ローマンキャピタルの最高峰(断言)。ローマにあるトラヤヌスの記念柱の根元にある碑文の書体を元に制作されたもの。この碑文の書体こそがすべてのローマン書体の原典であるとされ、ここから何万というローマン書体のバリエーションが生まれたが、Trajan はこの碑文の書体そのものに近い形で制作されている。2000年経ってもこの威風堂々たる雰囲気の人気は衰えず様々な場面で使用されており、特に映画界では重宝されている模様(笑)。1989年に制作されてから二度改定されており、この 3 が最新版。2ウェイトから6ウェイトになり、ギリシャ文字とキリル文字が追加された。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信されている。Adobe Fonts ではカラーフォント版の Trajan Color も利用可。
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ヴィンテージ風味あふれるディスプレイ。太めのフレアセリフというかセリフドゴシックというか、その辺のスタイルにスワッシュオルタネートが豊富にある。3種のバリエーションがあって、普通のソリッドなものと、アウトラインがラフな Rough、フィルが荒れた Stamp がある。ほか、影にも2種類あり。小文字はなくスモールキャップス。ウェイトは1種。
ヴィンテージ感のあるディスプレイ。やや幅広のグリフにコントラストがほぼないストロークの端に大きめのウェッジセリフが付いており、見方によってはフレアセリフにも見えるだろう。プロポーションがやや変わってて可愛くおもしろい。A の上のバーが英国風みがあってレトロである。大文字のみのスモールキャップス。6ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。
今日から12月とかヘタなホラーより恐ろしいが取り敢えずこちら。デコラティブなオープンフェイスのディスプレイローマン。大文字のみで、大文字のグリフにはスタンダードなもの、小文字の方にはデコラティブに変形したグリフが入っており、リガチャーも多数あるようで、これらを組み合わせておもしろい文字組みが楽しめるようになっている。大変華やかでこの時期にぴったりだろう。1ウェイトのみ。
本日『いい肉の日』なので BBQ に似合いそうなこちら。カジュアルなレイヤードスタイルのサンセリフディスプレイ。基本は大文字のみのコンデンスなイタリックで、これしかスタイルがないのだが、フィルとシャドウがなんと200種類以上あって、これを重ね合わせることで無限(実際は有限・笑)の組み合わせを生むことができるようになっている。テイストはアメリカンヴィンテージなので、ステーキハウスとかその辺に似合うだろう。実際、それらのアイコンイラストが多く付属している。ここまで種類は多くはないが、同様のファミリーに小文字もある普通のサンセリフの Zing Sans Rust、スクリプトタイプの Zing Script Rust もある。ただいま50%オフセール中。
本日もブラックフライデーセールより。ラテンアメリカの香りがするレトロなミクスドディスプレイ。太めでややコンデンス気味のサンセリフと、それに小さなセリフの付いたセリフドゴシック、モノラインのカジュアルなスクリプトが含まれている。サンセリフとセリフドゴシックは大文字のみのスモールキャップスで、フィルにはバリエーションがあり、重ね打ちすることで様々な表情を生み出せるレイヤードスタイルになっている。この書体に似合う簡単なオーナメント類も付属。名前のタベルナはスペイン語で「居酒屋・バー」の意。決して「食べるな」と言ってるわけではない(笑)。ただいま50%オフセール中。
繊細でシックなサンセリフディスプレイ。コンデンスなジオメトリックサンセリフで、正直どこにでもあって珍しいものではないのだが、プレゼンテーションが美しいので紹介した。この書体を使ったロゴテンプレートが付属しているのだが、どれも大変センスが良い。これをそのまま提案してクライアントが採用するかどうかは分からないが、これを喜ぶクライアントとの出会いを夢見ている(笑)。名前はフランス語で「白」の女性形。大文字のみで4ウェイト。
スパイキーなセリフを持ったディスプレイローマン。コロッとしたプロポーションではあるが変わったグリフが多く、またセリフがストロークに対して直角に付いていたりしてかなりおもしろい書体である。スモールキャップスで小文字はないが、オルタネートやリガチャーが多く、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。雰囲気的にハロウィンに使えそうなので紹介してみた。全体的には Mason に似てる書体。名前は蒸気機関の発明者、トーマス・ニューコメン Thomas Newcomen から取ったそうな。4ウェイト。
ハロウィンも近いということでこちら。大きなウェッジセリフの付いたコンデンスなディスプレイ。大文字のみで、小文字のグリフには通常のグリフが入っているが、大文字の方には片方のステムが伸びたりしてバランスが崩れたタイプのグリフが入っており、これらを組み合わせることでイメージのようなホラーなどでよく見るタイプのロゴが作れるようになっている。このテはだいたい手書き風でステムも斜めになっているものが多いが、これはちょっと大人向けなのか落ち着いている。1ウェイトのみ。
モノグラムに特化したディスプレイ。モノグラムとは2つ以上の文字を組み合わせて作るマークのことで、本書体は縦長と横長のグリフを組み合わせることで簡単にモノグラムを作れるようになっている。大文字には縦長、小文字の方には横長のグリフが割り当てられてるので小文字はない。これはセリフタイプだが、他にサンセリフやアール・デコスタイルなどいくつか種類があるので、作者のページで選ぶと良い。