カッパープレート風味のあるモダンでエレガントなディスプレイローマン。やや幅広でライトウェイトの大文字のみのディスプレイで、グリフは直線的でややジオメトリック風味があり、リガチャーやスワッシュオルタネートが豊富。オーナメントにティアラやダイヤのアイコンがあって、ワンポイントで使うとエレガントさが増すが、こういうのはちょっと使い方を間違えると子供っぽくなってしまうので注意。あくまでオトナの余裕を見せるのが大事だろう。女性向けのあれやこれやに。1ウェイト。
Home: page 111
図太く粘っこい(笑)ディスプレイ。アメリカンテイストのあるヘビーウェイトのレタリングディスプレイで、コントラストが非常に強く、大きなティアドロップが特徴的。ステムは基本的にフレア気味。ほとんどの字にスワッシュオルタネートがあるが、さほど派手に暴れてはいない。Italic もあるが、字形はそのままなのでオブリークタイプになるだろう。1ウェイト。ただいま30%オフセール中。
モダンなシグネチャースクリプト。短い筆ペンで書いたような、ややコントラストのあるストロークで、バウンシーながらさほど崩れておらず、割と読みやすいタイプである。派手なスワッシュオルタネートはないが、小文字には行頭と行末に長く伸びるラインが付いたものがある。あとリガチャーも多数あり。名前はなんか日本人ぽいが(笑)、そうではなくインドネシアにある地名らしい。1ウェイト。
本日はかのモールス符号(これを使った信号をモールス信号と呼ぶ)を発明したサミュエル・モールス Samuel Finley Breese Morse の誕生日(1791)なのでこちら。モールス符号を打てるフォントである。モールス符号には各国語版があるが、こちらは欧文の符号に対応しており、キーボードでアルファベットを打てばそれに対応する符号がそのまま出るので、知識がなくても使えるのが便利である。符号のみと、符号とアルファベットが同時に打てる De Code がある。ちなみに救難信号を SOS と呼ぶのは、これに使う信号がたまたまモールス符号で S・O・S に対応してたからである。つまり救難信号の方が先。
本日もアースデイセール対象の書体を紹介。直線的でコンデンスなインラインディスプレイ。見ての通りストローク内に彫り込み(intaglio)が入った書体で、グリフはジオメトリックというか直線的だが、端が斜めになってセリフと離れていたりしてちょっとしたアクセントを付けている。それほど単純ではなくちゃんとしてるなという印象の書体だが、残念ながら字種は Std でごくごくノーマル。オルタネートがあったらなぁというのが少し残念。1ウェイト。ただいま65%オフセール中。
本日もアースデイセール関連。かわいらしいガーリーなモダンスクリプト。傾きは弱くベースラインはほぼ揃っており、スワッシュはあるもののさほど派手ではなく全体的にややおとなしめ。変わってるのが同じテイストながらスクリプトではない大文字のみの Caps があるところ。サンプル画像のように小さな文字はこれで組むと読みやすくなるだろう。オーナメント類も付属。1ウェイト。
本日は『アースデイ』で MyFonts がセール中(なぜ?)なので、その中からひとつを紹介。不規則にぐにょぐにょしているサンセリフディスプレイ。基本的には大文字のみで、小文字の母音以外のグリフには大文字のスワッシュ?オルタネートが入っている(母音だけ小文字)。へにょへにょしたグリフがオーガニックでかわいらしい。惜しむらくは a のグリフに明らかにデータミスのような部分が見られるところかな。ぜひ直していただきたい。傾いた Slant バージョンがある。2ウェイト。ただいま50%オフセール中。
本日は現英国王エリザベス2世 Elizabeth Alexandra Mary Windsor の誕生日(1926)。なんと94才である。いやいやお元気で…。というワケで同名の書体を紹介。大変エレガントなディスプレイローマン。1938年に制作された活字書体のデジタル版で、作者の Elizabeth Friedländer はカリグラファーでもあったようで、そのエッセンスが取り入れられている。アップライトは軽いウェイトで縦のステムがテーパードになっており、腰も高く背の高い印象があって優雅である。イタリックはちゃんと活字でありながらカリグラフィックになっている。大文字にはスワッシュオルタネートもあり。ディスプレイではあるが大きく使わず、招待状などで小さく使う方がエレガントだろう。1ウェイト。
男前なシグネチャースクリプト。バウンシーではなく文字のサイズやベースラインが揃っており、スワッシュオルタネートもなく、ダイナミックさはないのだが、ストロークが力強くやや角ばっていて男っぽい印象が強い。オーナメントもスワッシュもないが、アンダーラインがいくつかあって、長短あり、途切れたのあり、という感じである。オットコマエなブランディングにどうぞ。1ウェイト。
オーガニックなニュアンスのあるヒューマニストサンセリフ。Friz Quadrata や Eras を参考にしたとあり、ボウルが閉じてない所などが確かに似ている。ベースの骨格はカウンターの大きめなヒューマニストで、ほんのりとした曲線がところどころにあり、柔らかい雰囲気を醸し出している。x-ハイトも大きめで、ディセンダーが潰れ気味なのが評価が分かれそうではあるが、筆者は結構好きである。2002年、作者が学生の頃から作り出して、18年の時を経てようやくリリースされたとの事。9ウェイト。ただいま80%オフセール中。