近年、HelveticaやUniversなどの代わりによく使用されているサンセリフ。2014年7月現在、twitterの欧文はこれの字幅が細いバージョン(Narrow)のWebフォントを使用している。これといって目につくような特徴はないが、それが故に何にでも合う読みやすい書体である。2008年、オバマ大統領の選挙PRにはこの書体が大々的に使用された。ウェイトは8種、字幅はレギュラーと Narrow、Extra Narrow、Condensedの4種あって、いわゆる丸ゴシックもレギュラー字幅のみだがウェイト4種ある。a には1階建てと2階建ての2種がある。ちゃんと揃えようと思うと結構な金額になるが、まぁそれはHelveticaなども同じ。
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なんか飽きたので(笑)スクリプトを紹介。発表から10年以上経っており、メジャーどころから販売されてることもあって、カッパープレート系ではSnell RoundhandやShelleyなどと並んでもう結構定番なんじゃなかろーかと思うスクリプトのひとつ。若干太めでしっかりしており、字種が豊富で、優雅なスワッシュを持ったオルタネートが多い。Wedding Invitationsという本に掲載されていた作例で一目惚れした、お気に入りのスクリプト。オススメです。
Web屋さんにはお馴染みの、Windows付属のローマン。最近はMacにも入ってる模様。元々はコンピュータの画面上での可読性を優先に、Microsoftがマシュー・カーター氏に依頼して作ったもので、そのためx-ハイトが高く、小さなサイズでもセリフが潰れないようになっている。反面、アセンダーやディセンダーが小さくなっており、やや優雅さに欠けるきらいがあるが、可読性は抜群。これが登場するまで、12px程度で読めるローマンは皆無だったように思う。その意味で画期的でもあった。デフォルトの数字にオールドスタイルを採用しているのが大きな特徴。Web本文に使用すると、知らないクライアントから「数字が崩れてる」とクレームが来たものだ(笑)。1996年の登場から14年後の2010年、ファミリーや字種を拡張してGeorgia Proとして再登場。印刷方面にも利用しやすくなっている。サンセリフのVerdanaも同時にPro版が公開され、特設サイトが公開されている。