シンプルでエレガントなモダンローマンディスプレイ。ヘアラインが非常に細いライトウェイトのモダンローマンで、最近の書体にしては珍しくまったくオルタネートやディスプレイ用のリガチャーがないシンプルな書体である。その分使い方に迷うことはないだろう(笑)。シックかつラグジュアリー感があるので、その辺の演出をしたい時に。Didot じゃありきたりだなーと思ったら検討の価値がある。1ウェイトのみとこれまた潔い。ただいま12%オフという中途半端なセール中(笑)。2,000円ちょい。
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オランダでは9月の第2火曜日が『国際ランの日』だそうなのでこちら。繊細なモダンサンセリフディスプレイ。コントラストの強いゆったりしたサンセリフをベースに、一部にやや変わったグリフのオルタネートやリガチャーを持った、最近よく見るタイプの書体である。雰囲気は大変ゴージャスかつエレガントで、やはり高級ファッションやコスメなどの分野に似合うだろう。1ウェイトのみ。
リガチャーが美しいエレガントなディスプレイローマン。基本はゆったりした優雅なモダンローマンで、適度にウェイトがあって繊細なだけではないゴージャスさを醸し出しており、変わったリガチャーがそれに華を添えている。ただリガチャーの種類はさほど多くはないので、スペルによってはまったくこれが活きない事になるかもしれない(笑)。使うにはちょっと注意が必要だが、うまくハマれば大変効果的だろう。1ウェイトのみ。
クラシカルとモダンが同居したディスプレイローマン。ブラケットの大きなやや角ばった印象のモダンローマンをベースに、ちょっとだけ変わったグリフのオルタネートを持っている。変化の仕方がカリグラフィックというかクラシックというかそういう雰囲気があり、なかなかゴージャス。19世紀から20世紀にかけて活躍したアメリカのタイプデザイナー、Morris Fuller Benton が1917年に発表した Invitation という書体を元にした、とある。ノーマルと Two の2種があるが、違いがよく…デフォルトのグリフが違うのかな? まあご自身で調べてほしい(笑)。ちなみにグラッパとはイタリア産のブランデーの事。9ウェイトある他、バリアブルもあり。
ゴージャス感のあるモダンローマンディスプレイ。コントラストが強くブラケットの大きいコンデンスなモダンローマンで、全体的に腰高でやや変わっており、C/G/S の上の部分が筆っぽくなってるのが面白い。大文字のみだがリガチャーが多数用意されており、バリエーション豊かな文字組みが楽しめるようになっている。アケて組みたくなるがリガチャーを活かすためには我慢しよう(笑)。1ウェイトのみ。
ラグジュアリー感のあるローマンディスプレイ。xハイトが大きくアセンダーやディセンダーが小さめで、通常こうなるとあまり高級感が出ないが、大変強いコントラストのおかげで雰囲気を保っている。ブラケットはあるもののセリフも非常に細くて鋭く、モダンローマンの雰囲気も持っている。K や R などレッグが伸びるタイプの字を利用したリガチャーが多数ある。名前はフランス語で「君主・帝王」などの意。イタリックもあって5ウェイト。ただいま40%オフセール中。
現在 MyFonts にて2022年に発売されたフォントのベストセラー25書体を「Best New Fonts of 2022」と題してセール中なので、その中からこちら。最近流行りのゴージャス感のある変形ディスプレイ。コントラストの強いウェッジセリフをベースに、グリフのあちこちが変形している書体である。見ての通りクセが強めな変形が随所に見られるが、一応スタンダードなグリフもオルタネートである場合もあるので、やりすぎと感じたらそれらを使って抑えることもできる。5ウェイト。ちなみにこちらは8位で、1位は和文書体の Shorai Sans。
ゴージャス感のあるモダンローマンディスプレイ。ハイコントラストでセリフの鋭い書体で、見ての通り一部グリフが少し変わっているが、スタンダードなグリフもオルタネートに一応用意されているが、そのオルタネートにも更に変わったものが入っている場合もあるので、ケースによって使い分ければいいだろう。オプティカルファミリーになっており、ノーマルがディスプレイタイプで、少しコントラストを弱めた Antiqua、その Antiqua のグリフもスタンダードにした Text がある。ノーマルと Antiqua が7ウェイト、Text が3ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。
House Industries が MyFonts に出品したのを記念してこちら。レトロ風味のあるハイコントラストなモダンローマンのイタリックディスプレイ。アップライトがあるわけではなく、このイタリックのみの書体である。元々は’60年代にフォトレタリングという写植に似たシステム用にデザインされたもので、18世紀の銅版のテイストがあるとの事。大文字にはちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートがある。1ウェイト。
同社の書体は100種近くあるが、MyFonts にはまだ12種ほど。これからの追加を期待しよう。
キテレツモダンローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方は最近よく紹介している変形モダンローマンで、ウェイトが太めで雰囲気もややポップ。スクリプトはモノラインでダイナミックなタイプ。めずらしく全体的に男性的な雰囲気がある気がする。双方ともリガチャーが少々ある。ローマンの方は大文字のみ。どちらも1ウェイト。