本日『財布(312)の日』らしいのでこちら。ブラッシュタイプのシグネチャースクリプト。やや太め、コントラスト弱め、アップライト、ややバウンシー、大文字小文字の差は小さめ、という特徴の書体で、ストロークはそんなに勢いはなくちょい緩めでゆったりしている。雰囲気的にはややガーリーかなという感じである。1ウェイト。
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本日はバービー Barbie 人形の誕生日らしい(1959)。なので名前が似てるこの書体を紹介。かなりガーリーでファンシーなモダンスクリプト。アップライトでコントラスト強めでバウンシーと、結構暴れてる書体である。スワッシュオルタネートがあり、その先には小さなハートが付いている。また、スワッシュが字の下に伸びてリボンの形になったものが全小文字にある。変わってるのが大文字に帯が付いた Monogram というのがあり、イメージのように大きく使って中に文字を打つようになっている。1ウェイト。
本日『みつばちの日』らしいのでこちら。ゆるゆるのかわいらしいモダンスクリプト。アップライトでコントラストは強いが、ベースラインはさほどバウンドしていない。イメージにはハチがぷい~んと飛んでるが、実はこれもオーナメントではなくスワッシュとしてグリフに入っている。リレーションがない大文字だけのセットも付属。1ウェイト。
カジュアルなシグネチャースクリプト。硬めの筆ペンで書いたような筆致のスクリプトで、細めながらきちんとコントラストがある。わりとバウンシーでダイナミックなタイプで、名前とはなんかちょっと違う気がするが、全体の雰囲気はエレガント。大文字にオルタネートはないが、小文字にリガチャーが結構ある。本日は桃の節句ということで PeachCreme の「フェミニスト」を紹介してみた。
本日『猫の日』ということでこちら。やたら縦に長いモダンスクリプト。大文字や l, t など一部の文字がかなり縦に長く、そのため全体にコンデンスに見えるが、その他の小文字はアセンダーがやや長めなぐらいでさほど奇抜でもないので、まあ読みやすい。ストロークのコントラストはやや強めで、並びはバウンシーなものになっている。kitten とは「子猫」という意味で、品評会などでは9ヶ月未満と定義されてるそうな。なので little kittens だと意味が二重になる気がするが気にしないように(笑)。1ウェイト。
本日は『タッチ』の作者、あだち充の誕生日(1951)。まさかの70才にびっくりだけど(笑)、とりあえず書体を紹介。ぼったりしたモダンスクリプトと手書きサンセリフのミクスド。スクリプトはアップライトでコントラストが強く、またバウンシー加減もなかなか強い。普通のものと、スワッシュの先にドロップの付いた Drop の2種がある。サンセリフは丸みの強いタイプと、ベーシックなグリフの Petite の2種がある。サンセリフの方は6ウェイトずつあり。ちょっとクセが強くて使いづらい書体かもしれない。
柔らかい印象のモダンスクリプト。アップライトのブラッシュスクリプトで、ややバウンシーながらそんなに暴れてる印象はなく、フェミニンなタイプである。スワッシュは小文字の母音にのみターミナルタイプがあるぐらいで、ほぼ皆無。リガチャーも同じ文字の並びにあるぐらいでそんなにない。そういう意味でちょっとバリエーションを出しにくいが、その分安くて使いやすいだろう。ただいま50%オフセール中。
奇をてらったところがない、正統派のフラクトゥール(Fraktur: ドイツでよく用いられていたブラックレターの一種)。15世紀ドイツのカリグラファー、Johann Neudörffer(ぜひリンク先をご覧あれ)と Leonhard Wagner の書体を参考にしたとある。大変真面目な感じのするフォントで、すごくかっちりしていてカッコいい。スワッシュオルタネートはあるが、それでさえ遊んでいる感じは薄く、作者はマジメなんだろうなぁと思う(笑)。普通にカリグラフィーの手本になる素晴らしい出来。1ウェイト。
やや男性的なカッコいいシグネチャースクリプト。ストロークはコントラストが弱く細めだが、勢いがあって力強い。ベースラインもさほど暴れておらず、それが整然としていて知的さを感じる。ただループがやや大きめで、それが雰囲気を多少和らげている感じがする。スワッシュオルタネートはないが、リガチャーがいくつかあるようだ。名前は英国の地名に同名があるが、それだろうか。1ウェイト。
本日はエルビス・プレスリー Elvis Presley の誕生日(1935)。なのでこちらを紹介。ラフなカリグラフィックスクリプト。プレスリーとリンカーン(どういう繋がりだ)の筆致を元にデザインしたとのこと。ストロークは明らかにブロードペンで書かれており、カリグラフィー風味が加味されているものの、元が普段の手書きなので、優雅さはない。大文字に装飾的なオルタネートが、小文字には行頭と行末用にスワッシュが伸びたオルタネートがある。名前のトゥペロとはアメリカのミシシッピ州にある都市で、プレスリーの出身地である。1ウェイト。