筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

Engria

Engria

平筆で書いたようなフレアセリフ。Albertus に似た書体で手書きレタリング感が強くオーガニックな雰囲気があり、セリフというにはかなり微妙な飾りが付いている。軽いウェイトはややコンデンス気味だが、太くなるにつれちょっと字幅が広くなる。可読性は割と良好で、長文にもまぁまぁ耐えられる。個人的にはサンセリフに分類したくもあるが、作者の意思を尊重しセリフとしておく。4ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Save the Date

Save the Date

ガーリーでかわいらしいモノラインのミクスド。スクリプト、コンデンスサンセリフ、小さな丸っこいサンセリフ、スラブセリフと4種のミクスドで、どれも細いモノラインで若干手書き感は残るものの、昨今のサードウェービーなヤツほどではなく、スッキリしてて使いやすいだろう。スクリプト以外は大文字のみ。ちなみ Save the Date とは「この日は空けといて!」という意味で、欧米では結婚式や披露宴の正式な招待状を送る前に、こう書いた日付入りのカードを送るのが一般的らしい。二度手間や…(笑)。来月はジューンブライドという事で紹介しときました。

Category(s)
Design Date
2018
Publisher

YE Benjamin

YE Benjamin

カリグラフィー用のブロードペンでデザインされたものと思しきディスプレイ。一応傾いておりスクリプトっぽくはあるが、そう呼んでいいものかどうかは大変微妙である。カリグラフィーで言うところの Foundational Hand に近い字形で、それが傾いたものと思っていただければいいだろう。Thin から Black まで5ウェイトあり、太いウェイトの処理の仕方は結構おもしろい。すべて Italic という名はついてはいるものの、アップライトはナシ。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Narin

Narin

とてもエレガントな風味があるジオメトリックサンセリフ。他の類似書体と字形にさほど違いはないが、x-ハイトが小さくアセンダーとディセンダーを大きく取っており、かつ字間をやや広めにとってあって、それが余裕を感じさせるのか、とてもエレガントな雰囲気があって非常によろしい。特にオールドスタイル数字がなんだか可愛らしい。可読性も良好で6ウェイトとファミリーも十分。これから人気が出そうな書体である。名前はトルコ語で graceful、「優雅な」という意味らしい。名に恥じない書体だと思う。ただいま88%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Elixir

Elixir

サードウェービーな5種の書体のミクスド。モノラインのスクリプト(2ウェイト)、ブラッシュスクリプト、ヘビーウェイトのサンセリフ、それに飾りの付いたもの、モノラインのスラブセリフがあり、それぞれに Print というフィルがかすれたバージョンがある。どれも手書きの要素が若干あり。名前は言わずと知れた伝説の万能薬の事。元は錬金術から生まれた言葉(概念?)のようだが、ファイナルファンタジーシリーズをはじめ、ゲームの世界ではお馴染みの薬である。ちなみに最近「エリクサー症候群」という言葉が生まれた模様。簡単に言うと「宝の持ち腐れ」「貧乏性」に近いのだが、興味のある方はググりたまえ。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Pommel

Pommel

カジュアルなブラッシュスクリプト。縦のラインがやけに強調されており、大きく上下に伸びる他、線も太くなっているのが特徴的。全体的には緊張感がなく緩めながらサードウェーブなニオイはなく、どちらかというと Paul Smith などの海外ブランドのロゴによく使われているようなテイストの書体である。グリフ数は少なく、オルタネートはまったくないが、リガチャーは30ほど用意されている。ただいま30%オフセール中で $10.5。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)

Amaretto

Amaretto

活版印刷初期の頃を思わせる、非常にクラシカルなローマン。コントラストは弱めで、手書きの雰囲気が多分に残っておりクセが強いが、可読性は意外と良好。当時はこういうゴシックの雰囲気を持ったローマンが結構あった。3ウェイトあるが、イタリックは Regular のみ。名前のアマレットは、イタリアの有名なリキュールの事。杏仁を使ったかなり甘い酒だが、名前は「少し苦いもの」という意味だそうだ。あれ苦いかな…?

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)

Neue Plak

Neue Plak

最近 Monotype が推してくるのでこちらを紹介。Futura の作者ポール・レナー Paul Renner が1928年に制作したサンセリフのデジタル版。ジオメトリックとネオグロテスクの間の子(差別用語?)のような書体で、’50~’70年代に見たようなちょっと古いテイスト、のように筆者には見える。通常版と Text とがあり、後者は名の通り本文用に特化しており、イタリックもあって6ウェイト。通常版はイタリックはなく、その代わり幅のバリエーションが6つあり、それぞれ8ウェイトとビッグファミリーとなっている。デジタル化には日本人タイプデザイナーの大曲都市さんも関わっている。ただいま半額セール中ではあるが、Monotype サブスクリプションに入っている。

Category(s)
Design Date
2018
Publisher

Amsterdam

Amsterdam

4つのバリエーションを持つシグネチャースクリプト。One から Four の4つのファミリーがあり、それぞれ字形が違うというよりはスタイルそのものが違う。One と Two の差は微妙だが、Three と Four は One/Two とはかなり異なっている。とはいえどうもひとりでデザインしたのか、なんとなく共通性はあるという感じ。それぞれアップライトと Slant があり、Four は元々傾いているが、Four Slant はそれがさらに強調されている。全部買っても $20 とお買い得。なんでアムステルダムという名なのかは不明。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Story Tales

Story Tales

童話や絵本に似合いそうな、ハンドレタリングのフレアセリフディスプレイ。ウェイトの重い書体でフレアの広がり具合が大きく、手書きのラフな感じが多分に残っているのが特徴的。可読性は意外にも良好。すべての大文字と一部の小文字には、ちょろっとしたスワッシュの付いたオルタネートがある。フィルが4種類あって、ソリッドな Regular のほか、ステム中心部に細い線の入った Inline、斜線で埋まった Lines、その線がかすれてる Rough Lines があり、その他植物的なオーナメントが字形を象る Ornaments がある。Rough Lines 以外は斜体があり。あとはキラメキだけの Stars があり、他の書体に重ね打ちする事で飾り付けられる。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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