本日『カナダ・メープルの日』だそうなのでこちら。ちょっと前にリバイバルしたレトロなボタっとしたソフトセリフ。20世紀前半頃に誕生したスタイルで、代表格は Cooper Black だろうか。こちらは現代的に進化しており、ちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートがある。数年前になぜかちょっとだけ流行り、いくつか新作が出たのだが、製作年を見ると結構出遅れたなという印象(笑)。1ウェイトのみ。
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本日は現時点で人類最速のスプリンター、ウサイン・ボルト Usain St. Leo Bolt の誕生日(1986)。なのでボルトっぽい名前(笑)の書体を紹介。ヴィンテージ感あふれるセリフドゴシックとスクリプトのデュオ。Serif の方はほぼモノラインの太めのウェイトで小さなセリフが付いており、スクリプトはアメリカンテイストのブラッシュレタリングタイプ。他、キャッチワードやちょっとしたオーナメントが入った Extra がある。フィルはソリッドなものとラフな Print の2種。Serif、Script 共に3ウェイトずつ。
シンプルで可読性の良いジオメトリックサンセリフ。xハイトがかなり大きく、ジオメトリックでありながら文字として無理のないグリフをしており、大変読みやすい。t のベースライン上のターミナルが大きくカーブしたり、G のチン(あご)がクロスバーとスパーがちゃんとある古典的な形をしてたりと、可読性に配慮していることがうかがえる。名前はフィンランド南部の島からとったそうな。イタリックもあって8ウェイトあり、バリアブルタイプも別にある。ただいま60%オフセール中。
本日は『オレンジデー』らしいのでこちら。去年か一昨年にちょっとリバイバルブームがあったトロなソフトセリフディスプレイ。ぼったりしたxハイトの大きなソフトセリフに、現代的なスワッシュオルタネートを加えたものである。e にはバーが水平なものと傾斜したものがあって、好みによって使い分けられる。ちなみに傾斜したものの方がよりレトロ。日用する食料品のパッケージとかにいいかも。1ウェイト。ちなみに以前このテの書体を note にまとめたので、興味のある方はそちらをどうぞ。
本日は国際ビールデー International Beer Day らしいのでこちら。レトロアメリカンテイスト満載なレタリングスクリプト。ぼったりした筆感たっぷりなレタリングで、オルタネートとリガチャーがかなりあって、総グリフ数は1200を超えており、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。ウェイトも5つとこのテとしては多いだろう。ちなみに日本のビールのCMは「ごくっごくっぷは~うまい!しかねぇのかよワンパターンだな」とよく揶揄されるが、結局のところ消費者がそれを一番好んでるのでああなってるらしい。他のバリエーションを見たければ我々自身が価値観をアップデートするしかないのだろう…。
ゴージャス感のあるディスプレイモダンローマン。オプティカルになっていて、コントラストの強さに S, M, L の3種があり、S が一番が弱く L が一番強い。L は小さく使うとヘアラインがすっ飛んでしまうが、S なら雰囲気を保ったまま可読性も確保できるようになっている。xハイトが結構大きめで、そのため優雅さはないが、高級感は確保されているように思う。スパイキーなセリフが特徴的。名前はフランス語でグラン・クリュと読み、「(ワインの)特急畑」という意味である。SMLそれぞれ6ウェイトずつ。ただいま60%オフセール中。
ややヴィンテージ風味がありながらスッキリまとまっているミクスドファミリー。コントラストの強い太めのモダンローマン、太めのセリフドゴシック、ライトウェイトのモノラインスクリプトの3種があり、どれもなんだか 50’s のような古い雰囲気のあるスタイルだが、アウトラインがスッキリしているせいか、あんまり野暮ったさはなく現代的にまとまっている。名前のボードウォークとは、観光地などにあるような木材で作られた遊歩道のこと。なるほどそんな場所にある店舗のサインなどに似合いそうである。どのフォントも2ウェイトずつ。
本日も #Fontacular より。ディスプレイ用途はもちろん長文にも耐えうるモダンローマン。x-ハイトが大きくカウンターも広めで、あまり優雅さは感じないが、その分読みやすい書体。ノーマルと Display に分かれ、Display は細いステムがヘアラインと化し、よりコントラストが強くなっている。ノーマルの方は Semilight 以下はかなりコントラストが弱めで、普通に長文を組んでも目がチカチカせず問題ないだろう。ノーマル・Display 双方ともイタリックもあって8ウェイトずつ。ただいま60%オフセール中。
ラグジュアリー感のあるコントラストの強いサンセリフディスプレイ。基本的にはライトウェイトでゆったりしたプロポーションのサンセリフで、E や F、L などの横のバーがややフレア気味になっているのが特徴的。スワッシュというほどのものでもないスワッシュが付いたオルタネートとリガチャーがちょこっと。大文字のみでイタリックはなし。コスメとかに似合いそう。ちなみに同名のファッション雑誌とは関係ない。4ウェイト。
本日『生姜の日』らしい。金沢の香辛料の神を祀る波自加彌神社ではこの日に生姜を配るそうな。結構なんぢゃそらという気もするが、そんなことはさておきこちら。ちょっとアメリカン風味のあるブラッシュスクリプト。太めの丸筆で書いたような(実際は多分レタリング)アップライトのスクリプトで、コントラストが強めでぼったりしているが、コンデンスなのでぼったり感がやや薄まってるかな、という感じ。字形は崩れておらず大変読みやすいと思う。右から左へのストロークのアンダーラインが別フォントであり、それを行末から繋げることでよりアメリカン風味が増すだろう。3ウェイト。