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Category: Script

PF Champion Script Pro

「史上最強のスクリプト」を喧伝するカッパープレートスクリプト。まぁ「チャンピオン」を名乗っているのだが、18世紀英国のカリグラファー、Joseph Champion という人の筆致から起こした書体だそうで、単に人の名前らしい(笑)。カッパープレートにしてはやや太めで男性的な印象がある。4300ものグリフ数を誇っており、デコラティブでド派手な文字組みが可能。ギリシャ文字やキリル文字もサポートしてるとあるが、グリフ数が多すぎてどれがそうなのかは確認できず(笑)。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2007
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Veljovic Script

Veljovic Script

ラフなカリグラフィックスクリプト。やや太めで字形そのものにも優雅さはなく、男性的で粗野な印象がある。ブラッシュタイプではラフなものはいくらでもあるが、このようにカリグラフィーペンで書かれたものではちょっとめずらしい。ウェディング用途にはあまり向かないかな…。スワッシュやリガチャーはたくさんあるが、それもあまりハデなものはない。キリル文字がある所もレアである。4ウェイト。

Category(s)
Design Date
Designer(s)
Publisher

Aprilis

Aprilis

古代ローマ時代の「4月」の名を持つアップライトのブラッシュスクリプト。ボテッとした太めのウェイトで、ご多分に漏れずオルタネートが多く、特に小文字はどの文字も最低6つの字形を持つ。スワッシュは割と控えめで、文字から大きく逸脱するようなラインはない。フローリッシュも別であるが、こちらも単純。リガチャーは50種ほど。1ウェイトのみ。新年度開始の本日だが、沖縄は桜も完全に終わっており、フリーランスには何一つ目新しい事はない。今日も淡々と一日が過ぎていくが、皆さんはどうぞはりきって。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Miss Stephams

Miss Stephams

変わりダネのアップライトスクリプト。Charles Blumelein という人が、第2次大戦中にニューヨークでひとりコツコツ200種類ものスクリプトを書いていたそうで、その埋もれていた書体をデジタル化したものだそうである。キャップハイトが極端に大きい、つまり大文字と小文字のサイズ差がかなりある書体で、スクリプトではあるもののほとんど手書き感はなく、丁寧にレタリングされている。ストロークの折り返し部分が重なっておらず二重線になっている。この Blumelein のスクリプトは続々復刻されてるようで、ちょくちょく紹介しようと思う。

Category(s)
Design Date
2006
Publisher

Coronet

Coronet

活字タイプのスクリプト。デザインされた年代がハッキリしないがおそらく20世紀前半で、あちこちから発売されてるが、一番サンプル画像が良かった(笑)Monotype版を紹介する。多分見たことある人は多いんじゃなかろうか。これとかあと Park Avenue とか。スクリプトではあるもののかなり活字寄りなので、字形が崩れてなくて読みやすく、またさほど堅苦しくもなくて使いやすい。フォーマル用途でも多分大丈夫かなと思う。あまりにも多用されててちょっとつまんない書体だったが、最近は一周回って新鮮じゃないかと思う。どうでもいいがこのスクリプトだけどカリグラフィじゃないタイプのヤツ、なーんて呼びゃいいんだろうね。いっつも悩む。誰か分類名考えてください。

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Design Date
Publisher

Vicomte FY

Vicomte FY

結構ゴツゴツしたカッパープレートスクリプト。なめらかで優雅なストロークがウリのカッパープレートにあって、あちこちに角が立っているこいうタイプのスクリプトは珍しい。おかげでちょっとワイルドさが出ており、男性向きでもあるだろう。そのせいか質実剛健、オーナメントやリガチャーもない。オルタネートもわずかに H や f にあるのみ。その分面白みには欠けるが、あれこれ迷わなくて済む分ラクではある(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher
Corradine Handwriting Italic

遊びの少ない、能書家ではない普通の人がボールペンで手書きしたようなスクリプト。とは言えかなり丁寧に書かれていて読みやすく、ホントのラフな手書きとは違う。カリグラフィックなスワッシュなどはないがオルタネートは多く、どの文字も6パターンものバリエーションがある。ただし違いはかなり微妙(笑)。リガチャーも多め。手書き感は出したいけど可読性も確保したい、という場合に重宝するだろう。実はこの書体、2009年にアップライト版が出ており、そのイタリックバージョンである。デザインの元になったのは作者自身の手書き文字らしい。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

Skill

Skill

グラフィティ風味のあるブラッシュスクリプト。作者はこのブログでは何度も紹介している南米のスクリプトの名手で、普段は優雅なものが多いが、今度の新作はワイルドなものに挑戦した模様。とはいえ、やっぱり丁寧さがよく出ており、一見ラフに見えてとてもよく整えられた印象はある。ほーんとうまいよねこの人。Skill と Skill Standard があるが、Standard の方はいわゆる Std 版で字種が少ない。Skill の方を購入すればいいだろう。1ウェイト。ただいま25%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015–6
Designer(s)
Publisher

Nori

Nori

本日建国記念日という事で、ちょっと和風味を持った書体を紹介。『海苔』か『糊』か不明だが、まぁそんな名前のブラッシュスクリプト。パイロットの筆ペンでデザインしたらしく、アウトラインがラフに取られており、より筆っぽさが演出されている。スワッシュオルタネートは控えめでさほど用意されてないが、代わりにリガチャーが大変豊富。2011年にTDC賞受賞。この人は他にも Baka とか Fugu とかいう和風なスクリプトをいくつか作っている。にしてもバカって…。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher

Duckbite

Duckbite

かわいらしいラフなスクリプト。見ての通りかなり拙い感じの筆致のスクリプトで、オルタネートはさほど用意されていない。代わりと言ってはなんだがサンセリフがファミリーにある(ただし大文字のみ)。あとはスワッシュとオーナメント類がちょこちょこと。優雅なスクリプトで表現するバレンタインもいいが、こういう書体でかわいらしさを演出するのもいいだろう。ファミリーパックのお値段たったの$16。名前の「アヒルの噛みつき」が何を意味するのか調べたけど不明。うーん。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
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