筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

Schneidler Initials

Schneidler Initials

クラシカルなローマンキャピタルディスプレイ。1936年頃にドイツで制作された古い書体で、Trajan に代表されるいわゆる碑文系タイプ。何がどうと明文化はしづらいが、ひと目見て「ああドイツ人が作ったんだろうなぁ」という感じはする。ライトウェイトでコントラストはやや弱め。A の低めのバー、M や N の肩のセリフ、中央がダブった W、小文字型の Y などが特徴。デジタル化されたのが1994年と OpenType もない頃なので、グリフ数は少なめとちょっと残念。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
1936, 1994
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Folium Versalia

Folium Versalia

繊細で美しいカリグラフィーフォント。いわゆるインシュラー Insular 風味がある書体で、そのままだと字形が通常のローマンとはだいぶ違うのだが、こちらはローマンに寄せてあって現代でも使いやすいよう大胆にアレンジされている。ウェイトもかなり軽くしてあり、繊細で優雅。アウトラインは手書きらしく結構ゆるゆるだが、それが味にもなっている。画像には大文字しかないが小文字もちゃんとあり、i と j のドットがキャンドルの炎のようなカタチをしていて、クリスマスにも良さそうである。メリークリスマス。

Category(s)
Design Date
2023
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Aires Christmas

Aires Christmas

ヒイラギをモチーフにした?ようなクリスマスディスプレイ。コントラストの強い極太モダンローマンをベースに、あちこちトゲや葉のようなオーナメントが付いた書体で、カラーフォントになっており、Illustrator のような対応アプリで打ち込むとこのように色付きで表示されるという便利なものとなっている。色は赤と緑だけでは寂しいと思ったのか、黄色を加えたことでラスタカラーになっている(笑)。作者がブエノスアイレス在住だからだろうか。メリークリスマス。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

TOTF Monogram

TOTF Monogram

ヴィクトリア朝風のモノグラムフォント。植物的な装飾が施されたモノグラム作成に特化された書体で、あらかじめ 26 × 26 = 676 種の組み合わせとそのオルタネート214種のモノグラムが入っているが、大文字に字幅の広いもの、小文字に狭いものが入っており、双方を重ねれば自分の好きなモノグラムを作れるようになっている(いや全部のパターンあるような気が?)。加えて画像のようなデコラティブなイラストのベクターデータが100種以上がオマケで付いてくるので、かなりオトク。プレゼントのラッピングや添えるカードにいかが?(遅いわ)

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Fontspring
Set Sail Studios

Solistice Nova

Solistice Nova

本日は一年で一番夜が長い冬至(winter solstice)というワケで名前が似てるこちら。アール・デコ風味のあるエレガントなサンセリフディスプレイ。ライトウェイトのゆったりしたフレアセリフ?で、O などの丸いグリフとそれ以外の字幅に大きな差があるタイプ。ややアール・ヌーヴォー寄りのアール・デコのテイストがあり、一部のストロークにあるふにょっとした曲線が特徴。画像には大文字しかないが小文字もあり。さらにはイタリックと2タイプある。

Category(s)
Design Date
2025
Designer(s)
Publisher

Snow Flow

Snow Flow

なんとも分類しづらいスクリプト?ディスプレイ。骨格としてはスクリプトっぽいがアウトラインはかっちり活字のような感じで、なんとも変わってておもしろい書体。’60年代イタリアとかの自動車や家電品などに入っていたスクリプトのようなテイストがある。b などのアセンダーにループがあったり、g や y などのディセンダーがスワッシュっぽくなっていたりする。大文字は傾斜してるがアンシャルがベースっぽい。とにかくなんか変わった書体である。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2025
Designer(s)
Publisher

Christmas Wisper

Christmas Wisper

ゴージャス感のあるモダンローマン?とサンセリフのデュオ。ローマンの方は縦線が細く横線が太いという、通常とはウェイトの付き方が逆になっているリバースコントラストスタイルで、セリフが大きくコントラストが強めで派手めながらリバースのお陰でポップに仕上がっている。サンセリフの方はさほど特徴のない(ひどい)ジオメトリック。ややアメリカンゴシックのスタイルが見られるだろうか、という感じ。実は2書体は名前が違っていて、ローマンの方は Crazyhead、サンセリフは Hubhead という名前が付いている。Crazyhead の方は3ウェイト、Hubhead は1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2025
Designer(s)
Publisher

Monologue

Monologue

ゆったりしたカーブが特徴的なカリグラフィーイタリック。イタリックとは言ったがカウンターがかなり大きくストロークがカールしがちで、同じくカリグラフィー書体のロンドとのハイブリッドのような感じである。雰囲気はフェミニンというかガーリーに近い。もちろんスワッシュオルタネートはふんだんに用意されており、もりもりにデコレーションする事が可能。クリスマスにもぴったりである。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2025
Designer(s)
Publisher

Floral Christmas

Floral Christmas

モダンローマンをベースに花が咲いている珍しいディスプレイ。文字に大きな花がどでんと飾られたあまり見ない書体で、こちらはカラーフォントになっており、Illustrator などの対応アプリで打てばこのように色付きで表示される。ベースのモダンローマンは正直あまりいい出来ではないが、もうそんな事はどうでもいい感じである。小文字はなく大文字のみ。まったく同じデザインの PNG 画像も付属している。花はどうもポインセチアのようだが、上下に伸びる丸い葉はなんなのか不明。ちなみに赤い花びらに見える部分は実は葉が変色したもので、花は中央部の黄色い部分だけである。またメキシコ産であり、実は寒さにも弱い(笑)。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Autography

Autography

カッコいいリアルに近いシグネチャースクリプト。傾きが強く横の流れが強調されたタイプで、グリフは見ての通り潰れ気味で可読性はなかなか酷い(笑)。ただこれこそがいわゆる「署名」のリアルに近いだろう。大文字にはオルタネートはないが、小文字にリガチャーが80種ほどあって色々バリエーションが出せる。けど日本語のローマ字綴にはあまり当てはまるリガチャーがないのが常なので日本語名にはあまり期待はできない。珍しく6つのウェイトバリエーションがあるが、一番軽い Regular と一番重い Super Bold でもほとんど違いは見いだせないほど微妙である。

ちなみに著名人がファンに書く「サイン」は英語では「オートグラフ autograph」である。「署名」は「シグネチャー signature」。じゃあ「サイン sign」とはなんぞやというと、名詞では「看板・標識」のことである。ただし動詞だと普通に「署名する」ぐらいの意味なので結構ややこしい。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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