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Tag: #art nouveau

Auriol

Auriol

本日はアール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャ Alfons Maria Mucha の誕生日(1860)。なのでアール・ヌーヴォー風味あふれる書体を紹介。ぼったりした植物的なニュアンスのあるステンシルタイプのディスプレイローマン。20世紀初頭にフランスで発表された書体で、当時全盛だった美術運動アール・ヌーヴォーの影響をモロに受けている。同系統の Arnold Boecklin と並び、割と有名な書体。全体的にぬちょっとした筆感があるのが特徴的。筆者的にはこの書体はオーナメントが主体ではないかと思っており(笑)、これらがもうとにかくアール・ヌーヴォー。これらを使いこなせればすればあっという間に当時の雰囲気を再現できるので、ぜひチャレンジしてみてもらいたい。イタリックもあって3ウェイト。

Category(s)
Design Date
1901
Publisher

Disalina

Disalina

かなり変わった字形を持つサンセリフディスプレイ。作者本人もアール・ヌーヴォー風かな?と疑問符付きで紹介している、なんとも形容し難い字形をしており、まあとにかく見ていただきたい。全体的にはモノラインで現代的な雰囲気は持っているが、アレンジがクラシックでおもしろい。スワッシュオルタネートやリガチャーもいくつかある。7ウェイト。ただいま69%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Holiday Present

Holiday Present

植物的なニュアンスのあるアール・ヌーヴォー風ディスプレイ。ステムの端に魚尾のような飾りが付き、あちこちくるっと巻いているファンシーな書体で、小文字はなくスモールキャップスだがスワッシュオルタネートとイタリックもあり、フィルはソリッドなもの、ラフ、アウトライン、インラインの4種がある。スペーシングなどがちょいーと雑な気がするが、そこはウデでカバーしてもらいたい(笑)。名前の通りクリスマスにどうぞ。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

P22 Mucha

P22 Mucha

本日はチェコ出身で、20世紀初頭にフランスで活躍したグラフィックデザイナー、アルフォンス・ミュシャ Alfons Mucha の誕生日(1860)。なのでこちら。ミュシャはポスターを描く際に独特の文字をレタリングしていたが、それを参考にフォント化したもの。アール・ヌーヴォー風味があるミュシャの書体の雰囲気がよく出ているが、ちょっと鋭すぎるかなという感じ。ここまで細くテーパードにはなってないかなーと思う。けどま、いいんじゃないでしょうか。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2001
Designer(s)
Publisher

Cocotte

Cocotte

アール・ヌーヴォー調のサンセリフディスプレイ。20世紀初頭にちょっと流行ったヤツで、字によってウェストが上下したり、A のバーが2本あったり、o が上付きでアンダーバーが入ったりといった所が特徴。この手の書体は Rennie Mackintosh が有名だが、それに比べて組んだ時の黒みが弱まってヌケが良くなり、現代の雰囲気に合うようアレンジされている。ウェイトも6つあってイタリックもあり、更にはギリシャ文字やキリル文字もサポートされている。ただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Röijer

Röijer

デコラティブなヘヴィウェイトのローマンディスプレイ。Mantinia に雰囲気が似てるが、あちらは古代の碑文がモチーフになっており、こちらの方がそれよりはぐんと時代が下って、アール・ヌーヴォー調である。ティム・バートンの映画や「ジョジョの奇妙な冒険」などのゴシックパンクに似合いそうな雰囲気を持っている。1ウェイトのみだが字種は結構豊富で、全大文字に王冠が載っかったグリフがある。ほか、白抜き+影付きのタイプと、オーナメントとイラストアイコン(dingbats)がファミリーにあり。チェスの駒や前輪が巨大な自転車(ペニー・ファージング)など19世紀後半のものをモチーフにしたものがいくつか入っていて、非常にコンセプトのしっかりした書体である。この辺が好きな人にはたまらないであろう。ただいま72%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016–7
Publisher

Art Gothic

Art Gothic

アール・ヌーヴォー調のディスプレイ。ミュシャのポスターかなんかに使われてそうな、植物的なニュアンスのあるクセの強い書体である。元は20世紀初頭、セントルイスにあった Central Type Foundry という所から発表された書体らしい。それを URW++ がデジタル化したもの。今となってはこれと言って使い道が思い当たらないが、筆者は個人的には好きな書体である。

Category(s)
Design Date
1995
Designer(s)
Publisher

Bradley

Bradley

アール・ヌーヴォー風のローマンディスプレイ。20世紀前半に活躍したアメリカのイラストレーター、Will H. Bradleyのレタリングからインスパイアされたものだという。ぬよっとした植物的なラインと、字によって大幅に違う字幅が特徴。字幅やテールの長さなどに違いをもたせたオルタネートを持つ字がいくつかある。Std版とPro版があって、Pro版はギリシャ文字とキリル文字をサポートしている。2ウェイトあって、Chicopee がノーマル、Wayside がボールドとなっている。両方とも Bradley が住んでいたマサチューセッツの地名らしい。小文字はなし。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

P22 Victorian Gothic

P22 Victorian Gothic

カッパープレートゴシック風味な書体。サンプルイメージにあるオーナメント類もファミリーだが、「There is…」と書いてあるコンデンスでスワッシュの付いた書体もなぜか同じファミリーである。名前の通り、19世紀英国のデコラティブな雰囲気満載。正直すげぇ使いづらいとは思うが、個人的には好きなタイプの書体。

Category(s)
Design Date
2000
Publisher
P22
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