的なもので、そのほかには見ての通り、ちょっとしたグリフ違いのオルタネートが数種用意されている(ここにはないが g にもちゃんと2階建てがあり)。文字の大きさや文の長さによって使い分けると良いだろう。9ウェイト。ただいま60%オフセール中。
本日は七夕。織姫(こと座ベガ)と彦星(わし座アルタイル)が主役、という事でスペイン語でワシの名を持つ書体を紹介(強引)。コントラストの強いフレアセリフ?ディスプレイ。アセンダーとディセンダーが短く、全体的にコロッとしたグリフではあるが、コントラストが強いせいか、エレガントさもある書体である。骨格は素直でスッキリしていて読みやすい。9ウェイトあるが、ヘアラインの細さはそのままなので、太いウェイトほどコントラストが強くなる。やはり大きく使って活きる書体だろう。
最近じゃめずらしいレトロなグロテスク。19世紀後半の書体からインスパイアされたものとのこと。ノーマルと Display の2種があり、ノーマルの方はほぼモノラインでコントラストが弱い。C の巻き込みが強いのが特徴的。Display の方は横線のみがかなり細くなるというあまり見ない処理がされており、おもしろい効果を生み出している。全体的にどことなくラテンアメリカの雰囲気があるだろうか。双方とも字幅が3種類あって、9ウェイトずつで合計54種とビッグファミリーとなっている。名前のカンペチェとはメキシコの都市名。
デコラティブなスラブセリフディスプレイ。細めのウェイトのほぼモノラインのスラブセリフがベースで、ストロークのあちこちがちょっとにゅよっとカーブしてるのが特徴。スワッシュオルタネートがかなり豊富にあり、総グリフ数が1000を超える。1920年代に発売された Canterbury という書体にインスパイアされたものとのこと。確かによく似てはいるが、こちらの方がxハイトがかなり大きい。名前はスペイン語で「歌の練習」とかそういう意味の canturía から来てるそうな。イタリックはなく5ウェイト。ただいま60%オフセール中。
コンデンスなディスプレイサンセリフ。タイトなプロポーションの書体だが、割りと可読性は確保されていてそこまで読みづらくはない。グリフはレギュラーと Alt があり、Alt の方はレギュラーよりもちょっと曲線が多めになっている。a と g はレギュラーが2階建て、Alt は1階建て。各タイプにイタリックもあって7ウェイトずつで、計28種とやや多めのファミリーになっている。ただいま50%オフセール中。