名前の通り、曲線が艶めかしいフレアセリフディスプレイ。そこまで奇抜ではないが曲線を主体とした変わったプロポーションのグリフで構成されており、大変美しくユニークである。見本は繊細だがウェイトバリエーションがあり、Bold はかなり太めでコントラストが強く、同じ書体とは思えないほど変化がある。一部の字にはグリフ違いのオルタネートがある他、大小それぞれに30ほどのリガチャーがある。字幅はレギュラーと Condensed の2種があり、それぞれ3ウェイトずつ。
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やっぱり流行ってるっぽい、ローマンとカッパープレートスクリプトのコンバイン書体。繊細でややコンデンスなローマンとカッパープレートスクリプトのコンビで、変わってるのがスクリプト+ローマンのリガチャーがある所。これは今回初めて見た。ほか、ローマン+ローマンのリガチャーと、スクリプトおよびローマンそれぞれにオルタネートがある。イタリックと2種あるが、傾いてるのはローマンのみ。スクリプトは双方とも傾きの角度は同じかな。大文字のみで1ウェイト。
ラグジュアリー感あふれるモダンローマンディスプレイ。ヘアラインの細いディスプレイ用途向きのモダンローマンで、イタリックはスタンダードなグリフの他、カッパープレートスクリプトのようなオルタネートがあるのが特徴的。キリル文字もサポートしている他、字幅が5種もあってそれぞれに9ウェイトずつで計90種というかなりのビッグファミリーであり、これだけのクオリティでありながら、パックでなんと $29 という格安書体である。Didot に飽きたら十分選択肢として検討していいだろう。
最近ちょっと流行り始めているカッパープレートスクリプトとローマンのコンバイン書体。これはいわゆる2書体のデュオではなく、ひとつのフォントに2種のグリフが収められているタイプである。また分類名を考えなくてはいけなくて、ちょっと頭が痛い(笑)。この書体の場合は本来大文字が割り当てられるコードの部分にスクリプトの大文字、小文字のコードの部分にローマンの大文字が入っているようだ(という訳で小文字はない)。使う場合はどちらかをメインにし、もう一方をアクセントとしてちょこちょこ使うといいだろう。双方同量だとちょっとゴチャゴチャして魅力が半減すると思う。1ウェイトのみ。
繊細でエレガントなモダンディスプレイ。コントラストが強くブラケットの大きいモダンローマンで、C や O などの丸い文字以外は全体的にかなりコンデンスで背が高い。ここにはないが、Q のテールが左向きなのが特徴的。最近この手の雰囲気の書体は変わったグリフのオルタネートやリガチャーを持っていたりするが、まったくないのが潔い。さらに言えば小文字さえない(笑)。逆に使い方に迷うことはないだろう。1ウェイトのみ。
まだまだ流行は終わらない、久々に紹介のエレガントな変形系ディスプレイ。ライトウェイトのコントラストの強いサンセリフをベースに、見ての通り変わったグリフやリガチャーが多数ある書体である。ヘアラインのストロークは端がちょっと広がってフレア気味になっているのが特徴。このテとしてはめずらしくファミリー展開されており、イタリックもあって4ウェイトある。重いウェイトもヘアラインの方はそのままなので、コントラストが強くなる。小文字はナシ。ただいま40%オフセール中。
本日なんか消滅した?っぽいが『ジャズの日』だったらしいのでこちら。変わったリガチャーがおもしろいディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンベースで、見ての通り一部リガチャーがある。ただこういうリガチャーを売りにした書体は数あるが、この書体は一般的な繋ぎ方とちょっと違うところがおもしろい。見本では大文字しかないが小文字もあるのでご安心を。1ウェイトのみ。
シックでエレガントなローマンディスプレイ。ハイコントラストの繊細な書体で、シルエットはオールドスタイルだが印象はモダンローマンのそれである。80種以上の個性的なリガチャーがあり、そのまま組んでロゴやポスターの見出しなどで力を発揮するだろう。このテとしてはめずらしくファミリー展開があり、イタリックもあって5ウェイトある。ちなみにこの作者はこういう雰囲気の書体が得意らしい。ファウンダリー名である Silk が代表だろうか。
関係ないけど投稿時点で MyFonts のグリフ確認機能が動作してない。はよ直してくれー。
シックでかわいらしいデコラティブなスラブセリフディスプレイ。ライトウェイトのややジオメトリック寄りのスラブセリフに、ちょっとした北欧風の植物的なオーナメントが付いているディスプレイで、とてもシックでかわいらしい。クリスマス向けのフォントはかなりの数があるがほとんどが子供向けで、こういう雰囲気のものはなかなかないのでとてもありがたい。オーナメントが付いてるのは大文字のみで、付いてないバージョンもオルタネートにある。名前の Hygge ヒュッゲとはデンマーク語で「居心地のいい空間」「楽しい時間」などを表す言葉だそうである。1ウェイトのみ。
今日から12月とかヘタなホラーより恐ろしいが取り敢えずこちら。デコラティブなオープンフェイスのディスプレイローマン。大文字のみで、大文字のグリフにはスタンダードなもの、小文字の方にはデコラティブに変形したグリフが入っており、リガチャーも多数あるようで、これらを組み合わせておもしろい文字組みが楽しめるようになっている。大変華やかでこの時期にぴったりだろう。1ウェイトのみ。