本日はシュールレアリスムの画家ルネ・マグリット René François Ghislain Magritte の誕生日(1898)。というワケで同名の書体を紹介。コントラストの強いうにょっとしたディスプレイ。見ての通り植物的なニュアンスを持った耽美的な書体で、シュールレアリストをうたっているが、雰囲気的にはアール・ヌーヴォー風味も感じる。そのまま組むだけでかなりクセが強いが(笑)、リガチャーも多少あってワンパターンにならないよう配慮されている。ギリシャ文字もサポート。作者はカリグラファーとしても有名な方。1ウェイトのみ。
Category: Display
ユニークなコントラストの強いローマンディスプレイ。非常にコントラストが強いヘヴィウェイトの書体で、グリフは小さくキュッととしていてかつ変わったものが多くおもしろい。大文字には小さなスワッシュの付いたオルタネートがある。1ウェイト。ただいま50%オフセール中。
エレガンス感あふれるモダンローマンディスプレイ。基本はスタンダードな骨格のコントラストの強いモダンローマンで、ストロークがクロスするところやセリフの部分でくっと切れ込みが入ったような処理がなされていて、普通よりも目を引くアクセントになっている。派手なオルタネートやリガチャーはないが、小文字にクラシカルなリガチャーが少しある。「モクテル」とは最近できた造語でノンアルコールのカクテルのことを指し、それのスペルは mocktail で最後の e が付かないが、多分それをもじってると思う。1ウェイトのみ。
繊細でレトロ感のあるディスプレイ。ライトウェイトのモノラインサンセリフで、見ての通りグリフがいびつでかわいらしい。アール・デコの風味もあるだろうか。大文字の大半に幅の違うオルタネートがあり、好みによって使い分けられる。作例のようにランダムに字幅を変えるとおもしろいだろう。この手は小文字がなかったりするがこちらはちゃんと用意されている。1ウェイトのみ。
最近じゃ珍しい超ビッグファミリー。ゆったりしたフェミニンなグリフに小さなセリフが付いたエレガントなディスプレイローマンで、イタリックがあってウェイトバリエーションが6種類あるのは特に普通だが、それに加えて6種類もの幅があり、かつフィルにラフなものとアウトラインだけのものがあって合計116ものスタイルのビッグファミリーとなっている。オマケにブラッシュスクリプトが付いてるが、これが1種類(なんでや)。こういうバリエーション展開は本文用ならあるが、ディスプレイでは珍しい。これだけあって $44 はかなり安いのでは。
コンデンスでエレガントなディスプレイローマン。かなり幅の細いローマンでウェイトバリエーションが多く、細い方はオールドスタイルっぽいが、太い方はコントラストが強くなりモダンローマンの雰囲気が出てくるという不思議な書体である。全体的には品が良くエレガントなので、高級感の演出や女性向けに良いだろう。広告やロゴ向け。イタリックもあって8ウェイト。
大変品があって美しい碑文系ディスプレイローマン。20世紀アメリカのブックデザイナー・カリグラファーの Oscar Ogg 的な解釈でデザインしたとの事。セリフが小さめでブラケットが大きいので、一見フレアセリフにも見えるのが特徴的。小文字もあって、xハイトが小さくややコンデンス気味。アップライトでも2度傾いており、ほんのり前のめりである。いくつかの字にはオルタネートがあり、RG にのみリガチャーがある(どこで使うん)。カリグラフィックなイタリックがあってそれぞれ1ウェイトのみ。
本日『灯台記念日』らしいのでこちら。ヴィンテージ感のあるスラブセリフディスプレイ。アウトラインがややラフで角が丸くなっており、さらにフィルもラフなものとなっている。スワッシュオルタネートがいくつかあって、ちょっとしたアクセントになるだろう。大文字のみで小文字はなし。4ウェイト。
本日は第26代アメリカ大統領、セオドア・ルーズベルト Theodore Roosevelt の誕生日(1858)にちなみ『テディベアズ・デー』らしいのでこちら。ふわふわもこもこのディスプレイ。アウトラインのラフな太めのラウンドゴシックで、フィルもラフでかすれている。ま、子供向けのあれこれにどうぞ。1ウェイト。
レトロヴィンテージ感のあるミクスドファミリー。様々なスタイルのセリフ、サンセリフ、スクリプトがごたっと入ったごちゃまぜファミリーで、全体的な雰囲気はヴィンテージ。ただありがちな手書き感やラフなフィルがなく、すっきりスムーズなタイプである。よくフィットするオーナメント類も揃っているので、これだけでロゴが完結できる。プレゼンテーション画像を参考に作ってみてほしい。ただいま30%オフセール中。