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Tag: #all caps

Violina

Violina

本日『ヴァイオリンの日』だそうな。1880年に深川の三味線職人・松永定次郎が、初めて国産ヴァイオリンを作ったとか。というワケでその名を持つ書体を紹介。優雅(?)な名前とは裏腹に、ぶっといモノラインに、半円状の変わったセリフを持つスラブセリフディスプレイ。基本的にはややジオメトリックなアップライトで小文字はなく、大文字グリフにはスワッシュの付いたオルタネートが割り当てられている。フィルがソリッドな Clean と ラフな Rough があり、両方でスワッシュの形が違う。

Category(s)
Design Date
2015
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Publisher

Antiga

Antiga

背が高くレトロでアール・デコ風味のあるフレアセリフディスプレイ。基本コンデンスでコントラストがやや強めな字形だが、ボウルのあるものに関しては大胆に正円近いプロポーションになっており、それが適度に文字列に余白を生んでアクセントになっている。大文字のみではあるが、リガチャーが100コほど用意されており、おもしろい文字組が楽しめる。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

TT Berlinerins

TT Berlinerins

なんかベルリンの壁の壊し残し?が見つかったとのニュースが本日流れたのでこちら。ベルリンの名を持つサンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフの方はコンデンスなボールドウェイトで、角が丸く落とされたややソフトな印象のディスプレイで小文字はなし。スクリプトは対象的に、細めのラフなブラッシュスクリプト。筆のカスレも再現されている。もちろんスワッシュオルタネート付き。ちなみに沖縄の宮古島にあるうえのドイツ文化村には、ドイツから贈られた、ガチで本物のベルリンの壁が2枚ある。興味ある方はドウゾ。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Fleur

Fleur

ラグジュアリー感あふれるフランス風味のディスプレイ。基本は背の高いコンデンスなモダンローマンで、それにぐにょぐにょのスワッシュが派手に付いたオルタネートが、約物を除くほぼすべての字にある。ただし小文字はなくスモールキャップス。リガチャーも70種ほど。3ウェイトあり、それとは別にインラインが1つある。デザインは、パリにあるオペラ座(ガルニエ宮)で見た書体にインスパイアされた、とある。以前に紹介した Mussica に似てはいるが、こちらの方がよりラグジュアリー感は強いかな、という感じ。名前はフランス語で「花」。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Pitchfork

Pitchfork

本日『幽霊の日』らしいのでこんなのを。フチがラフでプロポーションもややガタついているディスプレイローマン。ホラー映画や小説などのタイトルにぴったりである。大型書店の洋書ペーパーバックのコーナーへ行けば、こんな雰囲気のカバーが結構ゴロゴロ見つかる。製作年が古いせいか、残念ながら字種も少なく、イタリックやウェイトバリエーションもないどころか、小文字もない。なかなか哀しい。名前のピッチフォークとは、欧米の農家でよく見かける、ワラをすくったりするバカでかいフォークの事。なぜか悪魔がよく持っている。

Category(s)
Design Date
1995
Designer(s)
Publisher

Rollfast

Rollfast

ちょっと変わったアール・デコ調のディスプレイ。ややジオメトリックなプロポーションの字形に、ステムの太い所がインラインというか二重線というかそのようになっている。細いモノラインのスラブセリフに、ステムだけ二重線にしたと言った方がいいかもしれない。ストロークがスパッと裁ち落とされた Regular と丸くなった Rounded、それぞれの二重線を塗りつぶした Black / Black Rounded の計4種。大文字のみでイタリックもなし。ややレトロ感もあるので、そういったレストランやバーなどによく似合うだろう。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Rothe

Rothe

ヴィンテージ感あふれるデコラティブなディスプレイ。ヴィクトリア朝の頃に流行ったようなスタイルで、太めのセリフドゴシックに、いくつかの字にはスワッシュオルタネートがある。小文字はなくスモールキャップスだが、字幅にさほど変化がなく、従って大文字部分には細長いグリフが、小文字には正方形に近いプロポーションのグリフが割り当てられている。植物的なオーナメントもあり。フィルがソリッドなものとアウトラインのみのものの2種。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Lovelyn

Lovelyn

スワッシュが特徴的なローマンディスプレイ。アメリカ20世紀初頭風味のあるコントラストの弱めな硬い感じのするローマンに、ぐにょぐにょんとしたスワッシュオルタネートが付いている。このスワッシュがまたあんまりこなれた感がなくちょっとぎこちないが(笑)、それがまた何とも味になっている。小文字はなくスモールキャップスだが、スワッシュは1文字につき2~5種類ほどある。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Ana

Ana

19世紀ヴィクトリア朝のイニシャル。植物的なオーナメントが施された非常にデコラティブな書体で、そのままでも使えることはもちろん、パーツ毎にも分かれており、色分けして重ね打ちすることで彩色することが可能になっている。これで文を組もうとする人はいないとは思うが(笑)、一応言っておくと1文字のみでの使用が想定されている。ドロップキャップスやロゴ、カードやTシャツに1文字だけ、とかに使用できるだろう。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
The Whiskey Font Collection

本日はマッサンことニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の誕生日(1894)。てなワケでこちらを紹介。ヴィンテージ感あふれるミクスドディスプレイ。太めなセリフドゴシックの Barley(大麦)と、コンデンスなサンセリフの Wheat(小麦)の2種。それぞれフィルがラフな Aged と、フチがラフな Rough がある。どちらにも小文字はなく大文字のみ。実はスコッチを e なしの whisky、アメリカ産やアイリッシュを whiskey と綴り、スコットランドで学んだマッサンのためには whisky の方を紹介すべきだったのだが、2015年に紹介済みだった(笑)。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
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