ちょっと変わったグリフが特徴的なレタリングスクリプト。見ての通りなかなか大文字のクセの強い書体で、初見で S や L を見分けるのは結構難しい(笑)。小文字は基本的に普通のプロポーションではあるが、アセンダーやディセンダーが極端に長いので、結果的にコンデンスっぽくなっている。大文字にはグリフ違い、小文字には水平なエンディングストロークが付いたオルタネートがある。他リガチャーもちょこちょこあり。この辺はレトロアメリカンな雰囲気で統一されてしまうのが常だが、こちらはやや風変わりで面白いと思う。1ウェイト。
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ガシッとしたレトロなフレアセリフディスプレイ。昔 MacOS に付属していた Friz Quadrata に似た書体で、太めのモノラインのストロークにブラケットの大きなウェッジ型のセリフが付いていて、どちらかというとフレアセリフっぽくなっている。テイストがレトロで、グリフそのものもそうだが、オルタネートやリガチャーが古い写本から引っ張ってきたような感じで古さを感じさせるものとなっている。名前はスペイン語で「粘土・土壌」みたいな意味で、主に陶芸の材料になるような土のことをいうようだ。1ウェイトのみ。
レトロカジュアルなかわいらしいスラブセリフディスプレイ。イタリア製の西部劇、いわゆるスパゲッティ・ウェスタン(日本ではなぜかマカロニ・ウェスタンという)に着想を得たそうで、なるほどそれっぽい雰囲気を持っている。水平方向のストロークがややカーブして端が若干太くなっており、手書き風のニュアンスが加味されている。イタリックはもっと手書きっぽい。西部劇はもちろん(今あるか?)、お菓子やスイーツのパッケージ、子供向けの商品などにもよく似合うと思う。名前はイタリア語で「悪党」みたいな意味。9ウェイト。ただいま30%オフセール中。
図太いユニークなグリフのヴィンテージディスプレイ。基本はほぼモノラインなのでセリフドゴシックという感じだが、太いのでそのままだと潰れてしまうところはかなりテーパードに処理されており、それが面白い効果を生み出している。また数字にはレトロ感を失わないよう、ちゃんとオールドスタイルも装備。派手なオルタネートやリガチャーはないが、十分個性的だと思う。1ウェイトのみ。
本日はかのエルヴィス・プレスリー Elvis Presley の誕生日(1935)なのでこちら。レトロなスラブセリフディスプレイ。19世紀英国の書体を参考にしたとあり、通常とはウェイトの付き方が逆のリバースコントラストになっていて、ウェイトが軽い方はあまり分からないが、ウェイトが上がるほどその特徴が顕著になる。同時に字幅にも変化が出ており、軽い方はややコンデンスだが、重くなるにつれて字幅が広がっていく。各字には小さなスワッシュの付いたオルタネートもあり。イタリックもあって9ウェイト。
午年ひひんということでこちら。ヴィクトリア朝風のデコラティブなディスプレイ。セリフが魚尾っぽく割れたタスカンスタイルの書体で、大文字には植物的な装飾が施されていてスワッシュが付いていたりする。小文字はなくスモールキャップスで、こちらは装飾は控えめ。画像の文字には縁取りされたりシェードが入っていたりするが、これはそうなっているワケではなく、自分で頑張って加工する必要がある。ま、正直あんま出来は良くないが(失礼)、そのちょっと低い完成度が時代を思わせてよりリアルではある。本年もよろしくお願いします。
レトロゴージャスなディスプレイ。アール・デコ風味のある豪華な雰囲気のディスプレイで、ジオメトリックで強コントラスト、コントラストが強すぎて一部ステンシルのようになっているおもしろい書体。大変シンプルながらすごく雰囲気があり、作者の腕のほどを伺わせる。ほんのちょっとだけリガチャーがあってバリエーションを出せるが、そのまま組んでも全然個性的。ハイブランドの香水などの広告によく似合いそう。大文字のみで1ウェイトのみ。
本日は英国の詩人ウィリアム・ブレイク William Blake の誕生日(1757)。んーと悩んだ挙げ句、英国にかつてあった活字鋳造所 Stephenson Blake の書体を紹介(笑)。誰しもが一度は目にした極太サンセリフディスプレイ。なんで誰もが見たことあるかというと、’98年から現在に至るまでずっと Windows に付属しているフォントだからである(MacOS にもある模様)。なので今さら紹介することもあんまりない…かと思いきや、最近コイツを使ってみたことはあるだろうか? Illustrator などの異体字切り替え機能をもつアプリで見てみると、かなりの数のリガチャーが追加されている事に気づくだろう。さらにはギリシャ文字やキリル文字までサポートしている。古い書体なのに結構使える書体に進化しているので、デザイナー諸氏はダサいとか言わず使ってみてはいかがだろうか。ちなみに Google で “Impact font” と検索すると面白い事が起こるので試してみてほしい。
ユニークなアール・デコ風味のディスプレイ。骨格はジオメトリックをベースにしたアール・デコ調で、モノラインのストロークにウェッジ型の小さなセリフが付いたセリフドゴシックである。アンバランスなグリフがユニークでおもしろい。オルタネートはないがリガチャーがちょろっとあって、画像の Le もそのひとつである。ロゴなんかで力を発揮しそう。1ウェイトのみ。
現代風にアレンジされたブラックレターディスプレイ。カリグラフィー書体のブラックレター(ゴシック)の装飾を軽めにシンプルにし、現代にマッチするようアレンジされた書体。ちゃんとブラックレターの雰囲気は残しつつ、可読性が多少向上しているのが見て取れるだろう。’80年代の RPG にインスパイアされたものとのこと。ややアウトラインが丸くなっているが、さらに丸くなった Rough、角をきっちり出した Sharp の3種類がある。クリスマスよりはハロウィーンに似合ったかな…?














