ガーリーなアップライトカッパープレート。ご多分に漏れずオルタネートやリガチャーが非常に豊富。フチがガタガタしてるノーマルと、綺麗に整えた Smooth と2タイプがあり、それぞれのタイプのオーナメントもある。ラフな方には単語や短文がひとつのグリフに入った Words というバージョンもあり。この書体は書体そのものより、サンプルイメージをご覧頂きたい。絵本のような美しいイラストがふんだんに使われたサンプルが多数見られるので、ぜひ MyFonts の方へ。ただいま35%オフセール中。
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皆様GWいかがお過ごしでしょうか。休日は極端にアクセスが減るこのブログだが、アフィリエイトのためにせっせと更新してみる(やらしいな)。オープンフェイスのローマンディスプレイ。Caslon 風オールドスタイルローマンの王道といった感じで、エレガントでありながら威風堂々としている。本文用の Adoriane Text のファミリーなので、組み合わせて使うといいだろう。ただいま30%オフセール中。
かわいらしいアップライトブラッシュスクリプト。ややコンデンス気味だがx-ハイトがかなり大きく、可読性は良好。Regular と Bold、2ウェイトあって一応イタリックもあるが、ほとんど傾いてない(なぜ作った…)。同じ作者による Mishka とあんまり変わらないが(笑)、それよりはラインがスムーズでオルタネートも多いとの事。
今日は30日、という事で30という名の書体を紹介。ゴシサイズドローマンというゴシック(ブラックレター)とローマンのハイブリッド書体である。結構珍しく見えるが、実は活版印刷が普及しだした頃からこのテの書体はすでにあったりする。Goudy がデザインしたものの諸事情によりお蔵入りになったらしく、本人が亡くなって6年した後の1953年にリリースされたそうな。30 (thirty) というのは新聞業界用語で「物語の終わり」を意味するとか(ホントか?)。いくつかの字はオルタネートがある。Pro 版は P22 のサイトでしか購入できない。注意。
手書きっぽいヒューマニストサンセリフ。昔オランダにあったエンスヘデ活字鋳造所の Roman No.6 という書体にインスパイアされたものとのこと。ステムの中心部がやや絞られてて端が丸く、優しい雰囲気を持つ。Palatino Sans に似た雰囲気を持つデザインである。3ウェイトあり、Regular のみイタリックがある。
今だから正直に言うが、小林さんが Palatino Sans を発表した時、あまり見たこと無いデザインで、「…んー、売れるかなぁ…」と思ったのだが(汗)、今見ると全然おかしくない。むしろ積極的に使いたいぐらいである。やっぱ先見性というのがあるんですな一流の人達には…お見逸れしました。
Optimaっぽくステムの中心部が絞られたサンセリフ。Optimaよりはやや幅広で、R や E などに見られるように字形にあまり緊張感がなく(笑)、いい意味で若干ラフである。3ウェイトのみでイタリックもなし。…今日はこのへんで勘弁してくれ。疲れた…。
図太いモダンローマンディスプレイ。多分にカリグラフィーのテイストが組み込まれており、セリフがカーブのしなやかなティアドロップになっている部分が多い。ハデなスワッシュも付いたオルタネートも多数ある。ウェイトに 12、36、72 とあるが、これは太い部分ではなくヘアラインの太さで、しかも数字が大きい方が細い。この数字は多分文字のサイズで、それぞれのポイント数ぐらいの大きさで適した細さになるという事だと思う。サンプルイメージのように彫刻風のテイストを持つ Engraved がある他、短い単語にオーナメントが付いた Words とオーナメントがあり。
アラビア文字風スクリプト。見ての通りアラビア文字とラテン文字(いわゆるアルファベット)のハイブリッド書体である。初めて目にする人も多いかもしれないが、このタイプの書体はそこそこ存在する。アラビア文字は、欧米の人たちにとっては漢字などよりはずっと身近だと思われる。日本ではアラビア文字を読める人は非常に少ないが、中東系のレストランを出す時など、これを使えば雰囲気を出しつつ日本人でも読める看板を作れると思うので重宝するだろう。One と Two があるが、字形のバリエーションの違いであって、ウェイトではない。
オーナメントが大変豊富なディスプレイスラブセリフ。手書き感のある拙い感じのするスラブセリフで、E や M などにアール・ヌーヴォー調のスタイルが見られる。それもそのはず、元の書体は1912年にデザインされたものだそうである。スモールキャップの他、ぐにゃぐにゃのスワッシュオルタネートがある。ウェイトは1つでイタリックもないが、その代わりに充実しているのがオーナメント。イニシャルやボーダー、アイコンなどがあるが、それらが独特なテイストで、何となく東南アジアかポリネシア風味があって非常に個性的でおもしろい。ちょっと使いこなすのが難しいと思うが、筆者は結構好き。
様々なスタイルの書体を手書きしたマルチスタイルファミリー。以前紹介した Adorn よりもさらにラフで、ほとんどラクガキ(笑)。サンセリフ、モダンローマン、モノラインスクリプト、モノスペース(タイプライター)およびオープンフェイスが揃っている。スクリプトにはロープをのたくらせたようなスタイルもあり。あとラクガキアイコンも。ホントに二本指で書いたんかな…。