アメリカンな感じ満載の極太スクリプト。ATFの古い書体をベースにしたとある。組んでそのままメジャーリーグのユニフォームに使えそうである。例に漏れずオルタネートやリガチャー、オーナメントが大変豊富な上、キャッチワードもかなりの数がある。これらに似合うディスプレイローマンもファミリーにあり、なぜか「トスカナ人(Tuscan)」という名前が付いている。名前はコロンビアのクンディナマルカ県にある村からとったものらしい。
Category: Script
名前の通り、水平線を思わせる横長スクリプト。以前に紹介したCourtesy Script Proに似ているが(同じ作者が参加してるらしい・笑)、こちらは抑揚のないモノラインスクリプトである。やはりオルタネートが多く、色々なスペリングを楽しめる。投稿時点で30%オフセール中。
フレンチ風味のスクリプト。このブログではスクリプトを多数紹介してきたが、このテは初めてだと思う。サンプルイメージのMを見てもらえれば判るが、他の国ではあまり見ない書き方をしていて特徴的。正直言うとファミリーもオルタネートもないし、1字1字はあまり質は良くないかなーと思うが、組んでみるとそんなに悪くはない。でもちょいーと字間が広めかな。名前は超有名高級ワインのシャトー・マルゴーから。
ラフな手書きスクリプト。とは言え、普通に書いた文字とは違い、言えば店頭のPOPに近い。カフェのメニューとかによくありそうな書体である。やはりリガチャーやオルタネートは豊富だが、このテの書体にしては珍しく、5つもウェイトを揃えている。フレーム類も多少あるが、同じ作者によるオーナメント LoveHearts を組み合わせればもっとバリエーションが広がるだろう。安いので手軽に買える所もオススメ。ちなみにFMとあるが、ウチとは一切関係ない(笑)。
2日続けてスクリプトになってしまったが、セール期間が短いので。デコラティブなカッパープレートスクリプト。こちらもやはりスワッシュが多いが、ただのスワッシュではなく、それに更に装飾が施されていて、ちょっと注意して使わないとかなりうるさくなってしまう書体である。華やかさではトップクラスなので、ゴージャス感を演出したい場合にドウゾ。ドンペリとか多分似合います。ただいまアメリカ独立記念日キャンペーン中で、7/11(東部時間)まで50%オフ。急げ!
非常に優雅なスペンサリアン・カッパープレート。ご多分に漏れずスワッシュの付いたオルタネートが豊富。カッパープレート系は小さく使うのが基本だが、この書体はあまりにヘアラインが細いので、あまり小さすぎるとかすれてしまうかも知れない。背景もあまりごちゃごちゃしてると埋もれるだろう。使用にはちょっと注意が必要。まぁ白地に黒で使うのが一番かも。レディーハンドスタイルとあるが、個人的にはあまり女性が書いたような雰囲気は感じない(笑)。
またしてもTypodarium本日の書体(笑)。イタリア語で「最高に美しい女性」という名を持つ、「エレガント」とはこのコトだというようなカッパープレートスクリプト。線が繊細で非常に美しい。ご多分に漏れずスワッシュやリガチャーが豊富で、このブログではよくこのテのスクリプトを紹介しているが、このフォントは字種がなんと2000とケタ違い。Illustratorには自動でスワッシュやリガチャーを付けてくれる機能がありはするが、オート任せではこの書体は生きてこない。使いこなすにはカリグラフィーの知識が必須となるのは間違いないが、単純に字形を探すのが大変かもしんない(笑)。この作者は他にも美しいスクリプトを多数制作している(スクリプトだけじゃないが)。おいおい紹介していこうと思う。
一応スクリプトに分類したけど、本来はイタリックな書体。アップライトがないので、スクリプトとしておいた。モダンローマンがベースになっており、セリフが極端に細く、ステムも一部はヘアラインと化している。見ての通りスワッシュが大変豊富で、オーナメントも揃っている。紹介文にもある通り、香水や化粧品のパッケージ、女性誌などで重宝するだろう。ファミリーには通常のものとスジが入ったインライン、それと細い線のみのモノラインがある。名前はスペイン語で「ヒーロー」の意。
英国のカリグラファー、Gaynor Goffeの筆致をフォント化したスクリプト。確か作業にあたったのは小林さん。名前は日本の陶芸家・濱田庄司からとったものだそうだ(詳しい説明はこちら)。このGoffeさん、驚くことに左利き。カリグラフィーをやっている方は解ると思うが、左利きにはかなりつらいものがある(と想像できる)。にも関わらず素晴らしい作品を世に送り出し続けている素晴らしいカリグラファーである。たまに彼女の作品を模写するが、mの右側のアーチが開くなど、このフォントにはその独特な書風がよく現れている。
エレガントで美しいが、ぶっちゃけてとても読みづらいスクリプト(笑)。カッパープレートの中でもアメリカで生まれたスペンサリアンと呼ばれるものをベースにしたとある。どう違うかというと、うーん、太い部分の位置が通常とちょっと違うかなという感じ。小文字は緩急がついておらず、かつ大文字に比べ極端に小さく字間も大分広い。「礼儀」という名の割には結構な礼儀知らずに見えたりする(笑)。シチュエーションを選ぶが、キレイな書体ではある。ファミリーはない。