本日はかのゴッホ Vincent Willem van Gogh の誕生日(1853)なので、ゴッホの筆致から起こしたスクリプトを紹介。ゴッホは生前、弟のテオと大量の書簡を交わしたことで有名だが、グリフはその手紙を参考にしたものだそうだ。ややボタッとした、太めでコントラストの弱いスクリプトである。ただ字としては結構読みやすいが、実際そうだったのか、フォントにする際に整理したものなのかは不明。サンプル画像の似顔絵ほかゴッホタッチのイラストアイコンが50点ほど。1ウェイト。
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3月24日まで MyFonts が Big Script Sale を開催。なのでその中からひとつを紹介。モダンなシグネチャータイプのスクリプト。太い柔らかめのサインペンで書いたような男性的なニュアンスのあるスクリプトで、大文字と小文字のサイズさが大きくややバウンシー。傾きはなくアップライト。スワッシュオルタネートはないが、リガチャーが結構ある。結構かっこいいんじゃないだろうか。1ウェイト。元々1,500円程度と安いが、いまならたったの500円ちょい。
太めでちょこんとしたスワッシュが可愛らしいディスプレイ。全体的に太めでコロコロしているが、細いところは結構細くてコントラストはやや強め。アウトラインはややラフ。セリフがよく見ないと判らないほど申し訳程度に付いている。控えめなスワッシュオルタネートがあり、アクセントのある文字組みが楽しめる。女子向けはもちろん、子供向けにもいいかな? 1ウェイト。
いーちーねーんじゅーがひーなーまーちゅーりー♪という事でこちら。かなりつたない感じのゆるいブラッシュスクリプト。グリフは子供が書いたようなラフな形で、ストロークは細くアップライトでリレーションがない(文字が繋がってない)。その代わりストロークの端が所々くるっとカールしている。欧米の絵本で使用されてるような書体でちょっと使い所が限られてくるが、使いこなせれば可愛らしい雰囲気を出せると思う。1ウェイト。
まあバレンタインという事でこちら。各字の幅に差のある丸ゴシックディスプレイ。大文字のみで、小文字のグリフには大文字のオルタネートが入っているが、それとは別にさらにオルタネートがある模様。リガチャーもあり。ロゴテンプレートの Ai データも付属している。1ウェイト。
本日はかのチャールズ・ダーウィン Charles Robert Darwin の誕生日(1809)。その研究に大いに貢献したガラパゴス諸島の名を持つ書体を紹介。ブラッシュタイプのアップライトなモダンスクリプトで、フィルは筆のかすれが表現されている。グリフはとてもつたなくバウンシーで、能書家の書いたそれではない。フィルのラフさの違うタイプが2種ある。1ウェイト。
ヴィンテージ感のあるラフなディスプレイ。かすれやにじみが強めに表現されベースラインもガタガタな、質の悪いタイプライターかテプラで打ったようなモノスペースのスラブセリフである。サンプルではかわいらしく使ってはいるが、サスペンス映画の脅迫状やホラーなんかでもこういうのはよく見る気がする。まあでもあくまでかわいらしく使うことを想定しているようで、サンプルには双葉のイラストが入ってるが、このテイストのアイコンフォントも付属している。おしゃれカフェや雑貨屋などにどうぞ。
そういえばクリスマス的な書体を紹介するのを忘れてた(笑)。今更ながらこちら。スパイキーでポップなディスプレイ。太めのつたない骨格のグリフに大きく鋭いセリフが付いたディスプレイで、ステムの一部にはドットの飾りが付いている(付いてない Plain というバージョンもあり)。フォントとは別に、サンプルにあるようなクリスマス向けのイラストが PNG+EPS で付属しているので、すぐそれっぽいカードとかが作れるだろう。
「おもしろい」書体を見つけたので紹介する。サインペンでひょひょっと書いたようなハンドライティング。おもしろいのがこんな感じでありながらモノスペースになっており、一応大文字と小文字とではサイズが違うが、仮想ボディは同じに揃えているようである。Regular のほか、アウトラインがラフな Rough、さらにラフな Rougher、カクカクと角張った Pointed の4種のスタイルがある。字種はローマ数字やギリシャ文字、キリル文字のほか、なんとひらがなとカタカナもサポートしている。作者はニューヨーク在住のようだが、Thoma は当麻か當間だったりするのかな…。いやー、おもしろい。
ホリデーシーズン向けのラフな書体とイラストアイコン集。どちらかというとイラストメインのファミリーで、11あるフォントの内7つがイラストアイコンである。家、インテリア、動物、鳥、農家、湖畔レジャー等々を表したイラストが豊富に揃っている。書体の方はかなりラフで正直デキはよくない(笑)。ただまぁそれも組み方次第かなと思う。何より驚くべきはその価格で、1書体につきたったの6円(本日現在。ドルのレートで変動あり)。ファミリーパックはないのだが、全部買ってもたったの66円である。これ以上気楽なフォントもないだろう。買っておけば何かに使えると思う。