筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Green Fairy

Green Fairy

今年はあまり楽しむ余裕はないかもだが、新緑の季節なのでこちら。植物的にデコラティブなディスプレイ。アウトラインの一部がひねられてループしていおり、それがそのままセリフになったり、ステム内部の装飾になったりしている。ラインは細く結構幾何学的で、オーガニックすぎない現代的なテイストですっきりとまとめられており、使いやすいと思う。アウトラインのものとは別にフィルが3種類あり、それぞれを重ね合わせて色分けすることでいろんなパターンを作れるようになっている。あらかじめ組み合わせられたものも3種あり。ただいま30%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Shadow Boxing

Shadow Boxing

本日は『ボクシングの日』だそうなのでこちら。図太いサンセリフとブラッシュスクリプトのデュオ。サンセリフは正方形に近いコロコロしたヘヴィウェイトで、パッと見は結構かわいらしい。大文字のみだが、傾いたオブリークタイプもある。スクリプトはそこまで筆走りが速くはなく、ダイナミックに見えつつもちょっと緩め。グリフが違う2タイプがある。総じてボクシングのハードなイメージとはちょっと違う気がするが(笑)、名前にこだわらなければカフェとかにも転用できそうである。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Awardos

Awardos

本日は英国のテニスプレーヤー、フレッド・ペリー Frederick John Perry の誕生日(1909)。名前でピンと来た人もいるかと思うが、アパレルブランド「フレッドペリー」の創始者でもある。ここのロゴは月桂冠なのでこちら。月桂冠とボーダー、アイコンなどを重ね打ちする事でオリジナルのバッジを作れるフォントである。サンプルの通り色々バリエーションがあり、単純計算で25万通りもの組み合わせを作ることができる。周囲のキラキラやボーダーはいらない、となればバリエーションはもっとある事になる。通常のものと白黒反転したものの2種。シンプルでクラシックすぎないので、結構実用的だと思う。デザインのアクセントに。ロゴにしたっていいだろう。ちなみにフレッドペリーそのものに近いデザインは、ない(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Cherry Yogurt

Cherry Yogurt

本日『ヨーグルトの日』らしいのでこちら。かわいらしいラフなレタリングディスプレイ。コンデンスで、縦のステムがカーブしており、伸びやかで元気がある。コントラストは強めで、太い部分のフィルはアウトラインのみのレギュラーと、ドットの入った Dotty、普通に塗りつぶされた Solid の3種がある。大文字のみで小文字はなし。しかし昨日のマーマレードといい、朝食ってこんな感じの書体になるんですかね…(笑)。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Lady Marmalade

Lady Marmalade

本日なんか『マーマレードの日』らしいのでこちら。ラフでかわいらしいハンドレタリング。コンデンスなモダンローマンを模した書体で、手書きのオーガニックなカーブが多分に残っており、フィルは塗りつぶしがラフであちこち塗り残しがある。にゅよっとした線で繋がるリガチャーが豊富にある。このテイストによく似合うフードイラストのアイコンがあり。キリル文字もサポートしている。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Mallaire

Mallaire

優雅でフェミニンなカッパープレート。いわゆるモダンスクリプトではないが現代的なカッパープレート(ややこしい)で、傾きが弱めでカウンターが広め。デコラティブなスワッシュオルタネートやリガチャーが多数用意されている。変わってるのが、ループがクロスする所がちゃんと重なりを表現しているのがめずらしい。オーナメントもかなり多い。このテとしてはトップクラスに品質がいいと思う。かなり安いのでお買い得。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher
小林章 / Book&Design / 2020年
欧文書体のつくり方

Monotype タイプディレクター・小林章氏による『欧文書体』シリーズ?第3段。これまでのものは選び方、使い方に関するものだったが、今回はとうとう「つくり方」である。レタリングやタイポグラフィに関する本は数あれど、書体づくりのハウツー本は洋書でもほとんどない。また’80年代ぐらいまではレタリングの本も見られたが、ここ40年ぐらい錯視調整まで言及した本格的なものはほとんど出てないと思う(桑山弥三郎さん以来?)。せいぜいがカフェの黒板メニューの書き方ぐらいじゃなかろうか。それを思うと、かなり貴重な本となる。ぜひ手にとって、現役で第一線で活躍している著者の技を盗んで欲しい。

House Industries, now available on MyFonts!

Quincy CF

Quincy CF

ぼったりしてコロコロしたオールドスタイルローマン。コントラストがやや弱くセリフも太め、ティアドロップが目立ち、x-ハイトが大きくアセンダーディセンダーが短いため、全体的に黒みが強くコロコロした印象がある。可読性は良好。普段あまりこの手の書体を紹介しないのだが、最近どうもこの Cheltenham や Cooper に似たテイストの書体の発表が増えている気がする。欧米ではこの辺が流行り始めてるのかもしれない。欧文フォントの情報にずっと触れていると、結構流行り廃りみたいなのがあるんだが、日本にはまったくと言っていいほど伝播しないのがちょっと哀しい(笑)。8ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Lempicka

Lempicka

アール・デコとアール・ヌーヴォーの中間にあるようなディスプレイ。ライトウェイトのモノラインディスプレイで、ジオメトリックだが、見ての通りかなりあちこち変形してておもしろい。作者はアール・デコと言っているが、筆者の目にはモノラインながらアール・ヌーヴォー風味が強いなと感じてる。ミュシャを現代風にしたらこんな感じかな。リガチャーが大量に用意されており、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。小文字はなくスモールキャップス。オーナメント類は Ai データで同梱されている。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Chartre

Chartre

骨格はクラシックながら現代風味も加味した高級感のあるフレアセリフ。コントラストの弱いほぼモノラインに近いウェイトで、セリフは大きなウェッジ型だがほぼフレアセリフと見ていいだろう。一部ボウルなどが欠けており、ステンシル風味もあるのだが、骨格がスタンダードでエレガントな雰囲気を持つ。やや男性的かなという感じ。高級感を出したいがあまり古さを出したくない、というような時に良いと思う。小さく使ってもかすれないので、スマホで見る事が多い昨今、ロゴにもいいだろう。イタリックもあり。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

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