ユニークでオシャレな変形系ディスプレイ。ライトウェイトのジオメトリックなローマンをベースに、多数の変わったオルタネートやリガチャーを持った書体である。雰囲気はオシャレでありながら気取りすぎておらず、カジュアルに使いやすい。ただかなり細いので小さく使うには向いておらず、文字主体のデザインで使う方がいいだろう。大文字のみで小文字はなし。名前はスペイン語で「太陽の海岸」という意味で、スペイン南部のリゾート地の事を指す。1ウェイト。
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優雅でかつ可愛らしいカッパープレート?スクリプト。一見クラシカルなカッパープレートのようでちょっと違う、活字イタリックとのハイブリッドのような書体でなかなかおもしろいスタイル。めずらしくxハイトが大きく、またカウンターも広めでゆったりと横幅があり、それが気取りすぎず可愛らしさを醸し出している。カッパープレートのエレガントさはちゃんと保っているので、招待状などにも使えると思う。やや傾きが強い Italic と2スタイルで2ウェイト。
本日はメシエ・カタログで有名なフランスの天文学者シャルル・メシエ Charles Messier の誕生日(1730)という事でこちら。「賑やかな星雲」という名のディスプレイ。ベースはモダンローマンで、見ての通りオルタネートにグニョっと変形したグリフを持っている。が、それほど多くはなく、リガチャーもたったの2つという寂しい書体である(笑)。雰囲気はやっぱりフェミニン。1ウェイト。
ソフトでヴィンテージ感のあるフォントデュオ。コンデンスで太いウェイトのサンセリフとレタリングスクリプトのデュオで、どちらもアウトラインがややフリーハンドっぽいニュアンスがあって柔らかい。全体的な雰囲気はアメリカンヴィンテージで、スクリプトにちょっとしたスワッシュオルタネートやリガチャーがあるものの、さほどの派手さはなく大人しくてかわいらしい。双方とも1ウェイトのみ。
久々に紹介するクラッシーな変形ディスプレイローマン。通常この手の書体は背の高いプロポーションをしているが、こちらは幅広でやや正方形に近く、気取りすぎていないのが特徴。デフォルトでは結構スタンダードなグリフをしているが、オルタネートやリガチャーには見ての通りちょっと変わったものが多い。雰囲気はやっぱりフェミニン。画像には大文字しかないが小文字もあるのでご安心を。1ウェイトのみ。
ものすごくテキトーな(失礼)ブラッシュハンドライテンデュオ。太い丸筆でちょちょいと書いたような書体で、テキトーなサンセリフの Sans とテキトーなスクリプトの Script の2種のデュオとなっている。双方ともナマイキにも(失礼)ちょっとしたリガチャーを備えていて、ある程度文字組のバリエーションが楽しめる。Sans の方は大文字のみ。
本日は沖縄では『慰霊の日』。世界中がキナ臭くなって第三次大戦の様相を呈して来ておりますが、南の小さな島より平和への祈りを込めて。ピース。
本日はベースボール記念日らしい。1846年のこの日、公式記録が残る一番古い野球の試合がニュージャージー州で行われたとか。ただ特に記念日として祝われてる事はなさそう(笑)。それはさておき、メジャーリーグの試合では7回に必ず Take me out to the ball game という曲が流れるのでこちら。レトロなスラブセリフディスプレイ。作者はアール・ヌーヴォー風味だと説明してるが、どちらかというとアール・デコのような…まあいいや。ともあれジオメトリックでコントラストがあり、大きなセリフが付いているのが特徴。なんとなくビデオゲームなどにも使われてそうな雰囲気の書体である。オブリークと2スタイル。大文字のみ。
エレガントなスラブセリフディスプレイ。このクラッシーな雰囲気では珍しいスラブセリフタイプで、ライトウェイトのモノラインなので見方によってはタイプライター風とも言える。セリフはかなり大きく主張が強い。150以上ものリガチャーがあり、ロゴやタイトルデザインで威力を発揮するだろう。画像には小文字はないがちゃんとあるのでご心配なく。1ウェイトのみ。
コンテンポラリーでクールなスラブセリフディスプレイ。ジオメトリックなグリフをベースにしたスラブセリフで、ストロークが合わさるところに大きな食い込みが入っているのが特徴。J のフックや V や W のベースライン上、果ては数字にもセリフが付いているのが個性的で、e のバーが斜めなのはちょっとクラシカル。全体的な雰囲気はストリートっぽく、若い人にはウケるかなという感じ。オブリークタイプのイタリックと2スタイル。
本日『和菓子の日』だそうなのでこちら。かわいらしいジオメトリックラウンドサンズディスプレイ。真円ベースのコロッとしたジオメトリックで、字として可読できるギリギリまで単純化されており、大変シンプル。ストロークの端は丸くなっているいわゆる丸ゴシックである。大文字のグリフはあるが小文字とほぼ同じ大きさで、実質ユニケースとなっている。画像は一番細い Light で、3ウェイトあって太い方は割と太いので、ロゴとしても使えるだろう。