ヴィンテージ感満載のミクスドディスプレイ。ウェッジセリフの付いた太めのセリフドゴシック、それの細いウェイトで幅が狭くなった Condensed、幅広のスラブセリフの Expanded、モノラインのカジュアルな Script の4種がセットになった書体で、全体の雰囲気は見ての通りレトロというかヴィンテージというかそんな感じである。イラストアイコンの入った Dingbats もあるが、こちらを見るとどうもアメリカのバイカーギャングのテイストが強い。ガイコツの手が数字を表してるものがあるのがかなり変わってる。ま、あまりその辺には囚われずに使いこなしていただければと思う。
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威風堂々としたサンセリフディスプレイ。古代ギリシャ時代の碑文をモチーフにした書体で、ローマンキャピタルに通ずるものがあるが、こちらはセリフがないせいか、より素朴な雰囲気も持っている。ストロークはほぼモノラインだがややフレアセリフ気味で、全体的にプロポーションがやや幅広。雰囲気がホントに筆者好みで、何に使うか分からないがすごく欲しい(そんな書体をいくつ持ってるやら…)。当然ながらギリシャ文字もサポートしている。小文字はなくスモールキャップス。8ウェイトあって、バリアブルタイプも別にある。ただいま50%オフセール中。
綺麗なスペンサリアンカッパープレート。いまどき珍しい正統派の真面目なスクリプトで、大変クラシカルで美しい。オルタネートもかなり豊富で総グリフ数は1200もあるので、誰でも達人風の文字組みが楽しめる。大文字には丸く花のオーナメントで囲ったイニシャルもあり。さらに珍しく、モノラインのスクリプトと、手書き風のセリフとサンセリフもファミリーにある。
本日は『白の日』だそうなのでこちら。ラフなシグネチャースクリプト。ストロークがかなり上下に振れているダイナミックなタイプで、グリフはおおむねコンデンスながらさほど崩れていなくて読みやすい。大文字にオルタネートはないが、小文字すべてにターミナルレターのオルタネートがあり、リガチャーも少々。700円程度とかなりお安め。1ウェイト。
カジュアルなハンドリッテン。普通の人の手書き文字っぽい書体で、2種のスタイルがあり、リレーションがない Regular と、リレーションがあってよりスクリプトっぽい Stylistic がある。ストロークは筆ペンっぽく、かすれも表現されている。オルタネートもリガチャーも全然ないが、その分安い。
…名前って多分「いただきます」だよねこれ。「ませ」になってるし改行位置も変(いただき・ますの方がいい)だけど、かわいいからいっか。
本日は現英国王エリザベス2世 Elizabeth Alexandra Mary Windsor の誕生日(1926)。なんと94才である。いやいやお元気で…。というワケで同名の書体を紹介。大変エレガントなディスプレイローマン。1938年に制作された活字書体のデジタル版で、作者の Elizabeth Friedländer はカリグラファーでもあったようで、そのエッセンスが取り入れられている。アップライトは軽いウェイトで縦のステムがテーパードになっており、腰も高く背の高い印象があって優雅である。イタリックはちゃんと活字でありながらカリグラフィックになっている。大文字にはスワッシュオルタネートもあり。ディスプレイではあるが大きく使わず、招待状などで小さく使う方がエレガントだろう。1ウェイト。
華やかでクラシカルな正統派カッパープレートスクリプト。Universal Penman という18世紀頃に出版されたカッパープレートに関する本を数冊まとめた本があって、カリグラファーの間ではつとに有名なのだが、この本のスタイルを踏襲したフォントだとの事。George Bickham をはじめとする当時の天才たちの技をふんだんに取り入れたスクリプトで、非常におしゃれでデコラティブ。オルタネートやリガチャーはそれぞれ100を超え、オーナメントも250ほどあるとの事。そのほか、Mr. などのよく用いられる略字や単語をひとまとめにしたグリフなどもある。1ウェイト。
ちょっとブームに乗り遅れた感はあるがこちら。見るだけで目が埼玉になってしまうスクリプト。最近よくあるシグネチャータイプで、短い筆ペンで書いたようなストロークでデザインされており、ほんのり抑揚がある。字形はそこまでダイナミックでも崩れてもおらず、素直な形をしている。その辺りが都会に憧れながらも都会人になれない埼玉人を表していると言えよう。1ウェイトのみでオルタネートもなく、1,000円もしない所がやっぱり埼玉である。もし目が埼玉になったらその辺の草でも食っておけ!
ヴィンテージ感のあるセリフドゴシックディスプレイ。太めのウェイトで、基本は直線的でありながら、部分的に植物的なニュアンスのあるふにょっとした曲線で構成されているのが特徴的。スワッシュオルタネートも多数用意されており、そのスワッシュもストロークと同じ太さのものと、抑揚の付いたものがある。それとリガチャーが20種ほど。大文字のみだが傾斜した Slanted バージョンもあり。名前は調べたがあちこちの国にこの名前が地名としてある。元の英国領に散らばってるので、どうも英国由来の名前らしい。意味は不明。ゲール語か…?
かわいらしいカッパープレートスクリプトのミクスド。手書きゆるゆるのサンセリフとスラブセリフがファミリーにあるのだが、本体?のスクリプトは今流行りのモダンスクリプトというわけでもなく、やや緩めで大文字はデコラティブながらも、ほぼかっちりしたカッパープレートスクリプトである。こういう組み合わせもなかなか珍しい。スクリプトは2ウェイト、サンセリフとスラブセリフはアップライトとイタリックの2種があり、あとはキャッチワードとフローリッシュが入ったオーナメントフォントがひとつ。名前はそのままペチュニアの花の事。