1月の誕生石はガーネットらしいのでこちら。ジオメトリックサンセリフとモノラインスクリプトのデュオ。サンセリフの方は大文字のみで、プロポーションは結構コロコロしている可愛らしい書体。5ウェイトあり、1番重いウェイトはインライン版のバリエーションがある。スクリプトの方は傾きが強くスピード感があるが、オルタネートはほとんどなくシンプル。
Category: Script
ウェイトが重くコントラストの強いカッパープレートスクリプト。大変ラグジュアリーでデコラティブ。お約束どおりスワッシュオルタネートはあるが、最近のスクリプトとしてはやや少なめの660ほど。それでも使いごたえは十分にある。この辺は最近はややクラシック過ぎるきらいはあるが、筆者としては好みの書体。ただいま50%オフではあるが、元々が2,000円ほどとこの種としては非常にお安め。
さて、本日をもって今年のレギュラー更新はこれにて終了。気がついたら年間ランキングをやってないので(笑)、ひょっとしたら年内に更新するかも知れないが、とりあえずはこれにて年末のご挨拶とさせていただく。皆さまよいお年をを~。
カジュアルなカリグラフィースクリプト。イタリックとカッパープレートの中間のようなニュアンスがあり、x-ハイトが大きくややカウンターも大きめ。字形も良い意味で緊張感がなく、気取りすぎない読みやすい書体である。大文字にはほんのりスワッシュが入っている。レギュラータイプの他、ストロークの端が丸くなった Rounded、アウトラインのみの Outlined、丸いアウトラインの Outlined-Rounded、フィルがラフな Textured の5つのバリエーションがある。1ウェイト。
ちょっとラフめなカリグラフィーイタリック。あんーまり丁寧に書かれていない(笑)カジュアルなイタリックで字形が少々乱暴で整っておらず、コネクションもほとんどなく、フィルもかすれたりしておりラフである。大文字がほぼ傾きがないアップライトに近いのが特徴的。オルタネートでよりカリグラフィックになったもの、スワッシュオルタネートが付いたものもちゃんとありはするが、デフォルトでアップライトなのはなかなか珍しい。全体にカジュアルなので、その分気楽に使えるだろう。名前はイタリアワインに同名のものがあるがそれかなぁ。1ウェイト。ただいま63%ぐらいオフセール中。
ラフなモダンスクリプト。最近のゆるゆるガーリーとはテイストが違い、男性的で東洋的な雰囲気がある。傾きが強くストロークにゆらぎが見られ、ループが潰れたり、フチがラフだったりしており、やや不気味というかそういうテイストが見られて不安定さに不思議な魅力がある書体である。大文字にはオルタネートはないようだが、小文字にはターミナルレターが用意されている。1ウェイト。ただいま40%弱?オフセール中。
かわいらしいカッパープレートスクリプトのミクスド。手書きゆるゆるのサンセリフとスラブセリフがファミリーにあるのだが、本体?のスクリプトは今流行りのモダンスクリプトというわけでもなく、やや緩めで大文字はデコラティブながらも、ほぼかっちりしたカッパープレートスクリプトである。こういう組み合わせもなかなか珍しい。スクリプトは2ウェイト、サンセリフとスラブセリフはアップライトとイタリックの2種があり、あとはキャッチワードとフローリッシュが入ったオーナメントフォントがひとつ。名前はそのままペチュニアの花の事。
抑制が効いていながらも優雅な活字イタリック。カリグラフィー風味が強く一見手書きのようだが、活字ベースのようでコネクションは取れていない。アセンダーとキャップハイトが大きくx-ハイトの1.2倍はあって、それが優雅な雰囲気を醸し出している。p や v のふにょっとした字形が特徴的。Hans Hoyer という人のデザインした活字のリバイバルのようだが、検索しても同名のホルンメーカーしかヒットせず、この人のことはよくは判らない(笑)。1ウェイト。大人のクリスマスの演出にどうぞ。
鍋のおいしい季節になりました、ということでこちら。「しらたき」の名を持つスクリプト。モノラインで、意識してか、小文字は極力コネクションが取られている。オルタネートはあるがスワッシュは付いておらず、スワッシュのみのグリフがあるので、そちらを繋げて使用するようになっている。字形は丸っこくかわいらしい。フィンランド人の作者がどこでしらたきを知ったのかは不明(笑)。確か欧米ではノンカロリーのヌードルとして利用されてるとは聞いたことあるかな…。1ウェイト。
図太いモダンローマンとモノラインのスクリプトのフォントデュオ。以前に紹介した Silver South とほぼ同じやんけ!と突っ込まれたら何も言い返せない(笑)が、細かい違いを言うと、モダンローマンはこちらの方がより図太くセリフも大きい。よってプロポーションもややずんぐりしている。スクリプトの方はこちらはまったくと言っていいほど抑揚がない。こちらはマーカー、Silver South の方は筆ペンのようなニュアンスがある。スタイルとしてはアップライトのラフなハンドライティングでほぼ同じ。華やかな印象があるので、ラグジュアリーな雰囲気を演出したい時に。
ちょっと変わったスタイルのカッパープレートスクリプト。字幅は広めで傾きがかなり強く、コントラストも強めで、デフォルトでもスワッシュ派手め。オルタネートがかなりあって、全部で3,000以上ものグリフ数を誇っており、かなり使いごたえがある。ほか Extra 1 と 2 があり、1 の方はなぜか不具合があってグリフが確認できないが、こちらもオルタネートがあるとの事。Extra 2 の方はキャッチワードと、調理やレストラン向けのイラストアイコンやフローリッシュが入っている。本体の方はレギュラーと Light の2ウェイト。クリスマス向けにどうぞ。