筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

PixelSurplus

Home: page 242

必見! お薦めのタグ7選

bill corporate narrow

bill corporate narrow

ザ・ジオメトリックとも呼べるサンセリフ。Futura と同じような幾何学的なサンセリフで、非常にモダンで洗練された印象で超カッコイイ。元の bill corporate よりは字幅が若干細めにデザインされている。A の字幅がかなり広いのと、M の縦のステムが垂直なのが Futura との主な違いだろうか。あとアセンダーやディセンダーも若干低め。Hairline から Super(Heavy相当)まで細かくウェイトがあるが、Hairline よりもさらに細いものが Two、Four、Six、Eight と4種あり、Two などはもう普通のサイズではほとんど視認できない(笑)。相当大きく使う必要があるだろう。残念ながらイタリックはなし。
作者に名を連ね、書体名にもなっている Max Bill はドイツ・バウハウス出身の非常に多彩な芸術家で、建築、プロダクト、グラフィックと多方面で才能を発揮した。ミッドセンチュリーのインテリアを扱うショップでは、Bill のプロダクトを扱っている所も多い(こちらなど)。Typography, Advertising, Book Design という著書も著している。この書体はただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Blend

Blend

またまた出ました手書き風味のマルチスタイルファミリー。主たる書体はコンデンスなフレアセリフで、それのオープンフェイス(Inline)とその塗りつぶし部分のみ(Fill)があり、小文字のないオールキャップス版(Caps)はリガチャーが豊富。Caps には小さなダイヤ型の飾りのついた Western と名付けられたものがひとつと、あと躍動感のあるブラッシュスクリプトが1種。ほか、このテの書体には必ず付いてるオーナメントやアイコン類があり、名前の通りカフェに適したものが多くある。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
ピーター・ドーソン / ビー・エヌ・エヌ新社 / 2015年
街で出会った欧文書体実例集 – The Field Guide to Typography

タイトル通り、街や生活雑貨などで見かける欧文書体をその実例とともに解説した本。書体の解説は1つの見開きに1つで、短くて読みやすい。紹介している書体の数は約120。ディスプレイ書体にはあまり見慣れないものも多いが、概ねスタンダードな書体がチョイスされている。実例の写真も美しく、本そのもののデザインもすばらしい。判型はA5版ヨコとコンパクト。欧文書体好きには超オススメの書。

Totemic

Totemic

カリグラフィーペンでむりくり(笑)書いたようなローマン。一見普通のローマンに見えるが、よくよく見ると輪郭がうにうにしており、ラフにレタリングしたような形をしている。骨格は割とスタンダード。作者の Jim Rimmer が初めて制作した書体らしい。1ウェイトでイタリックもないのだが、名前の通りトーテムポールのオーナメントが付属していて、1~3段でバラバラになっており、好きなように縦に積んで組めるようになっている。字種は Pro 仕様。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Jotia

Jotia

ややカクカクした印象のセミセリフ。いやセミサンズか? まぁいいやどっちでも。とにかく中途半端にセリフが付いた書体である。セリフは太く、ほとんどスラブセリフとさえ思えるほど。字形もなんとなくコリッとしているが、カウンターは広めで読みやすい。字種も多くリガチャーや数字の種類も豊富で本文用として文句…はある。なんと、残念ながらイタリックがない。できれば追加して欲しいな。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)

Gillray Pro

Gillray Pro

古き良き時代をホウフツとさせるカッパープレートスクリプト。最近のカリグラフィーベースのスクリプトではなく、活字にデザインされた風のスクリプト。活字の制限ゆえに派手なスワッシュなどはないが、統制のとれた均質な行儀良さがあり、社交用としては最適だと思う。小文字の t が古い字形で、おそらく初めて見るという人も多いだろう(サンプルイメージの最下行、cartoonist を参照)。こういう t もあると覚えておくとモテるぞ(ウソ)。2ウェイト。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher
RMU

Frygia

Frygia

超楕円がベースのややジオメトリックなサンセリフ。超楕円(陸上競技場のトラック型的な)というか、それよりもやや膨らみがある感じだが、その形をベースにしてデザインされたっぽい。なのでカウンターは広めで、字間も広めで明るく読みやすい書体である。a と g には1階建てと2階建てが選択できる。ウェイトも10もあってファミリー展開が豊富。ただいま85%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

GL Benicassim

GL Benicassim

コンデンスなオールキャップスのディスプレイ。半分だけセリフが付いたスラブセリフでちょっとクセがあるが、字形が割と素直なのでそんなに目にうるさくなく、結構使えると思う。オブリークもあり、それぞれ2ウェイト。セリフがまったくないサンセリフ版もあるが、先に書いたように字形が当たり前の形をしているのでつまらなくなる(笑)。半セリフ版を使う方がいいだろう。キリル文字もサポートしている。名前はスペイン・バレンシア地方のリゾート地の事らしい。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Vexilla

Vexilla

碑文系のディスプレイフレアセリフ。Optima よりも手書き感が強く、大文字だけだがリガチャーが大変豊富でおもしろい組版が可能。Mac に付属していた Papyrus に似てなくもない。名前はダンテの神曲・地獄編から取ったとかなんとか…ちなみに神曲は「しんきょく」と読みます。「かみきょく」ではないからね悪しからず。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Despeinada

Despeinada

アップライトのブラッシュスクリプト。全然傾いてないスクリプトで、筆運びもなんだか東洋の習字っぽい感じがする。こういうのはたいてい女性が好きそうな感じのファンシーなものが多いが、こちらはなんだか無骨で結構珍しいテイストじゃないかと思う。オルタネートもあるけど字形がちょっと違うぐらいで、派手なスワッシュは皆無。代わりにリガチャーが結構ある。名前はスペイン語で「櫛でといてない」「ぼさぼさの」とかいう意味だそうな。まぁそんな感じ。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design

POP
FONTS
2024