ヴィンテージ感のあるセリフドゴシックディスプレイ。セリフがあるので正しくはローマンなのだろうが、サンセリフ、それもアメリカでゴシックと呼ばれていたような頃の風味があるのでセリフドゴシックと呼ぶことにする。モノラインのジオメトリックなグリフに小さなセリフがちょこんと付いたレトロな雰囲気の書体で、見ての通りおもしろいリガチャーがそれなりにあって文字組みが楽しめるようになっている。大文字のみ書体だが、イタリックもあって2スタイル。
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本日は意外にも『砂糖の日』ではないのですがこちら(なんでだ)。クラッシーエレガントなディスプレイ。よくあるコントラストの強いサンセリフをちょっと変形させたヤツで、よくあるように雰囲気はクラッシー。まあそんぐらいしか特徴はなく、小文字もなければリガチャーもないというある意味潔い書体。その分安いかと言えばそんなこともない(笑)。1ウェイトのみ。
本日雛祭りということでプリンセスなこちら(本来はエンプレスみたいだけど)。風変わりでガーリーなスクリプト。骨格自体はカッパープレートのそれに近いが、モノラインでコントラストがなく、ループが潰れたりストロークの端がぷにょっと膨れて水滴のようになっている。リガチャーは少ないがスワッシュオルタネートは多く、小文字にはループ・カール・水平ストロークが付いたものがある。雰囲気はとにかくポップでガーリー。2ウェイト。
本日『チョコミントの日』(なぜ)らしいのでこちら。にゅよっと波打ったストロークが怪しげなモダンローマンディスプレイ。ご覧の通りあちこちのストロークが波打って歪んでいる不安定な書体だが、グリフそのものはさほど変形しておらず、可読に特に支障はない。I だけ真っ直ぐなオルタネートがあり、気に入らねば替えればいいだろう。あとはリガチャーが20種ほど。1ウェイト。
かの巨匠ヘルマン・ツァップ Hermann Zapf の知られざるマイナーなフラクトゥール。なんでこんなメジャー作家の書体が知られてないかというと、単に Linotype がデジタル化してなかったからである(笑)。元は1938年に発表された活版印刷用の書体で、どうもツァップ自身の商用タイプデザインデビュー作のようである(間違ってたらゴメン)。氏のデザインした書体は概ねデジタル化されているが、これが漏れたのは単に需要の少ないフラクトゥールだったから、かもしれない。これを古典書体の復刻を得意とする RMU がデジタル化した。カリグラフィーの名手であった氏の手腕が存分に発揮されており、フラクトゥールにしてはスッキリしていて読みやすく美しい。ちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートもあり。ちゃんと長い s や ch のリガチャーのグリフもある。k は現代風のグリフがあっても良かったかな。
本日13日の金曜日ということでこちら(笑)。なかなかユニークなモダンローマン?ディスプレイ。ストロークはコントラストの強いモダンローマンだが、変わってるのがセリフで、角の取れた丸っこい太めのスラブセリフが付いていて、これだけで雰囲気がまるで変わるのがおもしろい。全体的なプロポーションもややぼったり。リガチャーが20種以上あって文字組みのバリエーションが楽しめる。大文字のみで1ウェイト。
本日『抹茶の日』だそうなのでこちら。太めのモダンローマンディスプレイ。ゴージャス感のある太くてコントラストの強い書体で、ブラケットが大きくセリフが小さいのでほぼフレアセリフで、ストロークの細い箇所は完全にすっ飛んでステンシルのようになっている。e のバーが斜めになっており、英単語では頻出するのでクラシカルな雰囲気が強くなる。1ウェイトのみ。
優雅でクラシカルなカッパープレートスクリプト。伝統的なカリグラフィースクリプトだがモダナイズされており、モダンでエレガントなスワッシュオルタネートが多数ある模様。xハイトも大きく古いものに比べて読みやすくなっている。$19とかなり安いのも魅力だろう。ウェディングはもちろんバレンタインなどにもどうぞ。1ウェイト。
ちょっと変わったグリフが特徴的なレタリングスクリプト。見ての通りなかなか大文字のクセの強い書体で、初見で S や L を見分けるのは結構難しい(笑)。小文字は基本的に普通のプロポーションではあるが、アセンダーやディセンダーが極端に長いので、結果的にコンデンスっぽくなっている。大文字にはグリフ違い、小文字には水平なエンディングストロークが付いたオルタネートがある。他リガチャーもちょこちょこあり。この辺はレトロアメリカンな雰囲気で統一されてしまうのが常だが、こちらはやや風変わりで面白いと思う。1ウェイト。
ガシッとしたレトロなフレアセリフディスプレイ。昔 MacOS に付属していた Friz Quadrata に似た書体で、太めのモノラインのストロークにブラケットの大きなウェッジ型のセリフが付いていて、どちらかというとフレアセリフっぽくなっている。テイストがレトロで、グリフそのものもそうだが、オルタネートやリガチャーが古い写本から引っ張ってきたような感じで古さを感じさせるものとなっている。名前はスペイン語で「粘土・土壌」みたいな意味で、主に陶芸の材料になるような土のことをいうようだ。1ウェイトのみ。













