8月になったのでこちら。かわいらしいカジュアルなハンドライテン。大文字と小文字のサイズ差が極端で、一部スクリプト風味も入っているが、基本的に普通の手書きである。スワッシュオルタネートとかはなく、リガチャーがちょこっと5種ほど。気軽に使える割には結構目立つおもしろい書体だと思う。2ウェイト。$15程度と大変お安め。
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本日は七夕ということで、天の川と Milky Way が合体したような名前の書体を紹介。大変かわいらしいラフなハンドライテン。ボールペンか細いマーカーで書いたような筆致で、グリフがポップでベースラインもガタガタで全体的にかわいらしい雰囲気でまとまっている。小文字は縦の長さが違うものが2種あって、またほんのちょっとしたアイコンイラストも付属している。セットで買っても1600円ほどと大変お買い得。女性または子供向けなどにどうぞ。
本日は『サラダ記念日』らしいので(古っ)こちら。ブラッシュストロークのハンドライテン。図太い丸筆でラフに書かれた文字を書体化したもので、スクリプトというほど整っていないラフなものである。全体的にややコンデンス気味だろうか。ベースラインはそんなに暴れてはいない。小文字にはリガチャーがちょっとだけある。SVGフォントになっており、半透明のかすれが表現されている。通常の OTF もあるので Word でも大丈夫。1ウェイト。
ラフな割には読みやすいハンドライテンスクリプト。一見結構ダイナミックだが、シグネチャーというほど崩れてはおらず、ちゃんとその字がその字に見えるよう気をつけて書かれているように感じる書体である。大文字にはオルタネートはないが、小文字には少数だがオルタネートとリガチャーがあるので、多少のバリエーションは出せるだろう。アップライトとやや傾いた Italic の2種。大変お求めやすい価格である。
本日は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリ Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry の誕生日(1900)にちなみ、キツネの名を持つ書体を紹介(なんでかは本を読んでくれ)。「のろまなキツネ」の名を持つゆるゆる手書き書体。英語の有名なパングラムでは「素早い茶色のキツネ」だが、恐らくそれにかけたネーミングだろう。とにかくヘッタクソなレタリングである(笑)。もちろんそれを狙ってデザインされており、かわいらしいではある。大文字は結構スタンダードにウェイトづけがされているが、小文字は太い細いがもう見事にバラッバラなので、小文字中心の方がおもしろいと思う。1ウェイト。
かわいらしいジオメトリックなラウンドサンズ(丸ゴシック)。基本は太めのコロッとした丸ゴシックで、スタンダードな Bold(これしかウェイトがない)、スモールキャップスの Small Caps と、小文字はないがスワッシュオルタネートがある Curl があり、小文字が入っていない Classic はフリーでダウンロード可能になっている。作者はロシア人らしく、そのためかキリル文字もサポートされている。
本日も MyFonts のサマーセールより。ヴィンテージ感のあるレトロなディスプレイ。太めのサンセリフの Sans、それにウェッジ型のセリフの付いた Serif、モノラインスクリプトの Script の3種で、Sans と Serif にはそれぞれ字幅の狭い Condensed と、字幅が広くウェイトが重くなった B というバージョンがあり、さらにすべてにフィルが霞んだ Press というバージョンがある。というワケで全部で14種と結構多い。日本では「バー」というと割と敷居の高いちょっと高級なイメージがあるが、このテイストを見る限り、欧米では気軽な「飲み屋」のようである。ただいま40%オフセール中。
本日『時の記念日』だそうで、おうちじかんも増えてるということでこちら。ブラッシュタイプのモダンスクリプト。ベースラインがほぼ揃っており、グリフもそう暴れておらず全体的におとなしめの緩やかな書体である。スワッシュオルタネートはほぼ前後に水平に伸びるものしかなく、大文字にいたってはまったくない。という点をとっても穏やかだなという印象である。一家団欒とはそういうものなのだろう。1ウェイト。
本日はタイプデザイナー、サムナー・ストーン Sumner Stone 氏の誕生日(1945)。ということで氏の書体を紹介。この Stone という書体は Serif、Sans とこの Informal の3種があって、この Informal と Serif の違いは、コントラストが弱め、セリフがちょっと丸い、一部セリフが欠けている、a と g が1階建て、というところだろうか。「フォーマルじゃない(堅苦しくない)」という意味の名前がぴったりだろう。ちなみにこの Stone シリーズは Adobe のボブ・イシ Bob Ishi という人と共同開発したそうで、偶然にもふたりとも名前が「石」だったんでこの書体名は即座に決まったそうである(笑)。
筆っぽさの強いストロークのモダンスクリプト。アップライトでコンデンスなタイプなのでゆったりさがなく、そのためちょっとラフさが目立つタイプである。名前とは裏腹にちょっと男性っぽさも感じ、シグネチャーっぽもくある。リガチャーが119も用意されているようで、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。もちろんスワッシュオルタネートもあり。1ウェイト。ただいま50%オフセール中。