筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

PixelSurplus

Home: page 223

必見! お薦めのタグ7選

GL Tetuan

GL Tetuan

コンデンスなディスプレイスラブセリフ。A のバーや W の中央の山が低く、可愛らしいプロポーションをしている。字種が多く、ギリシャ文字とキリル文字の他、グルジア文字も持つかなり珍しい書体である。3ウェイトあるが、なぜか S/M/L で表現されていて、L が一番太い。Cursive というイタリックが一応あるが、ちっともカーシブではなくオブリークタイプである。名前はモロッコにある世界遺産にもなった街の名前から。ただいま80%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Valentia

Valentia

一風変わったカッパープレートスクリプト。ストロークを見るとカッパープレートなのだが、字形はどっちかというとイタリック風味が強い。大文字はベースラインの下にはみ出しており、小文字を囲い込むような形をしている。大文字のオルタネートにはローマンタイプもあり。これからバレンタインに向けて、こんなスクリプトもいかがだろうか。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
Tony Seddon / Thames & Hudson / 2015年
Type Team: Perfect Typeface Combinations

149のシチュエーションに合わせた書体の組み合わせを提案した本。例えば「Mid-century Living Room」という項目では MeliorUniversForza という組み合わせを、また時事ネタを持ってくると「May the Face be With You」という項目では AcropolisMuseoAvenir という組み合わせを提案している。よく「同系書体の組み合わせは避けよう」と教科書には載っているが、サンセリフ+サンセリフとか結構あって、著者はさほど気にしてない模様。サブタイトルからなんかちょっと限定的な感じがするが、著者はあくまでも「提案」だとしているので、欧文書体の取り扱いに困っている初心者は取っ掛かりとして、そうじゃない人も参考程度に眺めてみてもいいんじゃなかろうか。新たな発見があるかもしれない。単純に書体見本としてもおもしろい。ちなみに著者のサイトはこちら

Allioideae

Allioideae

大文字と小文字のサイズに極端な差があるディスプレイサンセリフ。極細ウェイトのモノラインサンセリフで、キャップハイトがx-ハイトの5倍ぐらいあって、アセンダーもそれぐらいある。基本的な文字のプロポーションは正方形に近く、そのためかなりコロコロしてて可愛らしい。Dot という大文字にドットが3個どこかに飾りとして付いているバージョンと、Stencil というその名の通りステンシル、Stencil Dot という両方を合わせたバージョンがある。名前はヒガンバナの一種の事らしい。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Andes Rounded

Andes Rounded

コロコロした雰囲気のサンセリフ。全体的に丸っこく、ステムがベースライン付近でちょこっと曲がっており、それがなんか可愛らしい。10ウェイトとビッグファミリーで、このセットにはイタリックは含まれていないが別にあり、ほか UprightCondensed がある。Upright と Rounded の違いは角が丸くなっているかどうか。正直かなり拡大しないと判らないが(笑)、作者は Rounded の方はディスプレイと位置づけているようである。まぁでも本文で使っても問題ないと思う。Rounded はただいま30%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Averes Title Roman

Averes Title Roman

モダンローマンからセリフを取り除いたようなディスプレイサンセリフ。ステムは基本的に縦画が太く横画が細くなっている。大文字だけのディスプレイだが見ての通りかなり多くのリガチャーを持っており、おもしろい組版が楽しめる。ウェイトは3つあるが他の2つはレギュラーより細くなっており、よりエレガントになっている。高級ブランドなどに重宝するだろう。ただいま50%オフセール中。セールの表示がエレガントじゃないのが残念…。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Local Brewery

Local Brewery

「ご当地ビール醸造所」という名のモノラインスクリプトとサンセリフのデュオ。ビールに似合うよう、優雅さよりはカジュアルさ重視の雰囲気を持つ。無印を One とし、あと Two から Five まであって、One から Three までがスクリプト、Four と Five がコンデンスなサンセリフとなっている。スクリプトは Bold と2ウェイトバージョンがあり、Three と Five はステムがラフに塗りつぶされている。サンセリフは小文字がない。あと正直 One と Two の違いがよくは解らない(笑)。なんだろうな…。ただいま30%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
雪朱里+グラフィック社編集部(編) / グラフィック社 / 2015年
もじ部 書体デザイナーに聞く デザインの背景・フォント選びと使い方のコツ

雑誌『デザインのひきだし』に連載されていたタイポグラフィに関連する記事の単行本化。毎回タイポグラフィやタイプデザイナーの専門家の講師を呼び、デザイナー4、5人に講義をするという内容。欧文の専門家からは小林章さん、マシュー・カーターさん、大曲都市さんらが登壇。他にも各フォントメーカーから名だたるデザイナーの皆さんが登場。大変面白いので文字好きはぜひ。

Merlo Grotesque

Merlo Grotesque

(※Merlo Neue にリニューアルされてこのフォントは購入できなくなっている)
つい最近発表された、ジオメトリックのようなヒューマニストのようなサンセリフ。最近の書体には珍しくx-ハイトが小さめでエレガントであり、字間が広めに取られていて明るい。角が丸く落とされており、優しい印象も持っている。g に2階建てを採用している所が特徴的。全体的に非常に現代的ですごく流行りそうな書体である。Brandon Grotesque にも似てるかな。9ウェイト。ただいま90%オフセール中。買っておいて損はなし。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
ITC Avant Garde Gothic

Futura と並び非常に有名なジオメトリックサンセリフ。アメリカのグラフィックデザイナー、Herb Lubalin が1968年に Avant Garde(アバンギャルド)という雑誌を立ち上げた際に制作されたもの。元々は画像のように手描きのレタリングで非常に個性的な組み方をしていたのだが、従来のフォント技術ではこれが難しく、普通のジオメトリックとしてしか存在していなかった。近年の OpenType 化により多数のオルタネートが扱えるようになり、この組み方が再現できるようになっている。Std 版と Pro 版があり、Pro 版のリガチャーの数はハンパではない。いろいろと組版を楽しんで欲しい。コンデンスタイプもあり。5ウェイト。

 

Category(s)
Design Date
1970–7
Publisher
ITC
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design

POP
FONTS
2024