Set Sail Studios

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FF Tsunami

FF Tsunami

本日は緊急速報メールが来たと思うが『世界津波の日』だそうである。嘉永7年(1854)のこの日に安政南海地震が発生し、四国や紀伊半島を津波が襲ったそうな。2011年に日本で東日本大震災をうけて制定され(当初 3.11 だったが生々しすぎて却下)、2015年に国連でもそのまま採用されたらしい。
というワケでこちら。レトロゲームで使われてそうなスラブセリフディスプレイ。プロポーションが矩形いっぱいに収まるようになっており、昔のゲームで見たような書体そのままである。こうなっていたのにはプログラムで扱いやすいという事情があったにせよ、その制限がこういうスタイルを生み出すに至ったのはおもしろい。当時はドットデータだったがこのフォントはベクターデータなので、イタリックやボールドもある。字幅の広い Expanded もあり。作者はオランダ人だが、フォント名からして日本のゲームからヒントを得たのだろうと思われる。

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Design Date
1999
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FF Milo

FF Milo

1820年の本日、かのミロのヴィーナスが発見されたらしいのでこちらを紹介。コリッとした雰囲気のある本文用ヒューマニストサンセリフ。長文を意識してか全体的にややコンデンス気味で、スペースを食わないようになっており、かつ大変読みやすくスッキリしている。あまり手書きのニュアンスのあるカーブがなくジオメトリック気味なのもおもしろい。スモールキャップスやオールドスタイル数字もあって、本格的な文字組が可能。セリフの付いた Milo Serif、スラブセリフの Milo Slab も別にある。9ウェイト。

Category(s)
Design Date
2008
Publisher

FF Hertz

FF Hertz

本日は周波数の単位にもその名が残る物理学者、ハインリヒ・ヘルツ Heinrich Rudolf Hertz の誕生日(1857)。というワケでこちら。ローコントラストのオールドスタイル。硬い印象の書体で、古いドイツの地図に使われてた書体のスタイルを真似たそうな。セリフはブラケットがなくほんのりステム側が太くなっていて、作者は普通のセリフとスラブセリフの中間といった感じが特徴。理工系の文章に似合うと思う。6ウェイト。

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Design Date
2015
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Publisher

FF Info Display

FF Info Display

昨日5月30日は FontShop 創設者エリック・シュピーカーマン Erik Spiekermann の誕生日(1947)。というワケで氏の書体を紹介。可読性の良いサンセリフ。名前からしてサイン用かなと勝手に解釈している。コンデンス気味でxハイトはやや小さいが大変読みやすく、線がクロスするところはインクトラップが入っていて潰れないようになっている。この FF Info には Text というバージョンがあるが、そちらの I にセリフがないので、この Display はやっぱりサイン用じゃないかなと思う。もうひとつ Correspondence というバージョンもあり、「通信・文通」の名前のとおりモノスペースでタイプライター風味があるものとなっている。

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Design Date
1996
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FF Scuba

FF Scuba

本日『スクーバダイビングの日』だそうなのでこちら。スッキリしていて可読性の良い現代的なヒューマニストサンセリフ。これと言ってクセのない書体でどう紹介していいか判らないほどだが(笑)、I に誤読防止のためのセリフの付いたオルタネートがある、ß(エスツェット)の大文字グリフがあるのが変わってると言えば変わってる。あと S のカーブが深いかな。これにより字幅が出て他の字とのバランスが取れている。Std 版と Pro 版があり、それぞれ8ウェイトずつ。ちなみに scuba とは self‐contained underwater breathing apparatus(自給式水中呼吸装置)の略だそうな…知らなかった。

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Design Date
2012
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FF Chernobyl

FF Chernobyl

1986年の本日、チェルノブイリ原発事故が発生した。というワケでこちらの書体を。陸上トラック型楕円(なんか数学的に名称ないの?)を基調としたステンシルディスプレイ。1字1字は遠目にはややコーヒー豆っぽい。個人的には’80年代ぐらいの雰囲気を感じてレトロだなぁと思う。Amelia という古い書体に若干似てるかな。A, M, V, W はデフォルトではテーパードになっていて他の字とは若干字形が違うが、楕円形を合わせたオルタネートも持っている。作者がなんでこんな名前をつけたのかは不明。1ウェイト。

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Design Date
1999
Designer(s)
Publisher

FF Penguin

FF Penguin

本日は『世界ペンギンの日 World Penguin Day』だそうなのでこちら。切り絵のようなファットフェイスディスプレイ。紙をラフに切り取って形作ったような可愛らしい書体である。グリフには白黒反転したものがあり、字を囲う黒い部分はただの四角ではなくガタガタしており、こちらもなかなかおもしろい。「数年前(1995年より前)に日本のタイポグラフィ雑誌で見た書体にインスパイアされた」と説明にあり、感じからしておそらくは平野甲賀氏あたりの書体を見たのかなー、と推察する。イタリックもあり、Bold と Black の2ウェイトの他、いわゆる袋文字の Outline がある。

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Design Date
1995
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Publisher

FF Infra

FF Infra

ややx-ハイトが小さめでコンパクトな本文用ジオメトリックサンセリフ。小さいのに小さく使って読みやすいとうたっており、組んだ時の字の並びのリズムが一定で、確かにその通りかなという感じがする。字種が大変豊富で、なんと1000を超えている。数字や矢印が豊富にあり、サインとして使ってもいいのかもしれないが、ちょっと字幅や字間があるので個人的にはあまり向いている気はしない。イタリックもあって10ウェイトとビッグファミリー。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2019
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FF Eggo

FF Eggo

ポップでカジュアルなレタリングスクリプト。カウンターが大きく筆で書いたようなニュアンスがあり、大文字だけでも組めるようにデザインしてあって、カフェやスーパーなどの食料品関連によく似合う美味しそうなスクリプトである。コネクトはしっかり取れており、控えめながらスワッシュオルタネートもある。基本アップライトだが、傾いたイタリックスタイルもある。ウェイトも5つとスクリプトにしては豊富。

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Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

FF DuDuchamp

FF DuDuchamp

明日7月28日は、便器を作品としたことで有名な(笑)芸術家マルセル・デュシャン Marcel Duchamp の誕生日(1887)なので名前が入ってるこんなのを。こんなんもスクリプトと呼ぶのかどうかは判らない、なんとも言えないハンドライティングフォント。曲線がほとんどなく、ほぼ直線のみで構成されている。パレットナイフの先っちょでガリガリ書いたら多分こんなのができるのかなー、という感じ。製作年が古いため、字種はスタンダードのみ。1ウェイト。

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Design Date
1992
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