柔らかく派手さ控えめなカリグラフィックイタリック。名前のプレアデスは、元はギリシャ神話に出てくるアトラスとプレイオネの7人の娘の事だが、牡牛座にあるプレアデス星団としての名前の方が有名だろう。この非常に美しい星団は、日本では「昴(すばる)」と呼ばれている。この7人姉妹にならい、この書体も7つに分かれており、それぞれに姉妹ひとりひとりの名が付けられている。違いは特になく、単に字形のバリエーションなので、ひとつのファイルにまとめてオルタネートにしてくれた方が使い勝手が良かったな~、というのはヤボかしらん(笑)。こちらもウェディングにどうぞ。由来もロマンチックだしね。
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柔らかい雰囲気を持ちながらかっちりした字形で読みやすいスクリプト。平筆のスクリプトがベースになっているが、スワッシュ等はごくごく控えめ、太くて可読性はすこぶる良好。優雅さと読みやすさ、そして強さを非常にバランスよく兼ね備えており、アイス等のパッケージでの利用を想定していると思われる。目立ちながらも美味しそうな雰囲気を持たせることができるだろう。大変オススメな書体。沖縄はもう梅雨を通り越してセミが鳴きそうな陽気である。あーアイス食べたい。
本日はこどもの日。とゆーワケで子供がクレヨンで書いたような筆致を再現した書体を紹介。ま、見ての通りである。ちょっと傾いた Italic と2種。ちなみにベクターデータでこういうラフなかすれを再現するのは作業的にかなり大変だろうし(オートトレースだったりして…)、データも重くなって昔なら扱いにくくて仕方なかったと思う。最近のPCはこれが楽に処理できるようになり、実用性が上がってよかったよね。明日も休める人はまだまだGWを満喫し、そうでない人はちょっとだけ仕事してまた休んでくださいな。
皆様GWいかがお過ごしでしょうか。本日は憲法記念日。子供の頃はケンポーが何なのかはさっぱり理解できず、というか勘違いして拳法だと思っていた。我々の世代の拳法といえば、なんといってもジャッキー・チェン。彼を置いて他にはいない。酔拳やら蛇拳やらをよくマネしたものだ。ドラゴンボールなどは彼がいなければ生まれなかっただろう。それぐらいの圧倒的なヒーローだ。というワケで Jackie という名の書体を紹介する(笑)。
まぁ名前が一緒というだけで、ジャッキー・チェンのイメージとはかけ離れた優し目の柔らかい書体。コントラストのあるサンセリフで、手書きのニュアンスが強く残っている。スワッシュの付いたオルタネートやリガチャーも豊富。スクリプトの代わりに子供向けに使えるだろうか。2ウェイトある他、いわゆる袋文字とその中身ば別々になったバージョンがある。
女性らしい可愛らしい雰囲気のモノラインミクスドファミリー。ミクスドとはいうもののスクリプトとアップライトの2種しかないが、それぞれに字種がかなり豊富。スクリプトにはもちろん、アップライトの方にもスワッシュの付いたオルタネートが多数ある。あとオーナメント類がちょろっと。書体はそれぞれ2ウェイト。
入学式も終わり新学期も始まったということで、スイスの教科書体(?)を紹介する。セリフなどの余計な飾りを付けず、ペンで普通に書いて無理なく再現できる手本となるような書体である。これ見ると、G は1角で、R のボウルとレッグは繋げて1角で書くようになってて、「へーそうなんだ」と思ったりする。筆者は英会話教室に通っていた事があるが、この書体を見てるとなんかその頃を思い出す。今のところ Book の1ウェイトのみ。ただいま50%オフセール中。
ラフさが取り除かれたミクスドファミリー。通常このテの書体はアウトラインまでラフで、そのちと過剰なほっこりアピールに筆者は最近嫌気が差して来ていたのだが(笑)、この書体はアウトラインがすっきり整えられており、字形もスクリプト以外は少々かっちり目で非常に好感が持てる。スクリプトはモノラインとペン、ブラッシュの3種あり、フレア気味のサンセリフはレギュラーが5ウェイト、コンデンスが10ウェイトで、ローマンは3ウェイト。サンセリフとローマンはアウトラインのみの Engraved と、その中身を埋める Fill が1つずつある。可愛らしいオーナメントとアイコンももちろん付いている。ただいま75%オフセール中。
やや筆のニュアンスのあるディスプレイサンセリフ。以前に紹介した Schoiffer Sans に似てるだろうか。骨格的には普通のアップライトなのだが、エレメントに多少手書き風の動きと筆っぽいカリグラフィーのようなテイストがある。そのためか、スワッシュ付きのオルタネートも用意されている。キリル文字もサポートされているが、イタリックはない。6ウェイト。
ラフなカリグラフィックスクリプト。やや太めで字形そのものにも優雅さはなく、男性的で粗野な印象がある。ブラッシュタイプではラフなものはいくらでもあるが、このようにカリグラフィーペンで書かれたものではちょっとめずらしい。ウェディング用途にはあまり向かないかな…。スワッシュやリガチャーはたくさんあるが、それもあまりハデなものはない。キリル文字がある所もレアである。4ウェイト。
古代ローマ時代の「4月」の名を持つアップライトのブラッシュスクリプト。ボテッとした太めのウェイトで、ご多分に漏れずオルタネートが多く、特に小文字はどの文字も最低6つの字形を持つ。スワッシュは割と控えめで、文字から大きく逸脱するようなラインはない。フローリッシュも別であるが、こちらも単純。リガチャーは50種ほど。1ウェイトのみ。新年度開始の本日だが、沖縄は桜も完全に終わっており、フリーランスには何一つ目新しい事はない。今日も淡々と一日が過ぎていくが、皆さんはどうぞはりきって。