ヴィクトリア朝風味のあるクラシカルなディスプレイ。角が大きく丸くなった太めのコンデンスな書体で、セリフがタスカン(魚尾風)になっている。一部には組んだ時にセリフがぶつからないように大人しくなったオルタネートがあるのが珍しい(通常はより派手にする)。ちょっとだけリガチャーもあり。フィルに2種類あり、ソリッドなものと線が入った Inline がある。作例は大文字だけだがちゃんと小文字もあるのでご安心を。
Category: Display
ラグジュアリーな雰囲気漂う繊細なモダンローマンディスプレイ。一見最近流行の変形系かと思いきや、実はそんなことはない。ただ、普通は存在しないヘアラインがあちこちに付いていてアクセントになっている。グリフがちょっと違うオルタネートと、リガチャーが30弱ある。キリル文字もサポート。1ウェイト。
3種の書体がファミリーになったクラシカルなディスプレイミクスド。Roman、Nouveau、Script の3種があり、Roman はコントラストが強く、コンデンスでステムがくびれており、Nouveau はロンバルディック・キャピタルに似たアール・ヌーヴォー風、Script は名前の通りスクリプトで、細めのカリグラフィーイタリックとなっている。フランスのカリグラファー、Jean Larcher (1947–2015) の作品にインスパイアされたとある。それぞれオルタネートやリガチャーが豊富で、他にキャッチワードやオーナメントも付属している。ただいま50%オフセール中。
ふにょふにょしたスワッシュオルタネートの豊富なディスプレイサンセリフ。大文字のみの太めのサンセリフで、見ての通りユニークなスワッシュとリガチャーが豊富にあり、キリル文字も含め1200超のグリフを持っていて使いごたえがある。フィルにバリエーションがあり、ソリッドな Regular の他、ドットが入った Dots、荒れた Grunge など6種類がある。ウェイトは1種類のみ。
エレガントなモダンローマンディスプレイ。最近流行りの変形系かと思いきや、変わってるのは g ぐらいで他は割りとスタンダードなグリフをしている。代わりと言ってはなんだが、リガチャーがそこそこあり。画像の上にちょこんとイラストがあるが、こういった雰囲気のアイコンが少し付属している。全体的にモロッコなどの北アフリカ風味を感じるが、作者はバリ風を意識してるらしい。まぁそうか…。イタリックと2種。
本日は『チャーリーとチョコレート工場』の作者、英国の作家ロアルド・ダール Roald Dahl の誕生日(1916)。んでチョコと相性のいいプラリネの名を持つ書体を紹介。レトロなソフトセリフとラウンドサンズのデュオ。ぼったりぬちょっとしたソフトセリフはスワッシュオルタネートやリガチャーが豊富で、総グリフ数が1200を超えるなかなかの大物。対してラウンドサンズの方はあくまで添え物のようで、オルタネートはないシンプルな構成。まぁ両方で暴れられても困るだろう。双方とも1ウェイトのみ。
クラシカルなスクリプトとローマンのデュオ。スクリプトの方はカッパープレートタイプで、控えめなスワッシュオルタネートとフローリッシュが付属。ローマンの方はコントラストの強いオールドスタイル(トランジショナルかも)で大文字のみ。個人的には全体的になんとなく権威的で英国ぽい雰囲気があるかなという印象。高級ブランド、女性だけでなく男性向けにもよく似合うだろう。名前は「議会」の意で、やっぱその辺に合うかな。それぞれ1ウェイトのみ。
本日は『世界占いの日』らしいのでこちら。繊細でデコラティブなディスプレイローマン。ライトウェイトのモダンローマンのあちこちに月や星をモチーフにした装飾の付いた書体で、飾りが多めに付いたオルタネートと、個性的なリガチャーが多数ある。大文字のみでスモールキャップス。同人誌やライトノベルのタイトルに似合いそうだけど、欧文だけじゃダメかな…。1ウェイト。
アール・デコ風味のあるディスプレイ。全体的にコンデンスで、ウェストの位置が上だったり下だったりでこの辺がアール・デコっぽい雰囲気を醸し出している。コントラストが強くウェッジ型のセリフの付いた Haut-Monde と、ほぼモノラインでごく小さなセリフが付いた Demimonde の2種類がある。双方ともキリル文字をサポート。それぞれ1ウェイトのみ。
かわいらしいサンセリフディスプレイ。基本はジオメトリックなライトウェイトのモノラインで、ちょっと変わったグリフとスワッシュオルタネートが特徴的。ちょっと細めなので大きく使った方がいいが、ロゴは小さく使うことが多いので、もうちょっと太いとロゴにも使えてありがたいなという感じがする。1ウェイト。