本日は312で「スイーツの日」というかなり強引な語呂合わせの日なので、そのものズバリを。ケーキやクッキー、クリームなどをそのまま文字にしたディスプレイ。まー統一感や可読性などどこ吹く風で、ほぼイラストに近い。大文字のみで1ウェイトのみ(当たり前だ)。Illustrator でアウトラインを取り、細かく色分けして使うとおもしろいと思う。…めんどくさいか? ちなみに画像が右に傾いて見えるのは筆者だけだろうか。
Category: Display
本日は世界初の宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリン Юрий Алексеевич Гагарин の誕生日(1934)。というワケでその名を持つ書体を紹介。バリエーション豊富な、というかまったく統一感のない(笑)ディスプレイファミリー。様々なスタイルの18種の書体群で、それぞれガガーリンの家族と子孫たちの名前が付けられている。Anna が長女でその息子が Boris、というところまで説明を読んで長いので諦めた(笑)。興味がある方は詳しくお読みくだされ…。しかしガガーリンて、34という若さで事故で亡くなってるんだな。生きてれば今年で84歳。まだ元気だった可能性はある。
20世紀前半風のクラシカルなディスプレイ。基本的にサンセリフだがタテヨコのコントラストが大きく、またコンデンスなのでちょっとエレガントな雰囲気がある。当時の映画とか店の看板などにこういうのが多かった気がする。R のレッグが伸びて隣の文字を持ち上げたグリフが6つほど。小文字はなくスモールキャップス。1ウェイト。
図太めの筆で書いたようなディスプレイ。肉屋やスーパーのポップなどにインスパイアされたそうで、「ビッグブラッシュスタイルレタリング」とか呼ばれてるそうな(一般的かどうかは知らない)。1st や 50kg などの単位などに付く2文字のグリフが幾つかあり、それらにはアンダーラインが付いている。レギュラーの他、イタリックと影付きアウトラインがファミリーにある。大文字のみ。Monotype サブスクリプションに含まれている。
デコラティブなヴィクトリア朝ディスプレイ。植物的なニュアンスのオーナメンタルな書体で、19世紀英国のクラシカルな雰囲気がよく出ている。細いラインのオーナメントも全部この書体のファミリーにある。使いこなすのは結構難しいとは思うが、この辺の雰囲気がお好きな方にぜひオススメ。
本日はビスケットの日らしいのでこちらを。超楕円ベースのジオメトリックなディスプレイサンセリフ。文字としての字形にあまり固執せず、幾何学的な面白さを重視したような変わった字形が多い。ファミリーにはちょっと幅を広めた Ext と、それぞれにイタリックがあり。ちなみにクッキーとビスケットは、英国ではどちらも biscuit、アメリカではどちらも cookie と呼ぶらしく、アメリカでいう biscuit は英国でいうところの scone とほぼ同じというややこしいものとなっている。あとサンプルの画像があの4人ぽいシルエットになっているのはなぜなのかは知らない。みんなヒゲ生えてたっけ…。
本日はにゃんにゃんにゃんで猫の日という事でこちらを紹介。手書きゆるゆるの可愛らしいサードウェービーなミクスド。「北欧モダンとジャパニーズカワイイ」にインスパイアされたとある。モノラインスクリプトの One、ブラッシュスクリプトの Two、レタリングサンセリフの Three、モノラインサンセリフの Four と、200 を超えるイラストが入った Extra から成る。それぞれフィルが別になったものがあり、色を変えて重ね打ちができるようになっている。イラストはネコが多いが、他にも色々。
平昌でスノボのダブルマックツイスト(おいしそう)とかを見る度に「BURTON」の文字がぐるぐる回っているので、名前が似ているこの書体を紹介。レイヤータイプのサンセリフディスプレイ。30種もの様々なフィルタイプの文字を重ね打ちすることで、多数のバリエーションを生み出せるようになっている。ウェイトの軽いモノラインスクリプトとオーナメント、エンブレムタイプのフレームも付属。
まーしかし大ケガからの復帰戦で金メダルとか、ベタすぎて映画やマンガならプロット段階で却下される展開。しかし実際にやっちゃう所がもうマンガを超えてるよね羽生くんてば…。ホントおめでとう。
早くもスクリプトにちょっと飽きたので(笑)小休止。花飾りの付いたディスプレイローマン。細めのウェイトのモダンローマンのあちこちに花のラインアートが付いている。というだけのもの。数字はあるが小文字はなく、約物も !?& だけという潔さ。代わりと言っては何だが、着色された PNG が付属している模様。ま、こんなんもバレンタインにどうぞ。ちなみに名前は「薬屋」の意。
コンデンスなセミセリフタイトリング。大文字のみのディスプレイで、トランジショナルローマンを基本に、幅を狭めて一部セリフを落とし、代わりにややフレアセリフ気味になっているなかなかオシャレな書体。ちょっと古い映画のタイトルを想起させる。リガチャーが少しあり。アンパサンド(&)の形がマニア受けするかなという感じ(笑)。1ウェイトのみ。