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Tag: #art nouveau

Musketeer

Musketeer

本日は作家アレクサンドル・デュマ Alexandre Dumas の誕生日(1802)。代表作『三銃士』にちなんで「銃士」の名を持つ書体を紹介。アール・ヌーヴォー風味のディスプレイローマン。プロポーションが上か下に偏ったグリフが特徴で、h/m/n の右足がぐっと斜めに張り出しているのもおもしろい。全体的に Windsor にも似ているが、こちらの方がより繊細かなという感じ。古い書体なのでオルタネートが皆無なのが残念。4ウェイト。
ちなみにこのダルタニアンと三銃士の老年期を描いた『仮面の男』は結構好きな映画。あのディカプリオがほぼ脇役でしかなかったという(笑)。

Category(s)
Design Date
1968
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Klimt

Klimt

本日は画家クリムト Gustav Klimt の誕生日(1862)なのでそのものズバリを。アール・ヌーヴォーとアール・デコの中間風味のあるディスプレイ。ややコントラストのあるエレガントな書体で、説明には「クリムトの手書き文字をベースにした」とある。けどこんなレタリングしてたんかな…? ミュシャなら分かるが、クリムトがやってたかどうかは不明。ただ、手書きの不安定さはちょっと残っていて、それが味になっている。大文字のみ。

Category(s)
Design Date
2013
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Publisher

EFCO Brookshire

EFCO Brookshire

レトロなアール・ヌーヴォーまたはヴィクトリア朝風のディスプレイデュオ。植物的なオーナメントの付いたデコラティブなローマンと、やや平たい太めのセリフドゴシックのセットになっている。ローマンの方はスワッシュオルタネートも用意されているようで、凝った文字組みが可能。セリフドゴシックの方は一見サンセリフだが、拡大しないと判らないぐらいに小さなセリフが付いている。こちらもちょっぴり植物的なニュアンスがあり、ローマンの方との相性は良い。ちなみに本日は『シャーロック・ホームズ』の作者、コナン・ドイル Sir Arthur Ignatius Conan Doyle の誕生日(1859)ということでこの書体を選んでみた。

Category(s)
Design Date
2021
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Remah

Remah

変わったグリフのレトロ風味のあるディスプレイサンセリフ。ストロークはモノラインでほぼ同じ太さの書体で、見ての通りグリフがあちこちぐにゃっと曲がって特徴的。アール・ヌーヴォー風味があるだろうか、ちょっとレトロな感じもする。ノーマルなグリフのオルタネートもちょっとだけあり。字幅にノーマルと細めの Cnd(Condensed)の2種があり、それぞれ5ウェイトずつ。

Category(s)
Design Date
2020
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Magritte

Magritte

本日はシュールレアリスムの画家ルネ・マグリット René François Ghislain Magritte の誕生日(1898)。というワケで同名の書体を紹介。コントラストの強いうにょっとしたディスプレイ。見ての通り植物的なニュアンスを持った耽美的な書体で、シュールレアリストをうたっているが、雰囲気的にはアール・ヌーヴォー風味も感じる。そのまま組むだけでかなりクセが強いが(笑)、リガチャーも多少あってワンパターンにならないよう配慮されている。ギリシャ文字もサポート。作者はカリグラファーとしても有名な方。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
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PGF Elyss

PGF Elyss

3種の書体がファミリーになったクラシカルなディスプレイミクスド。Roman、Nouveau、Script の3種があり、Roman はコントラストが強く、コンデンスでステムがくびれており、Nouveau はロンバルディック・キャピタルに似たアール・ヌーヴォー風、Script は名前の通りスクリプトで、細めのカリグラフィーイタリックとなっている。フランスのカリグラファー、Jean Larcher (1947–2015) の作品にインスパイアされたとある。それぞれオルタネートやリガチャーが豊富で、他にキャッチワードやオーナメントも付属している。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Turbayne

Turbayne

ちょっとアール・ヌーヴォー風味のあるディスプレイ。グリフが大変クラシックながらステムはほぼモノラインなので、そこまで古めかしい感じはしない。セリフはウェッジ型のものがちょこんと付いている。てっぺんにバーが乗った A やカーブした E、下部が膨らんだステムのある U などがヴィンテージ感があって大変筆者好みである。1900年前後に英国で活躍した装丁家の Albert Angus Turbayne のデザインした書籍のタイトルから起こしたものとの事で、この名が付いている。大文字のみで1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Conserta

Conserta

本日も終了間近の Type through the Eras キャンペーンから。アール・ヌーヴォー風味のあるディスプレイ。基本はコンデンスでウェイトの軽いセリフドゴシックで、所々植物的なニュアンスのにゅよっとした曲線で構成されている。普通?のグリフの Standard と、スワッシュオルタネート的なグリフの Royal があり、基本はこれらを組み合わせて使うようになっている。サンプルのように往時の雰囲気そのままを再現するのは知識がないとなかなか難しいが、まぁあんまり気にしないで好きに使えばいいと思う。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
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Lempicka

Lempicka

アール・デコとアール・ヌーヴォーの中間にあるようなディスプレイ。ライトウェイトのモノラインディスプレイで、ジオメトリックだが、見ての通りかなりあちこち変形してておもしろい。作者はアール・デコと言っているが、筆者の目にはモノラインながらアール・ヌーヴォー風味が強いなと感じてる。ミュシャを現代風にしたらこんな感じかな。リガチャーが大量に用意されており、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。小文字はなくスモールキャップス。オーナメント類は Ai データで同梱されている。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Windsor

Windsor

珍しく筆者の好きな古い書体を紹介。ぼったりしたレトロなローマンディスプレイ。20世紀初頭に英国で生まれた書体で、アール・ヌーヴォー風味をちょっと取り込んでいる。ストロークのウェイトにややばらつきがあり、縦のセリフが斜めだったり、P や R が頭でっかちだったり、U が尻でっかちだったり、h や n などの右のステムが斜めだったりといろいろと変わったグリフが見られる。3ウェイトあって、一番重い Ultra Heavy は見た目が Cooper Black に近くなる。ほかディスプレイ用にコンデンスな ExtraBold Condensed、さらに細身の Elongated、フィルのない Outline がある。

Category(s)
Design Date
1905
Publisher
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