Archive: June 2021

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またまた奇っ怪な書体を紹介。ハイコントラストな変形モダンローマンディスプレイ。一見フレアセリフに見えるほどセリフが細いのが特徴で、一部の文字がかなり変わったグリフをしている。やっぱりおもしろいリガチャーも豊富にある。ロマン主義の頃の雰囲気を持たせてあり、名前もナポレオンの生年にしたとある。なるほど当時の雰囲気のような感じはする(なんとなく)。しかしやっぱり分類名に悩むな…これこそグロテスクなんだけど、もう別に使われてしまってるしな…。

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Design Date
2021
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LazyFox

本日は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリ Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry の誕生日(1900)にちなみ、キツネの名を持つ書体を紹介(なんでかは本を読んでくれ)。「のろまなキツネ」の名を持つゆるゆる手書き書体。英語の有名なパングラムでは「素早い茶色のキツネ」だが、恐らくそれにかけたネーミングだろう。とにかくヘッタクソなレタリングである(笑)。もちろんそれを狙ってデザインされており、かわいらしいではある。大文字は結構スタンダードにウェイトづけがされているが、小文字は太い細いがもう見事にバラッバラなので、小文字中心の方がおもしろいと思う。1ウェイト。

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2015
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Gegor

またまた奇っ怪な書体を紹介。見ての通りモダンローマンをベースに、ユニークなグリフを持った書体である。イタリックはないがリガチャーが多数あって、多彩な文字組みが楽しめるようになっている。ウェイトが13もある他、一番重い Black ベースにアウトラインを取った Outline がある。
どうもこの辺の書体を分類するうまい表現が見つからないが、この作者は Experimental(実験的)と表現している。ただ大体どれもモダンローマンがベースになっているんだが、それをどう表現したもんかなと思案する日々である。ちなみに欧文書体を誰がどう分類したか、デ・ヴィネやアップダイクなどの著名人や、ライノタイプなどのファウンダリー等の25例をまとめた 25 Systems for Classifying Typography (2013) という論文がある。興味があれば読んでみて欲しい。

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Design Date
2021
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Barcelona Historia

本日はかのサグラダ・ファミリアの設計者アントニオ・ガウディAntonio Gaudí y Cornet の誕生日(1852)。というわけでバルセロナの名を持つ書体を紹介。モダンスクリプトとモダンローマンのデュオ。スクリプトの方はサイズにバラつきがありベースラインもバウンシーで暴れているが、ループが丸く大きく、それほど乱暴な感じは見られない。傾きはアップライトと傾いた Italic の2種。ローマンの方は字幅が広くカウンターも大きめでちょっとコロッとしていてやや可愛らしい。どちらも1ウェイト。

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2020
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Wilde Rosa

昨日に引き続き、変わったディスプレイを紹介する。ステキなスクリプトを多数発売しているファウンダリーがこちらにも手を出してきた。基本は軽めでカウンターの広いモダンローマンで、見ての通り一部のグリフが非常に変わっている。よくよく見るとブラケットも片方かしかないのもおもしろい。もしこの方面でフォントあるいはレタリングしようと思う人は、この手のフォントを多数見て参考にしてほしい。日本人はラテン文字を常用してる訳ではないので、どうも「その字に見えない」ような変形をしてしまう事がちょいちょいある。「ネイティブはこの崩し方はしないな」というロゴを見かけることが結構あるので注意してほしい。

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2021
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granola

変わったグリフのディスプレイ。全体のコントラストが強めで、セリフはないがややフレア気味。とにかくグリフが変わっており、特に大文字は個性的な形をしている。最近こういったモダンで変わったグリフのラグジュアリー感のある書体の新作が続々と登場している。一種の流行りかもしれない。こういうのもまとめて note で発表してみようか。分類名をどうしようかちょっと悩むけど(笑)。ちょっとクセが強いので定着するかどうかは微妙だが、筆者は結構好みである。

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2021
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Aeonian

明日13:00で終わりの MyFonts サマーセールよりラスト。おもしろいオルタネートが揃ったジオメトリックサンセリフ。ベースは読みやすいモダンなジオメトリックだが、見ての通りスワッシュオルタネートを多数持っている変わった書体である。大文字にはリガチャーというかキャッチワードが30種ほどあるのもおもしろい。また、ギリシャ文字やキリル文字もサポートされている。6ウェイト。ただいま60%オフセール中。

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2020
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Artigo

本日も終了間近の MyFonts サマーセールより。古くて新しい?オールドスタイルローマン。骨格は割とスタンダードだが、コントラストが弱めで、かつアウトラインがあまり整っておらず結構ゴタゴタしており、活版印刷黎明期にあったゴシック風味を持ったローマン(ゴシサイズドローマン)の感じが若干あるかなというおもしろい書体である。可読性は意外と良好で、本文サイズならゴタつきもほとんど気にならない。6ウェイト。これに手書き風味を強めた Artigo Display という書体もある。ただいま50%オフセール中。

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2020
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Aqum Two

かわいらしいジオメトリックなラウンドサンズ(丸ゴシック)。基本は太めのコロッとした丸ゴシックで、スタンダードな Bold(これしかウェイトがない)、スモールキャップスの Small Caps と、小文字はないがスワッシュオルタネートがある Curl があり、小文字が入っていない Classic はフリーでダウンロード可能になっている。作者はロシア人らしく、そのためかキリル文字もサポートされている。

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2021
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Sebastian Bobby

本日も MyFonts サマーセールより。男性的でラフなシグネチャースクリプト。ボールペンで書いたような細いモノラインで、崩れがやや大きく若干読みづらいが、ギリギリ可読性は確保されている。ノーマルと Alt の2種があり、テイストは一緒だがグリフはまったく違うものになっている。リガチャーは78種あるが、これはノーマルと alt で共通のようだ。傾きが普通のものと、さらに傾きが強い Slanted の2種がある。ただいま50%オフで1000円以下。

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2019
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