繊細でエレガントなローマンディスプレイ。ライトウェイトのモダンローマンで、大文字のプロポーションがやや正方形に近いのが特徴。エレメントがちょこちょこ変わっているが、そこまで大きく変形はしていない。大文字にはおもしろいリガチャーが15種ほど。傾斜した Slanted と2種あって、それぞれ1ウェイトずつ。
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シンプルな太めのサンセリフディスプレイ。作者は「セミ・ジオメトリック」と名付けており、確かにジオメトリックとネオグロテスクの中間のような書体である。g に2階建てを採用している以外は特にこれといった特徴はないが、組まれた時になんだかちゃんとしていてすごくスッキリ目に入ってくる優秀な書体である。それだけに1ウェイトしかないのが残念。今後のファミリー展開に期待する。
切れ味鋭いモダンローマンディスプレイ。コントラストが非常に強く、ヘアラインがかすれそうに細いモダンローマンで、セリフも鋭く尖ってスパイキー。もし実物があったらヘタに触ると手が切れそうな書体である。特にオルタネートやリガチャーがないどころかイタリックもなく、大変潔い。その代わりウェイトが8つもある。
本日『ミニの日』らしいのでそんな名前の書体を紹介。シンプルミニマルなジオメトリックサンセリフ。a が2階建て、g のフックが短い、S や R が頭でっかち、4 が十手のようなグリフをしているなどの特徴がある。a, d, u にはベースラインにちょこっとした尻尾が付いたオルタネートがあるところが変わってる。オブリークタイプのイタリックがあって3ウェイト。
ソフトな印象のジオメトリックディスプレイ。基本的に幾何学的で、角の R が大きく取られているのが特徴。そのおかげでシャープさがとれ、全体的に近代的ながら柔らかい印象に仕上がっている。いくつかの大文字には一部が欠けたグリフのオルタネートがあり、リガチャーも少し。これらを駆使すれば、退屈ではないロゴがデザインできるだろう。IT系のスタートアップによく似合いそうな書体である。名前はいわゆる「からくり人形」のこと。イタリックはなく6ウェイト。
繊細でエレガントなディスプレイローマン。最近流行りの変形系かと思いきや、一部ちょっと変わったグリフはあるものの、そんなにクセは強くなく許容範囲である(誰の)。スワッシュオルタネートやリガチャーが多めにあるのはお約束である。めずらしいのはオブリークタイプだがイタリックがあるところ。それぞれ1ウェイトのみ。
オサレなモダンローマンとシグネーチャースクリプトのデュオ。モダンローマンの方はブラケットがあるが、グリフとコントラストを見るにモダンローマンと分類して間違いないだろう。f にはティアドロップがなく、シュッとフィニアルになってるのが特徴。3ウェイトあり、Regular のみイタリックがあるが、イタリックというよりオブリークである。ほかアウトラインタイプも付属。スクリプトの方はわずかにコントラストがあるものの、ほぼモノラインに見える。グリフはゆったりゆるゆるで、ほとんど崩れておらず大変読みやすい。傾きはなくアップライト。スワッシュはないが、リガチャーが多少。こちらは2ウェイト。ただいま50%オフセール中。
ものすごいコンデンスなモダンローマンディスプレイ。見ての通りかなり細身の書体で、コントラストも強めの書体である。ちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートやおもしろいリガチャーがそこそこ用意されているので、文字組みのバリエーションが楽しめる。1ウェイトのみ。ただいま35%オフセール中。
繊細でフェミニンなディスプレイローマン。ライトウェイトのモダンローマンで、見ての通り一部ちょっとだけ緩やかに変形している。かなり細いスワッシュの付いたオルタネートがあり、大文字小文字ともにそのスワッシュを利用したリガチャーがある。グリフ数は200ちょいぐらいしかないが、メジャーな言語を組むには十分だろう。その分2,000円程度とお安め。1ウェイトのみ。