なんか聞いたことあるデパートのような名前のエレガントなサンセリフディスプレイ。コントラストの強いモダンローマンからセリフが取れたようなタイプで、グリフはゆったりとして繊細で美しい。雰囲気からこれもまたリガチャーがありそうだが全然なく(笑)オルタネートも E と R にあるのみで潔い。代わりと言ってはなんだが4ウェイトあるのは珍しいかもしれない。女性向けのファッションやコスメ等に。ただいま40%オフセール中。
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またまた流行りのヤツを紹介。ローマンとカッパープレートスクリプトのコンバイン書体。ローマンの方は繊細かつ幾何学的で、システマチックな感じがするが、対象的にスクリプトは見ての通りくるくる回ってスワッシュも優雅である。オルタネートやリガチャーは皆無なのが潔い。発表が約2年前と結構前で、今のブームとは関係ないっぽい。先見の明があったという事だろうか。小文字はなく1ウェイトのみ。
本日『シルクロードの日』らしいのでこちら。エレガントなローマンディスプレイとラフなスクリプトのデュオ。ローマンの方は大文字のみで、ほぼほぼスタンダードなグリフだが、一部ちょこっと色気を出して(笑)変形している。リガチャーが30種ほど。スクリプトの方はスピード感のある結構ラフなタイプで、ローマンとはちょっとテイストが違うような気がする。こちらもリガチャーが結構あるが、スワッシュオルタネートはなし。それぞれ1ウェイトのみ。
デコラティブでフェミニンなディスプレイローマン。19世紀イタリアやフランスのディスプレイカードにインスパイアされたとあり、その通りヴィンテージ風味あふれる素敵な書体となっている。コントラストの弱いややポテっとしたローマンをベースに、装飾的なスワッシュオルタネートやリガチャーがふんだんに用意され、個性的な文字組が楽しめるようになっている。文字とは繋がっていない、大きなフローリッシュもあり。時代がちょっとズレてるが、ここらへんからアール・ヌーヴォーに繋がっているのではないかと思う。イタリックと2スタイル、それぞれ1ウェイトのみ。
繊細でモダンなサンセリフディスプレイ。全体的に細身ながらコントラストのあるサンセリフで、一部スッとしたスワッシュのような処理が施されている。大文字よりもカーブの多い小文字におもしろいものが多く、g のイヤーがくるっと回ってるところなどがユニークである。大変エレガントで美しい。イタリックと2スタイル。
本日4年に一度の『にんにくの日』らしいのでこちら。「クリームにんにく」というちょっと気持ち悪い(笑)名前のエレガントなディスプレイ。ヘアラインが繊細なコントラストの強いモダンローマンで、オルタネートに見ての通り糸がのたくったようなグリフがある。最近流行の変形ディスプレイの一種と見ていいだろう。全体的にはやはりフェミニンな雰囲気が漂っているので、その辺りの用途にどうぞ。大文字のみで1ウェイトのみ。
シックながらかわいらしさもあるローマンディスプレイ。基本はコントラストが強めなオールドスタイルローマンで、見ての通りちょっと変わったプロポーションのグリフをしており、エレガントな雰囲気を持ちつつかわいらしさも兼ね備えているおもしろい書体。デフォルトではこんなグリフだが、実はオルタネートにスタンダードなものも入っている。とはいえ、やっぱりデフォルトを使った方がいいだろう。ファミリーには Alternate と Extended があるが、こちらは異体字切り替え機能のないアプリのためのもので、それがあれば使う必要はない。イタリックもあって3ウェイトあり、Regular には字幅の狭い Condensed もあり。
やっぱり流行ってるっぽい、ローマンとカッパープレートスクリプトのコンバイン書体。繊細でややコンデンスなローマンとカッパープレートスクリプトのコンビで、変わってるのがスクリプト+ローマンのリガチャーがある所。これは今回初めて見た。ほか、ローマン+ローマンのリガチャーと、スクリプトおよびローマンそれぞれにオルタネートがある。イタリックと2種あるが、傾いてるのはローマンのみ。スクリプトは双方とも傾きの角度は同じかな。大文字のみで1ウェイト。
ラグジュアリー感あふれるモダンローマンディスプレイ。ヘアラインの細いディスプレイ用途向きのモダンローマンで、イタリックはスタンダードなグリフの他、カッパープレートスクリプトのようなオルタネートがあるのが特徴的。キリル文字もサポートしている他、字幅が5種もあってそれぞれに9ウェイトずつで計90種というかなりのビッグファミリーであり、これだけのクオリティでありながら、パックでなんと $29 という格安書体である。Didot に飽きたら十分選択肢として検討していいだろう。
最近ちょっと流行り始めているカッパープレートスクリプトとローマンのコンバイン書体。これはいわゆる2書体のデュオではなく、ひとつのフォントに2種のグリフが収められているタイプである。また分類名を考えなくてはいけなくて、ちょっと頭が痛い(笑)。この書体の場合は本来大文字が割り当てられるコードの部分にスクリプトの大文字、小文字のコードの部分にローマンの大文字が入っているようだ(という訳で小文字はない)。使う場合はどちらかをメインにし、もう一方をアクセントとしてちょこちょこ使うといいだろう。双方同量だとちょっとゴチャゴチャして魅力が半減すると思う。1ウェイトのみ。