某世界的ヒットホラーゲームにそっくりな名前のディスプレイ。基本はただのオールドスタイルローマンだが、あちこち変形しガタガタと不揃いになっている。ま、欧米で子供向けホラーというとこういう書体が定番である。大文字のみだがリガチャーがいくつかあり、また別にスクリプトで “with” や “of” といった頻出する単語を組んだ Catchword という書体もファミリーにある。加えてジャック・オー・ランタンや魔女、墓石などのベクターイラストと、ポスターの完成品データが付属している。すぐに使える便利なパックである。
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繊細なスクリプトローマンのコンバインとサンセリフのデュオ。ローマンの方はライトウェイトでコンデンスタイプ。腰が高く優雅である。小文字がなくスモールキャップスだが、オルタネート(多分)にカッパープレートスクリプトの大文字が入っていて、アクセントとして使えるようになっている。大文字には個性的なリガチャーが大量に入っており、かなりバリエーション豊か。これとは別に細めのジオメトリックサンセリフもファミリーに入っていて、こちらは小文字もあってリガチャーも多少ある。うまく使うにはコツがいるだろうが、非常に美しい書体。
またまたハロウィン向けを見つけたのでご紹介。「地獄の狼」(笑)とかいう名の、コンデンスでバウンシーなディスプレイローマン。大文字のみで、ステムは高さが揃わずウェストが絞られ、セリフも弓なりになっており、やや刺々しく鋭い感じになっている。ホラーというよりはオバケ(要するに子供向け)にぴったりだろう。フィルはソリッドなものとアウトラインのみの2種。サンプルにあるようなイラストも .ai と .eps で付いてくる。しかし Creative Market はインドネシア人ばっかりだな…。