Set Sail Studios

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Aquamarine

Aquamarine

クソ暑いので名前だけでも涼し気なフォントを紹介。ヴィクトリア調のデコラティブなローマンディスプレイ。サンプルの書体はファミリーにある Floral Caps One というもので、これとは別に普通のタイプのローマンに若干スワッシュの付いた Titling、ハデにスワッシュの付いた Swash、アウトラインの Engraved、別のタイプのデコラティブな Floral Caps Two があり、オーナメントには通常のものと枠で囲ったカメオ(サンゴや貝で作った浮き彫りのアクセサリー)形の Cameo がある。名前のせいもあろうが、全体的に波を思わせる形がそこかしこにあり、なんとなく海を連想させる書体である。

Category(s)
Design Date
2001
Publisher

Bibliophile Script

Bibliophile Script

優雅なカッパープレートスクリプト。19世紀アメリカのプリンターで「クリスマスカードの父」と呼ばれる Louis Prang の書体を参考にしたとある。ローマンキャピタルの風味も加えたとかあるが、どこらへんがそうなのかは不明(笑)。繊細でタイトな字形で、最近の書体らしくオルタネートがかなりあって、900ほどのグリフがある。2ウェイト。ただいま半額セール中。ちなみに発売元の Studiopos の書体は今気づいたがこのブログで結構紹介しており、スクリプトが得意なようである。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Canterbury Old Style

Canterbury Old Style

クラシカルでエレガントなセリフドゴシックディスプレイ。アセンダーとディセンダーがかなり長く、キャップハイトも大きくて大文字と小文字の大きさの差が激しいが、ウェイトが軽い事もあって、なんとなくエレガントで可愛らしい書体。大文字にはスワッシュオルタネートがある。1920年に Morris Fuller Benton が American Type Founders のために制作した書体で、1992年に Bold ウェイトを加えデジタル化され、2003年にスワッシュキャピタルを加えてバージョンアップし、2017年にスワッシュキャピタルをリデザインして Pro 版になった。と説明にある。セリフがまったくないサンセリフ版もあり。名前のカンタベリーは英国南東部ケント州にある地名。チョーサーの『カンタベリー物語』で有名(サンプルはこの本の一節が組まれてる)。とはいうものの筆者はタイトルは知ってるが読んだことはない(笑)。

Category(s)
Design Date
2017

Baroque Pearl

Baroque Pearl

本日は真珠記念日だそうな。ミキモトの創業者が1893年、真珠の養殖に初めて成功したとか。というワケでパールの名の入ったこちらを。古い書体のリバイバルに定評のある RMU による、18世紀バロック調のデコラティブなディスプレイ。全体的には植物的オーナメンタルな書体だが、所々に丸が入ってるのがパールっぽい…のかな? そう思って名付けたのだろう。使用の際はページ全体をこれで組むのはちと読みづらくてシンドいので、要所のみに留めた方がいいだろう。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
RMU

NT Fest

NT Fest

リボン風味のあるインラインディスプレイ。アップライトではあるがカリグラフィー風味があり、若干のループやスワッシュが付いている。小文字はなく大文字のみだが、小文字部分には字形の違うオルタネートが割り当てられている。リガチャーも少々あり。ちょっとしたロゴなんかによろしいんじゃないでしょうか。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Australis Pro

Australis Pro

第7回モリサワ賞国際タイプフェイスコンテスト(2002年)の欧文部門金賞受賞作品。A や H のバーや記号類にひゅっとしたカーブがあり、全体的にちょっと怪しげな、バロックやロココ調の雰囲気のある書体である。数字の 0 のアクシスが90度横になっているのがかなり挑戦的。大文字にはオープンフェイスになったオルタネートがある。イタリックはコンデンスであくまで柔らかい。リリースは2012年で、実に10年を費やして制作した力作である。2014年にはイタリックのスワッシュバージョンの Australis Swash も発表している。

Category(s)
Design Date
2002–12
Designer(s)
Publisher

Bank of England

Bank of England

本日は英国では Bank Holiday といって休日らしい。毎年5月と8月の最終月曜日がそうなっているそうだ(プレミアムフライデーとかやるよりこの方が良さそうな気がする)。最初は名の通り銀行だけが休む事にしてたらしいが、銀行が休むなら仕事にならんという事で他の企業も休むことにしたらしい。由来についてはググってくれたまい。でまぁ、こんなにピッタリな書体もないという事でこちらを紹介。2007年に改定された20ポンド紙幣にある書体をベースにしたブラックレター。実際のものはハデなスワッシュが付いているので、それそのままというものではない模様。ドイツのチャンセリー体と、17世紀英国のカリグラファー、John Ayres と George Bickham の筆致を参考にしたとある。1ウェイトしかないが、大文字には優雅なスワッシュオルタネートがある。可読性もよくカッパープレート風味も強いので、招待状などにも使用できるだろう。$20 と価格も安い。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

FF Carina

FF Carina

ラグジュアリー感あふれる Didone(Didot 風)なディスプレイローマン。かなりコントラストの強いモダンローマンではあるが、ちょっとしたブラケットが残っていたり、セリフがちょっとカーブしていたりと、全体的に粘り気のあるオーガニックな印象がある。リガチャーが結構あるのと、大文字にはカールしたセリフの付いたオルタネートが用意されている。3ウェイトあるがヘアラインの太さはほぼ同じ。キリル文字もサポート。イタリックはなし。ハイブランドの広告などにどうぞ。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Gelato Script

Gelato Script

本日は「アイスクリームの日」だそうなのでこちらを紹介。ぬっちょりしたクリームたっぷり感あふれるレタリングスクリプト。傾きは弱くややアップライト気味。ウェイトは重めでカウンターも狭く、黒黒とした所が特徴。多少スワッシュの付いたオルタネートはあるが、あくまで控えめでそんなに派手なものはない。「ジェラート」という名前ではあるものの、全体的にはちょっとアメリカンな雰囲気があるかなという気がする。ちなみに一般的なジェラートは、日本の規定ではアイスクリームには分類されないそうな…。1ウェイト。MyFonts Best Fonts of 2011 受賞書体。

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Design Date
2011
Designer(s)
Publisher

Alice

Alice

みなさま GW いかがお過ごしでしょうか。筆者は特に何もせずボーっとしております。本日はルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のアリスのモデルとなったとされる Alice Liddell の誕生日だそうなのでこちらを紹介。カーリーでガーリーなディスプレイ。縦のステムの始端と終端がにゅよっと曲がっており、全体的に逆S字を描いている。全体的にコンデンスでコントラストがやや強め。所々くるっと回ったスワッシュが付いているが、これが多少ある程度のノーマルと、過剰に付いた Curly というバージョンがある。ただいま5%オフ。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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