ガーリーでかなり派手な装飾の付いたカリグラフィースクリプト。見ての通りくりんくりんのスワッシュがこれでもかと入ったスクリプトで、可読性よりも装飾に重きをおいたスタイルとなっている。華やかさの演出には持ってこいだろう。字種は Pro 版で385と意外にも少ないが、これは制作年がまだ OpenType が一般的に広まる前だったからだと思われる。1ウェイト。名前はフランス語で「私の愛する人」の意。
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連日盛り上がってる World Baseball Classic。壮行試合もパッとせず、大谷もオコエもいない侍ジャパンにほとんど期待してなかったのだが、大方の戦前の予想を大幅に覆し、なんと開幕6連勝の快進撃。優勝まであと2勝というところまで来たので、今更ながらこの書体を紹介。メジャーリーグ感あふれるレタリングスクリプト。メジャーのスクリプトは、語尾の文字から左に流れる不自然なアンダーライン(笑)が特徴的だが、これが再現できるようになっている。1ウェイトしかないが、多分十分であろう。ただいま50%オフセール中。
それではTBSの中継でおなじみのこの曲をどうぞ。MV が死ぬほどダサくて笑えます。リリースは1983年。時代を感じさせますなぁ…
本日桃の節句。という事でこの書体を紹介。コントラストの強いぼったりしたクリームのようなブラッシュスクリプト。傾きはほとんどないアップライトで、ご多分に漏れずスワッシュオルタネートが豊富。ただし文字から大きく逸脱するような事はなく、コンパクトめにまとまっている。3ウェイトあるが、ヘアライン部の細さはほぼ一緒。ほか、スクリプト形ではない普通の字形の大文字のみの Caps がファミリーにある。オーナメントも当然あり。
ちょっと変わったカッパープレートスクリプト。アップライトな所も変わってるが、大文字と小文字の大きさの差が極端で、キャップハイトはx-ハイトの3倍近い。オルタネートはまったくなく、その代わりリガチャーはそれなりの数がある。全体的には緊張感なくゆるゆるで、オーガニックでガーリーな雰囲気があるので、その辺の用途に重宝するだろう。1ウェイト。ただいま40%オフセール中。名前はシアトルにある地名の事らしい。
本日はバレンタインデー。というワケでイタリア・トリノ名物のチョコ菓子ジャンドゥーヤの名を持つ書体を紹介。手書き風味のよくある(笑)ミクスドファミリー。コンデンスタイプのサンセリフとクラシカルなローマン、モノラインのスクリプトとそれらに似合うアイコンイラストが揃ってる。ローマンは大文字のみだがソリッドとアウトラインタイプがあり、サンセリフはリガチャーが結構な数がある。ま、可愛らしいんじゃないでしょうか。ただいま30%オフセール中。
ちなみにジャンドゥーヤで有名な Caffarel 社の Facebook を見たが、バレンタイン向けと思しき記事が上がってた。他でも聞いたが、日本特有のチョコを贈るという風習が、韓国以外の海外でもじんわり広まってきてる模様。続けてみるもんだねぇ…。それはそうと筆者は絶賛チョコ募集中である。いつでもウェルカム。
柔らかく優雅なスクリプト。一見カッパープレートのようだが、どうも幅のごく細いブロードペンで書いてデザインされているように見える。傾きはほとんどなくアップライトに近い。スワッシュオルタネートはあるもののごくごく控えめで、ダイナミックさはあまりない。リガチャーは60種ほどとほどほど。ウェイトも1ウェイトと、とにかく全体的に「やり過ぎてない」スクリプトである。それだけに可読性もよく、シックで上品な印象がある。値段も $28 とお手頃。ただいま25%オフセール中。
本日は抹茶の日。何でも湯を沸かす茶道具の風炉(26)から来てるらしいが、なら「風呂の日」じゃんとか思うけどそれはさておく。そのものズバリの名を持つデュオ。柔らかなアップライトブラッシュスクリプトと、対象的なかっちりしたモノラインのスラブセリフがある。スクリプトの方はまぁよく見るタイプだが、スラブセリフの方がなかなかおもしろい。ジオメトリックベースだが、x-ハイトが小さくエレガントさがちょっとあり、字形も結構ファンシーで割りと筆者は好きである。ただいま30%オフセール中。
そう言えば「YOUは何しに日本へ?」で、かなりの数の外国人が抹茶味のキットカットを箱買いしていくのを見た事がある。ハワイのマカダミアナッツ並に日本土産のド定番となっているそうだ。 matcha って世界中で好まれる味になったんだねぇ。
本日は節分。一般的には豆まきするだけだが、意味的には季「節」の「分」かれ目の事であり、本日の場合は立春の前日、という事になっている。のでまぁ、お花感満載の書体を紹介する。ガーリーなアップライトスクリプト。気の抜けたほわ~んとした柔らかいスクリプトをベースに、ハートマークを散りばめた Love、花を散りばめた Flower というファミリーを持っている。サンプルが見づらくてアレなのだが、細い書体にドロップシャドウを考えなしに付けると台無しになるという典型である。どうしても付ける場合は、距離やボケ具合をかなり吟味しなければならない。デザイナーの方はよく覚えておくように(笑)。ただいま50%オフセール中。ちなみに名前のバディヌリーとは、バロック音楽の一ジャンルの事らしい。
本日は絵画『叫び』で有名なエドヴァルド・ムンクの命日。他にもダリやボナールも同じ日に亡くなっている(すごい偶然)ようなのだが、ムンクしか書体が見つからない(笑)のでこちらを紹介。ムンクの筆致を書体化したスクリプトである。手書きまんまなので結構使いづらいと思うが、おもしろい演出にはなるだろう。オルタネートはあるがスワッシュとかではなく、書いたその時々で字形がブレるのを再現したものである。リガチャーは結構豊富。ムンクのサインと思しきものもある。また、その絵画作品16点がモノクロ(当たり前)でアイコン化されてグリフに入っている。もちろん『叫び』もあり。実は『叫び』って4つのバリエーションがあるって知ってた? 筆者は今日知った(笑)。
カリグラフィーで使うブロードペンで書いたローマン。レタリングではなく、ほぼペンで一発で書いていると思われる(フォント化にあたって多分修正はしているだろうが)。カリグラファーならば結構簡単に再現できるだろう。筆者は割と自信がある(笑)。アップライト、イタリック共にちょっとしたスワッシュオルタネートがある。イタリックの方はだいぶカリグラフィー寄りになっているが、コネクションは取らず、あくまで活字っぽくしている。オプティカルファミリーで、レギュラーと Caption、Display、SubHead がそれぞれ5ウェイトあって、それとは別に Poster という極細のものが1つある。優雅さを保ちながらも、普通のカリグラフィー書体より可読性がかなり良くなっているので、色々使い勝手の良い書体となっている。ただいま30%オフセール中。でも $1,000 超えるけどね…。