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Integra

Integra

ユニークなグリフをしたフレアセリフ。D や E などのベースライン上の直角部分が大きなカーブになっていたり、全体的にちょっとアンバランスでレトロなグリフをしていたりとなかなか特徴的なフレアセリフで、意外なことに15世紀イタリアや18世紀英国の碑文などにインスパイアされたとある。とはいえ仕上がりは現代的で、そういったクラシカルな雰囲気は微塵もない(笑)。均質な雰囲気があるので、デジタルと愛称がいいと思う。イタリックもあって3ウェイト。カッコインテグラ!(古っ)

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Design Date
2019
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Espiritu

Espiritu

ヴィンテージ感満載のミクスドディスプレイ。ウェッジセリフの付いた太めのセリフドゴシック、それの細いウェイトで幅が狭くなった Condensed、幅広のスラブセリフの Expanded、モノラインのカジュアルな Script の4種がセットになった書体で、全体の雰囲気は見ての通りレトロというかヴィンテージというかそんな感じである。イラストアイコンの入った Dingbats もあるが、こちらを見るとどうもアメリカのバイカーギャングのテイストが強い。ガイコツの手が数字を表してるものがあるのがかなり変わってる。ま、あまりその辺には囚われずに使いこなしていただければと思う。

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Design Date
2021
Publisher

Axios Pro

Axios Pro

ジオメトリックながらクラシカルな雰囲気を持つサンセリフ。Futura など20世紀初頭のジオメトリックをベースに、ルネッサンス期の書体の風味を持たせたとある。グリフを見てみるとなるほどなかなかクラシカルでスモールキャップスやオールドスタイル数字などがあり、しかも可読性も大変良好で長文にも耐えうるだろう。スワッシュを持ったオルタネートや多数のリガチャーもあり、ディスプレイやロゴ用途にも大変優秀。非常に使い勝手の良い書体だろう。イタリックもあって10ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。ただいま65%オフセール中。

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Design Date
2022
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Miss Lankfort

Miss Lankfort

かわいらしいアール・デコ風味の半スクリプト。Charles Blumelein という人が1930年頃のニューヨークでコツコツと200種類ほどのスクリプトをデザインしていたそうで、そのひとつをフォント化したものだそうである。この頃はこういうスクリプトと通常のタイプフェイスの中間のような書体がよく作られており、それを筆者は勝手に「半スクリプト」と呼んでいる(というか今作った)。通常は水平のバーが右肩上がりで、全体的にも右上がりのグリフとなっている他、M や N はアーチが大きくなっていたりと、あちこちユニークな処理が施されている。雰囲気はレトロでかわいらしく、ロゴなどに使うとおもしろいだろう。Adobe Fonts にはこのファウンダリーが復刻した Blumelein の書体が多数あるので、使ってみてはいかがだろうか。1ウェイトのみ。

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Design Date
2009
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Mosaic

Mosaic

ヒューマニストとジオメトリックのスーパーファミリーサンセリフ。両方のスタイルのサンセリフが同じファミリーというのは結構めずらしい。ヒューマニストとはいえかなりジオメトリック寄りかなという感じで、双方とも読みやすく現代的でスッキリしている。イタリックもあるが、そちらは共通で使用するようで1種類しかない。ロゴ・本文両方イケる万能な書体だろう。すべて10ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。

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Design Date
2023
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Grappa

Grappa

クラシカルとモダンが同居したディスプレイローマン。ブラケットの大きなやや角ばった印象のモダンローマンをベースに、ちょっとだけ変わったグリフのオルタネートを持っている。変化の仕方がカリグラフィックというかクラシックというかそういう雰囲気があり、なかなかゴージャス。19世紀から20世紀にかけて活躍したアメリカのタイプデザイナー、Morris Fuller Benton が1917年に発表した Invitation という書体を元にした、とある。ノーマルと Two の2種があるが、違いがよく…デフォルトのグリフが違うのかな? まあご自身で調べてほしい(笑)。ちなみにグラッパとはイタリア産のブランデーの事。9ウェイトある他、バリアブルもあり。

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Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Rondana

Rondana

ちょっとレトロなジオメトリックサンセリフディスプレイ。基本はジオメトリックではあるが所々に手が加えられ、完全な定規やコンパスのラインではなくなっており、ちょっと手のぬくもりが感じられるかわいらしい書体となっている。a がちょっと丸すぎるが、それ以外は可読性は結構良好。イタリックはストロークの最初や最後にちょっとした打ち込みが見られる。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2019
Publisher

Frigga

Frigga

クラシカルな本文用トランジショナルローマン。「バロックダッチ+北欧スタイル」と説明にはあり、やや幅が狭く字幅が揃い気味な大文字とギリっとしたセリフがなんとなくオランダ風味かなという感じがする。字種が1000以上あり、スモールキャップスやオールドスタイル数字はもちろんのこと、ちょっとしたスワッシュやクラシカルなリガチャーも多く、何より通貨記号の種類がすごい。丸数字もあって、イタリックのものはちゃんと楕円で傾いてる(笑)。10ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。名前は北欧神話の愛と豊穣の女神のことだそう。

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Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Antipol Variable

Antipol Variable

リバースコントラストのディスプレイサンセリフ。リバースコントラストとは通常とは太細の付き方が逆になってる、つまり縦線が細く横線が太くなっている書体のことをいう(ていうかさっきそういう呼び方を知った)。基本的にジオメトリックで、バリアブルになっており、ストロークの太さや字幅を(限度はあるけど)自由に設定して使用できる。新しいようでなんだかロシア・アバンギャルドというか東欧レトロな香りがするなと思ったら、作者はオーストリア人の模様。バリアブルなので1書体1万円程度とお高め。イタリックと2種。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Dilemma

Dilemma

100年は経ってないけど50年ぐらい前かな? というような雰囲気のレトロな書体。20世紀初頭のフランスの書体を参考にしたとある。全体的な骨格は角を大きく丸くした長方形をベースにしてるかな、という感じで、その辺がレトロ風味を醸し出してるのだろう。Serif と Sans Serif の2種があり、Serif の方はコントラストが強くセリフは小さくフレア気味。サンセリフは逆にコントラストがほとんどなくモノラインである。双方とも3種の幅があり、レギュラーの他は極端にコンデンスな CD とやや幅広の XP がある。3種とも7ウェイトずつある他、バリアブルタイプもある。

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Design Date
2020
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